東京都葛飾区「柴又親商会」と2005年の柴又駅のあたりと猫の話
2019年7月6日
東京都葛飾区「柴又親商会」にやって来ました。京成電鉄の京成金町線という2.5kmで3駅のみという短い鉄道路線がありまして、その3駅の真ん中「柴又駅」の南東に位置する商店会です。
ステンドグラス風? のミニアーチが目を惹きます……散策する時間がありませんでして、写真はこれだけです。これだけでも記事にするのは貧乏性ゆえです。ごめんなさいね。
ちなみにこの柴又親商会、葛飾区商店街連合会のサイトには載っていません。
いきなりストリートビューで申し訳ないんですが2021年11月はこのような街灯で
2009年頃はこのような街灯でした。お読み下さいましてありがとうございました。
寅さんの像
と、これで終わりというのもさすがにさすがにですので柴又駅の周りを少しご紹介します。
駅を出て広場に出ますと映画「男はつらいよ」シリーズの主人公「寅さん」の像が目に入ります。寅さんの地元がここ柴又なのですよ。この像は1999年に建てられたそうです。
寅さんが見つめる先には妹「さくら」が! こちらは2017年に建てられたそうです。
「男はつらいよ」と言いましたら、あちこちを旅している寅さんが柴又に戻って来る → 女性関係で色々ある → 失恋してまた旅に出る、というのが定番でして、柴又駅から旅立つ寅さんを見送るさくらの姿が何度も描かれたものでした。
2005年にタイムスリップ
ちょいとタイムスリップもいたしましょう。これを書いていますのが2022年8月2日、これまでの写真は2019年7月6日に撮影したもので、まぁこの時点で既にタイムスリップ感はあるのですが、この駅前の「柴又屋」「柴又コーヒースタンド」の写真は2005年2月11日に撮影したものです。うわぁ平成レトロ!
こちらは2019年、柴又コーヒースタンドは閉店されていました。2005年にはなかった「さくら」は寅さんの妹にちなんで……ですかねぇ?
2005年の寅さん。後ろのお店が懐かしい雰囲気を漂わせていますね。
お店メインで撮影した写真がありませんでした……。「あみ焼 やき鳥」が渋いなぁ。ビールか日本酒をキュッとやりたいですね。
右側にあります黄色いテント「立喰 新華 味の店」ラーメン、そば、うどん、ラーメンとまさかのラーメン2つ。
2009年のストリートビューを見ますとテントがリニューアルされていました。ラーメンは平仮名になり、カレーライスが登場。
昔ながらの雰囲気が残る駅前でしたが2021年11月にはこのような近代的な景色になってしまっていました。寅さんとさくらが浮いてしまっている気がして寂しいものです。
おりつ地蔵尊で猫に出会う
柴又親商会の入り口横には「子育地蔵 おりつ地蔵尊」。こちらも2005年の写真です……ん?
ねここ!
足元にすり寄って来ました。
頭をぐりぐりと押し付けて来ます。
人懐っこい猫だなぁと思っていたのですが、よそ者の私が入って来ないように追い返そうとしていたのかも知れません。
2022年8月8日追記
パソコンに保存しています写真を調べていましたら2019年の柴又駅周辺の姿がまだありました。テントが謎に切られているようです……。
中を覗きますといかにも昭和の看板! 「押上同店 森八 甘味 三色最中」。株式会社森八本舗さんの「お城 森八」というお店が近隣にいくつかあるようですので、そのうちの1つだったのでしょうね。
とは言うものの出入口には「春」という飲み屋さんが移転される旨の貼り紙がありました。かつては和菓子屋さんで近年は飲み屋さんだったということか……。