
チェルノブイリ日記 23 ~ チェルノブイリ産の野生のキノコは美味しいの?
倉庫は続くよ
前回のあらすじ。
よく分からない倉庫を見ました。

また新たな倉庫へ向かうガイド。兄ちゃん、まだ倉庫見なあかんの? もうええやろ……。

まぁ連れて来られたらとりあえずは見ますけど。あら大きな倉庫!
奥行きは何メートルあるのでしょうね。奥は特に何もなさそうですのでわざわざ行きません……よね。

手前には色々と物が置かれています。
※ この記事はトリップウォーカーに掲載していた「チェルノブイリ日記」を書き直したものです。有料の設定にしていますが、全て無料で読めます。読み終わって面白かったと思われましたら投げ銭として購入の手続きを行って下されば幸いです。

現役当時はどのような姿だったのでしょう。
最初からお読み下さっている方ならもうお分かりでしょうけども、あちこち訪れても思うことは毎度毎度同じなのですね。見ても何も分からないのです。

壁に文字が書かれています。機械翻訳にかけましたら「禁煙」とのこと。
この倉庫が現役だった頃は喫煙に大らかな時代ではあったように想像しますが、禁煙ということは火気厳禁の何か取り扱い注意な物を保管していたのでしょうかね。
しかし壁に直接書くんや……。目立ちにくいこのサイズなんや……。書いてあるのは見た感じここだけなんや……。
何かを見る度に謎が増えますね。

何かを保管する……タンス? 冷蔵庫? 手前のドラム缶は何? そして右手には

ホラー映画だと扉を開けたら死体が倒れかかって来るシチュエーションですよね。怖いので開けていません。廃墟にある物は極力動かしたくないというのもあります。

今回は奥まで行くことなく倉庫を出ました。また謎の何かが地面に置かれていますが……分かりません!
キャタピラの上には何がある

イケメンとガイドの後を歩きますと何かが見えて来ました。何でしょう。

キャタピラ……その上は? 車両? コンテナ? というのか、さらにその上にはワイヤー? を巻き取るドラム? が付いています。
クエスチョンマークの多さに知識の無さやボキャブラリーの無さがよく出ていますね。ごめんなさいね……。

ところどころ開いています。まぁ人が移動するための乗り物ではなさそうですよね。

キャタピラ。でけぇー。どのくらいの速度で動けるのでしょうね。

乗り降りするときはこのキャタピラを踏み台にするのですよね、恐らく。

中を覗いてみます……何が何やら。

これはどの部分の写真だったかな……。もうちょっと引いて撮影してから近付いた写真を撮れば良いのですけどね。

反対側へ回ってみます。
何やら書かれていますが……例によって全く読めません。右側のプレートの部分はこの何かが製造されたときに付けられたのでしょうけど、左側は? ここで働いていた人が書いたのでしょうかね。真ん中あたりに1974という数字が見えますが、それが意味するところは……?

キャタピラの上に乗っかっている物はどちらが前なのか……そもそも前後という概念があるのか……。

ちょっと覗いてみますよ。

お、お……。

靴や……どうして。ここで履き替えて帰ったの? 土足厳禁だからこれは上履き……とは思えませんよね。

どうしてこうなったという姿の椅子も転がっていました。どちらが前なのかと言いましたがこちらなのでしょうね。

周囲をさらに歩きますと……右側に何かが横たわっています。

んんんんん……もしかしてクレーンなのかな? 移動の出来る小さなクレーン車?
この倒れている物の先を撮影した写真が何故かないのですよ。特に惹かれることがなかったのか……。記憶にありません。
フリーダムなガイド

ガイドぉおおおぉぉお!

何やってんの、降りなさい! いや、降りようとしてるのか?
うっかり滑ったら無傷では済まないから! 見てて怖いからやめてくれる……。
相変わらずフリーダムなガイドです。

また勝手にさっさと歩いて行くー!
私をガイドするという使命を覚えていますか? ツアー料金を割り勘して一緒に来た友達とちゃうねんで。

その足蹴にしている謎の物体は何なの……。あまり良いイメージが浮かばないビジュアルですよね。埋められたり沈められたりされそうな。

私に色々と見せてくれるのがガイドの使命だと思うのですが、ガイドが見たい物を自由に見てそれを私が追い掛けているような恰好になっていませんか? どういうことなの……もうええけどさ。
重いコンダラ……思い込んだら!

ガイドのことは放っておいて私もちょっとうろうろしてみます。
何か見付けましたよー。ナニコレ? でかい台車みたいな物でしょうか。右端が円状になっていますのでそこにワイヤーを結び付けるなりフックを引っ掛けるなりして自動車で引っ張るみたいな……? よく分かりませんが何かを運ぶ物でしょう。あぁ、書けば書くほど無知さや想像力の乏しさが露呈してしまいます。

そしてその奥には……えーと、燃えて溶けました? 作りかけ? 建物だった……と思いたいビジュアルですが何がどうしてこうなったのでしょう。燃えたからってこうなるの? あ、前回見ました消防車ってここと結び付いているのでしょうか。

何かが横たわっています。

何やこれ……そしてどうしてここに。
何かを見付ける度に謎が増えていく不思議のチェルノブイリ。

横たわった円柱は重いコンダラ的な……?

私の身長が約180cmで、普通に立ってファインダーを覗いて真っ直ぐ前を撮影してこれ。なかなかに巨大なコンダラです。何なのか分かりませんので便宜上コンダラと呼びますけど。いやまぁもう登場しないでしょうけど。
美味しいチェルノブイリ

しかし私はわざわざチェルノブイリまで来て森みたいなところで何を見せられているのだろう……。廃墟となった街並みが見たくて来たはずなんですが。

ふと見上げますと……果実や。林檎? 梨? 桃? よく分かりませんが、美味しそうではありますね。
しかしここはチェルノブイリの立ち入り禁止区域。ちょっとくらい食べたからといってすぐに何がどうなることはないのでしょうけど、なんとなく抵抗はあります。いやまぁどのみち食べませんけどね。

足元にはキノコ。わりと大きくて驚きます。

また! キノコには詳しくありませんので食べられるのかどうかも分かりませんが、食べられると言われてもちょっと遠慮したいビジュアルですね……。

なんやなんや、探したわけでもないのに目に付くキノコたち。チェルノブイリ産、野生のキノコ。

さっきの実かなぁ? あまり美味しくなさそうなカラーリングになっています。
あれ、そういえばガイドは……?

いた!
迷子になったらどうすんの! 私が? ガイドが?

なんなんその湖に何があるん……そんな近付きたいん……?

私は行きませんからね!
次回予告

あつまれ どうぶつの骨。
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