チェルノブイリ日記 35 ~ 倒れそうで倒れないクレーン
謎の出島から
前回のあらすじ。
巨大な何かにゲーム脳が刺激されました。
出島のようなところで趣味の写真撮影に励むガイド。
出島をよく見ますとイケメンとガイドが立っている下に空間があるようですね。
階段が設けられているように見えますね。下りても立ち上がれるほどの高さはなさそうですが……。
何のための空間なのでしょう?
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階段はこのような感じです。
さすがにちょっと下りるのは怖いかなぁ……。下りても狭いだけで何もなさそうですし、階段も手すりも私の体重で崩壊しそうな雰囲気がありますし。
ちなみに左下に写っている黒い何かは靴です。ごめんなさいね写り込んでしまって……。
というか、こんな写真があるということは私もあの出島に渡っていたのですね。記憶にございませんけど……。よく渡れたなぁ。非日常は人を大胆にするのかも知れません。
まぁでもせっかくなので謎の出島から写真を撮りましょう。
前回見ましたクレーン船ですね。横から見たら首の長い動物感が強いなぁ。
正面から見たときは不自然に思えた傾きも横から見ると自然ですね。だって動物ですものね。倒れないようにバランスを取ることも出来て当たり前です。
そういや、初期のゾイドにこういうのいませんでしたっけ。強いのではなかったと思いますが……。
さらにそういや、最近は分かりませんが、1980年代のゾイドって基本的に値段と強さが比例していましたよね。800円くらいで買えるゾイドは弱く、5,000円くらいのは強いという。資本主義を映し出した世界。
そもそもこの日記を読んで下さっている人の中でゾイドが分かるという方がどれだけいらっしゃるのか分かりませんけども。
縦にしたり横にしたり斜めにしたり、何枚も撮ってみます。しかしまぁ私の腕前じゃねー。写真加工の巨匠みたいな人ならもっと良い写真を撮れるのでしょうねー。
水面から飛び出した柱というのか管というのか、ちょいと気になりますね。写真撮影に命を懸けていますみたいな人なら爆破……いやあんまし言わないでおきますけど。
キリンさんが好きです……。
でもゾウさんの方がもっと……。
ところで
ハシゴと、人が立つ足場らしきものが設けられています。余裕で落ちられそうな低い柵、体重を預けると折れそうな足元、曲がりそうな細い背かご……。
ここに上って何をしていたのか、そしてどれだけの報酬を貰えたのか。大金を積まれても上りたくないですよね。
さて、見る方向を変えますと
4本足のクレーンが立っていました。
危なっかしい足元! 木の部分や地面が崩れて川へ倒れてしまいそうです。倒れるにしてもせめて私が去った後にしてね……。
向こうを見ますと出島やクレーンはまだあるようです。
静かな景色、穏やかな時間。
原発事故が起こらず今も人が住んでいたなら、プリピャチ市民しか訪れられない景観の良い場所としてインターネットで話題になっていたりしたのでしょうかね。
川沿いを歩く
本土へ戻りました。橋を改めて見ましたら本当によく渡ったなぁと感心します。
一休さんで「このはしわたるべからず」というエピソードがありますけど、この橋は端を渡らないと崩壊しそうですよね。端でも安全とは言い難いですけども。いっそ飛び越えるか。
川沿いの足場が崩壊しまくっています。全て崩壊してしまわずこれだけ残っているのが不思議でもありますね。
ところで柵の上に設置されている何かは何でしょう?
拡大します。水面から飛び出した謎の柱も一緒に。
スロットマシンのレバーのようなものが付いていますがさすがにスロットマシンではないでしょうしねぇ。ドラえもんの「スケジュールどけい」に思えてしまいますが多分私だけでしょう。
例によって考えても分かりませんので進みます。
ダブルドラゴンを見上げつつ……ゲーム脳が少し落ち着きましたので戦いは想像しません。
さも当然のような顔で高いところに足場が設けられています。「クレーン」で画像検索をしましてもこのような足場のあるクレーンを見付けられないのですけどね。まぁここにあるのは1986年頃のクレーンではありますが……。しかも日本ではありませんし。
ところで上ばかり目を向けず足元も注意しておかないとつまずいて転んでしまいます。
カラビナ……というのかよく分かりませんが、白く染まりつつあるのは例によって鳥のフンなのでしょうね。
次の出島に着きました。こちらの橋は渡る難易度が高いね! というか橋の体を成していません。
危険を冒して向こうへ行ったところで見える景色は先程と大差がないでしょうし、ここは素通りします。
また水面から飛び出した棒やらスケジュールどけいやら出島やらクレーンやら……同じような光景が続きます。ドラクエのダンジョンの無限ループって実際に歩いたらこんな感じなのかしら。
先程のスケジュールどけいに比べますと形が綺麗に残っていますね。だからといって何なのかは分かりませんが。
クレーンの足元です。こんな地面のギリギリ端っこに置くことある? もしかして長い年月をかけて川の方へちょっとずつ滑って来ているの?
こうして日本に帰って写真を見返しましたら、まぁ倒れることはないんやろうけどむやみに近付かん方がええやろと思ってしまいますね。
どんな写真を撮ることよりも無事に帰ることの方が大事なのですよ。
次回予告
クレーンを眺めます。
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