東京都杉並区「阿佐ヶ谷一番街商店会」を歩いて2002年の案内図に出会う
東京都杉並区「阿佐ヶ谷一番街商店会」にやって来ました。JR中央本線阿佐ヶ谷駅の南口や阿佐谷パールセンターの北の端から東へ伸びる商店会です。
道幅は狭く、車両は通行出来るのか……分かりません。
公式サイトによりますと「阿佐ヶ谷」と「ヶ」が付くのが正式のようですが幟や看板は「阿佐谷」。まぁ表記の揺れはよくあることです。
ところで「至 阿佐谷アニメ st.」とは何ぞ……。
ちょいと調べましたところ「阿佐ヶ谷アニメストリート」なる商業施設がこの商店会を東へ抜けたところにかつて存在したようです。公式サイトを探してみますと
阿佐ヶ谷駅のある杉並区は以前からアニメ制作会社が多い都内有数の“アニメを生む街”。この阿佐ヶ谷でアニメの作り手とアニメファンであるユーザーが交流できるスポット「阿佐ヶ谷アニメストリート」が誕生しました。作る人と観る人が集える場所として新たな交流を生み、新人クリエイターの創出に繋がる場となる新しい施設です。
とのことで、2014年3月29日に開業されたものの2019年2月末に閉鎖されたそうです。閉鎖はあくまでも「定期借地契約の終了のため」とのことです。
イベントスペースやカフェ、コスプレグッズのお店など最大16店舗が入居されていたような感じですが、末期は閑散としていたという記事がちらほらと……。そしてこの商店会を訪れたのは2019年7月なんですが。
オシャレな雰囲気の街灯。2013年頃にリニューアルされたらしく、かつては
ミニアーチが建っていたようです。
民家兼商店といった風の建物も多く、昔の雰囲気を残しています。
昔の雰囲気……。「ご自由にお持ち下さい」チラシが入れられていたであろう箱はいくつか剥がれ落ち、「EVENT」の案内もありません。
2009年のストリートビューを見ますとあら綺麗……。
歩いていますと飲み屋が多い印象を受けます。良いなぁ、昔の雰囲気が残り、飲み屋が多い町。今から住もうと思えば家賃はお高いんでしょうけど。
東の端に着きました。振り返りますと何やら気になる看板が……。
商店会の案内図だ! だいぶ色褪せた雰囲気……。そして何やら絵が描かれていますね。
いくつか拡大。2002年の案内図のようです。歴史の証人でんなぁ。
そしてこの絵は……阿佐ヶ谷ゆかりの漫画家さんなのでしょうかね。4コマ漫画雑誌で見たことがあるような気はするのですがですが。
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