完璧な旅を追い求めるのをやめたら、旅行がもっと楽しくなった
こんにちは、てぃーくんです。
今日は完璧主義はほどほどにって言うテーマです。
以前の僕が旅行をするとき、
せっかくの旅なんだから
「絶対に完璧な旅にしないともったいない」
っていう気持ちがかなり強かったんです。
国内旅行ですら
事前準備にめちゃくちゃ時間をかけてました。
行きたい観光地、カフェ、名物料理、写真スポットまで全部調べて、分刻みでスケジュールを立てるタイプ。
出発前からすでに「やり残しはないよね?」
って自分を追い詰めてて、正直ヘトヘトでした。笑
でも、ある時ふと
「旅って、こんなにがんばるものだったっけ?」
って思ったんですよね。
もっと気楽に楽しんでもいいんじゃないか?
そう思った僕は、
完璧な計画を手放すことに。
これが大正解でした。
金沢に行ったときのこと。
行きたかった人気の和食レストランが
当日まさかの満席。
今までの僕だったら
ショックで旅行どころではなかったと思います。
でも前向きに
ふらっと立ち寄った
小さな定食屋さんによってみたんです。
そこは、地元のおばちゃんがやってる小料理屋。
そこのお魚定食が絶品で、
おばちゃんとお話しながら食べる時間がとても温かくて、「これも旅の醍醐味だなあ」
とじんわり幸せを感じました。
ほかにも、京都に行った時、
いつもなら色々調べて行くので、
決まって有名スポットに行くことが多かったんですが、
有名な観光スポットをめぐるプランを少しゆるめて、途中で偶然見つけた路地裏の古い喫茶店に入ってみることに。
すると、お店の主人が話しかけてくれて、
「この季節ならあそこの神社がきれいだよ」
と教えてもらったんです。
そのまま言われた神社に行ってみたら、
観光客も少なくて、静かな桜の景色が広がっていて…その場所はまさに私だけの特別な体験になりました。
「完璧なプラン」から解放されてから、
旅行がぐっと楽しくなったんです。
少し余白を残しておくと、ふらっと立ち寄ったお店や、地元の人との何気ない会話が思わぬ思い出になって、旅がもっと深く、深いものに変わる。
誰だって失敗はしたくない。
だから物事を完璧に仕上げようとする。
人って完璧を求める生き物なんです。
でも
少しだけ完璧を手放して
心の余裕を持って出かけると、
予定にない素敵な瞬間に出会えることもある。
それも旅の中の楽しみ方の1つ。
そんなふうに思います。
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