二世帯住宅でリビングを広くするアイデア7つ
二世帯住宅でリビングを広くするためにはどんなアイデアがあるか、
というお話をします。
前回
「二世帯住宅のリビングが狭い問題。今と将来、どっちが大切?」
記事を書きました。
ざっくり結論を書くと
ライフステージによって違う
リビングが広いとお客さんを呼びやすい
将来のことを考えると、リビングを広くするのが一概には良いとは言えない
リビングが重要な期間よりも、個室が重要な期間の方が長い(かもしれない)
って感じです。
個人の部屋の方が重要かもしれんね。って思いは強くなりましたが、
それは主観なので、
「リビングが広い方が良いに決まってるっ!」
って方も多いと思います。
今回は前回の記事に関連して、
二世帯住宅でリビングを広く使うにはどんな方法があるかご紹介します。
▼stand.fmでAI音声配信をしています。
記事を読む時間がないかたは、ぜひご活用ください。
とりあえず
家自体大きくする(暴論)
リビングは何畳くらいが希望か、逆算して部屋数を考える
個人の部屋を狭くする
風呂を1階と共用にする
廊下なし、階段からすぐにリビング
外階段を付ける(室内の階段スペースの節約)
天井を高くする
こんなところです。
あまり主観を交えず、メリット、デメリットを比較できるところはしっかりとしていきます。
1.家をでかくする(土地がでかい+資金に余裕がある)
無理やりやっちゃうパターン。
資金や土地に余裕がないとできません。
メリット
リビングを広く使える
個室の数、広さ共に確保
風呂も諦めない
デメリット
お金がかかる
現実的ではないですが、これができれば解決は早いです。
2.リビングの畳数から逆算してほかを決める
「リビングは絶対30畳!」
みたいな思いもあると思います。
先にリビングの広さを決めれば、リビング重視の方は満足いく結果を得られるはず。
その中で諦めないといけないことは必ず出てきます。
でも一旦リビングの広さは固定しちゃいましょう。
理想を言ってみて、現実的かどうかはプロが考えてくれます。
3.個人の部屋を狭めにする
個人の部屋は最悪4.5畳でも生きていけます。
6畳でも狭いので、たぶんめっちゃ狭いですがやりようはあります。
メリット
リビングの広さを確保できる
2階にもお風呂設置できるはず
デメリット
ベッドと机を置いたらスペースはなくなる
収納が厳しい
子どもが大きくなったときに文句を言われそう
子ども部屋を4.5畳にした場合の対策
ロフトをつける
ロフトベッドをつける
机を収納できるようにする
壁に収納棚をつける
◾️ロフト(備え付け)
子どもなら絶対にテンションが上がると思います。
備え付けにしてもらえば将来的にお金はかさみません。
(1畳あたり5〜10万みたいです)
◾️ロフトベッド(収納重視)
収納庫がついているタイプです。4.5畳の場合収納で悩むと思うのでアリではないでしょうか。
机のスペースを確保する必要があります。
◾️デスク付きシステムロフトベッド
ロフト+デスク
隙間に収納可能
めっちゃかっこいい。自分もこういうスペース欲しいです。
ロフトベッドに共通することは、
シングルサイズで将来ちょっと不安って感じですね。
◾️デスクは壁につけちゃえ
自分でDIYしたデスクです。
椅子は40cmくらいで低めのコンパクトタイプに。
子ども部屋だけじゃなく、自室がない方にもおすすめ。
寝室にこういうスペースを作ると結構快適です。
壁掛けデスクは少し重たいので、耐荷重には注意が必要です。
▼下地がない場所にはボードアンカー
◾️ 収納は壁で
衣類やちょっとした小物ならウォールシェルフがおすすめです。
片付いていれば見栄えも良いですし、狭くてもおしゃれに見えるはず。
◾️大人の場合
夫婦の寝室はベッド2つになるので厳しいですが、
大人でも仕事部屋ならギリいける
デスク
資料の収納棚
リモートワークできる仕事はPCがメインですよね。
4.5畳でも全然たりるはず。
4.お風呂を共用!
お風呂を共用にするには覚悟が必要です。
リビングを広くするために、お風呂を共用にすべきかどうか。
本気で考えないと、あとで後悔する可能性は高いです。
メリット
リビングの広さを確保できる
個室も広く使える
デメリット
毎日1階に下りる必要がある
お風呂は一番時間がかかるので混む
幼少期は子どもと一緒に入るのでプライバシー関連できつい
(裸で動き回ることもあるよね)
お風呂、洗面所、脱衣所で最低でも6〜8畳はあります。
知人宅は、風呂を共用。。
でも、洗面台だけはつけています。
人数が増えるぶんだけ朝の混雑も予想されますよね。
風呂をなくしたとしても、洗面台だけでもつけた方が幸せです。
少しでもイライラする要因は少なく!
毎朝下で準備をするってなったら…大変すぎ!
全く1mmもおすすめしませんが、一つの案として知っておくのも良いかなと思います。
5.階段からすぐにリビング
階段を上った先にすぐリビングがどーん。
っていう間取りなら、リビング広々と使えます。
知人宅で言えば、2階部分ほぼリビングです。
◾️ 廊下なしリビングから直で個人の部屋
リビングを中心に、廊下を作らずに引き戸で全ての個室を繋げる感じ。
廊下がないことでかなりのスペースを確保できます。
メリット
リビングがドーンはやっぱりかっこいい
お客さんも呼びやすい
リビングでくつろげる
インテリアへのこだわりも楽しめる
デメリット(子どもから見て)
子どもが大きくなったときに不満が出る
出かけるときに常にバレる
家に帰りたくない
6. 外階段を付ける(室内の階段スペースの節約)
中に階段がなければスペースを確保できます。
昔のアパートみたいな外階段スタイル。
メリット
スペースを確保しやすい
2階に玄関があるので1階の人と顔を合わせない
デメリット
費用がかさむ
外観から一発で二世帯とわかる
7.天井を高くする
実用スペースではなく広く感じる、見せる工夫です。
15cm〜20cm高くすると結構広く感じるそうです。
メリット
部屋が広く感じる
開放的
気分が良い
明るくなる
デメリット
費用がかさむ
空調が効きづらくなる
窓が大きくなるため暑くなる
音が響きやすくなる
まとめ
今回は二世帯住宅でリビングを広く使うためのアイデアをご紹介しました。
家自体大きくする(暴論)
リビングは何畳くらいが希望か、逆算して部屋数を考える
個人の部屋を狭くする
風呂を1階と共用にする
廊下なし、階段からすぐにリビング
外階段を付ける(室内の階段スペースの節約)
天井を高くする
リビングを広くすることで、大人が満足するスペースを作り上げることはできます。
ただ、リビングと個室どちらが大切かは将来のことを踏まえて、しっかりと考える必要がありそうです。
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