チェルノブイリ日記 60 ~ 木の根は建物を破壊する、それらは再生できない
さよなら、スーパーマーケット
前回のあらすじ。
スーパーマーケットでレジスターの墓場を見学しました。
※ この記事は有料の設定にしていますが、全て無料で読めます。読み終わって面白かったと思われましたら投げ銭として購入の手続きを行って下されば幸いです。
※ 過去の日記はこちらから。
これはどこで撮影したのだったかな……。写真のタイムスタンプはレジスターの墓場から1分後ですのでスーパーマーケットの同じフロアだったのでしょうけども。
天井に近いところから撮影しているのも謎です。自撮り棒を使用したわけではないのですが。天井が低い部屋だったのかなぁ? そんな部屋ある?
看板の隣の窓も謎ですね。
この看板は「информация」、Google翻訳によりますと「情報」とのことです。お客さん向けというよりは従業員向けだったのでしょうかね。貼り紙をきちんと撮影しておけば良かったのですが。
進みます。靴……。
靴……! 床と同化しようとしていますね。売り物だったのかなぁ。
どこをどう歩いたんだったかな。2階から1階へ戻るところだと思うのですが。
向こうに見えるハシゴが気になりますね。ありますか? スーパーマーケットの中でハシゴを上り下りすることって。
というわけでスーパーマーケットはここまでです。
この部屋は何だったのかな……。
いよいよ例のアレへ向かう
というわけで外へ出ました。
ところでポリーシャホテルのあたりからある物を何度か目にしていましたよね。
筆が遅いのでもう覚えてらっしゃらないと思いますが
これ!
半分ほど木に隠れてしまっていますが……あの観覧車です。恐らく何千人何万人が訪れ、何千何万の写真がインターネットにアップロードされ、今更わざわざ見に行かなくても良いじゃないという気はしますけども、やっぱり間近で見たいのですよね。
というわけで……遠くはないけど近くもありませんのでちょっと歩きますよ。
歩きながら撮影した写真を載せていきますね。
のっけから何が何やら……だって木が邪魔なんだもん!
現役の頃は多少離れていても綺麗に見えていたのでしょうね。
というかこれはどういうテーマの絵なのでしょうね? 立体的に見えますので絵とは言わないのかな……よく分かりません。
ヘッドセットを装着しているようにも見えますのでもしかして原発事故の後に誰かが描いたものだったりするのでしょうか。この規模の落描きを? うーん。
こちらは原発事故の後に描かれたものなのでしょうけども、色褪せているというのか剥げているというのか、描かれてから結構な時間が経っているのでしょうかね。
自分たちの街にこのような落描きをされる日が来るとは思いもしませんでしたよね、きっと。泣きたいのはどっちだっての。
あ、もしかしてプリピャチに住んでいた人が戻って来て描いたのかな。いや、それにしたって自分の住んでいた街に落描きをするか?
ここは何を思って撮影したのかな。移動中は基本的にイケメンとガイドの後ろを歩くだけですので、遅れないようにしつつあちこちに目を配って何かあれば立ち止まらないように急いでシャッターを切るという感じだったのですよ。とりあえず撮影して後からゆっくり見ようという。
向こうに見えるのは時計かな。さすがに違うか?
何の建物だったのでしょう。時間とお金があればプリピャチに1ヶ月くらい滞在して建物を順番に見たいのですけどね。途中で嫌になるかな。
ここは何だったのかな……。
何かが生えている天井。天井から生えると言えば蛍光灯くらいしか思いつかないのですけど、ちょっと数が多過ぎやしませんかという気もします。そしてこの形は見慣れたものではありませんしね。
こういうときは日本語ガイドを雇っていれば気軽に聞けたのになぁと思います。聞いても答えを知っているのかは分かりませんけど。
この落描きは前にも載せましたかね。
この建物は何だったのかな……すみませんね何も分からないのに載せるスタイルで。
左手に見えます背かごのないハシゴが恐ろしく見えますが、これまで見て来ましたハシゴを思いますと3階分くらいの高さなら大したことないよねという気にもなってしまいます。
同じ建物と思います。
開放的になってしまった階段……。
転がる何か。
まぁ普通はこんな物をわざわざ撮影しないのでしょうけどね。
向こうには何があるのでしょう……。自転車があればパッと行って見て戻って来れるのになぁ。戻って来るのはしんどいかな、坂道ですし。
自然の力を目の当たりにする
この建物は何かな……。例によって例にもよって窓がことごとくないのも気になりますが
こんなところにも落描き……よくそこまで行こうと思いましたよね。
この頼りない階段に長居したいとは思いませんが、そこまでして落描きをするエネルギーって何なのでしょうね。
しかしそれより気になりますのは
おぉおおおお!
木が生えて成長して崩壊したんだ!
すぅげぇー。
ポリーシャホテルやエネルゲティック文化会館を散策したとき建物に木が生えて成長するとその建物を崩壊に導くのだろうという話をしましたけど決して有り得ない話ではないのですよね。
次回予告
あの観覧車!
ここから先は
¥ 100
読み終わられて「面白かった」「役に立った」「他の記事も読みたい」などなど思われましたらサポートを是非よろしくお願いします。