スティーブ・ジョブズ 最期の言葉
今日はスティーブ・ジョブスさんの最期の言葉について紹介致します。
皆さんは人生、最期の日に何を感じるでしょうか?
ましてや、それが天才的な頭脳を持ち全てを手に入れた1人の男なら尚更、最期の瞬間に何を思ったのか気になりませんか?
今日はそんな1人の天才が残した言葉について紹介しますね。
スティーブ・ジョブズとは
スティーブ・ジョブズ1955-2011 (56歳没)言わずと知れた天才。
iPhoneを発明し、パーソナルコンピュータの概念を世界中に普及させたAppleの共同創業者の1人ですね。
こだわりが強く西洋医学を信用しない、一切の妥協を許さない、などカリスマ的変革者としても有名で数々の逸話があります。
周りに流されずに自分の直感を信じ、こだわり抜く。
そんな彼だからこそ皆が夢中になってしまう現代のスマートフォンの基盤やタッチパネルなどを閃いたんですね。
また、皆が極度に依存してしまう事を知ってた彼は子供にスマートフォンを触らせないという一面がありスマートフォンが人々に与える影響やリスクに対しても十分に理解していたようです。
裏の世界で最も稼いだ麻薬王パブロ・エスコバルも自分の商品(コカイン)には手をつけなかったと言います。
その点は裏表関係なくビジネスマン共通なのかもしれませんね。
そんな彼が影響を受けてきたものやiPhoneを発明するに至るまでの経緯について少し違う視点から話していきます。
Appleのロゴに隠された秘密
まず、iPhoneといったら「かじられたリンゴのロゴ」が有名ですよね?
ただ、このロゴにどんな意味が込められているかまで理解している人は少ないと思います。
このかじられたリンゴには彼の思想が深く関わっています。
表向きにはかじるの「bite(バイト)」とコンピュータにおける情報量の単位「byte(バイト)」をかけているという意味合いがあります。
もう一つの意味が重要なのですが、アダムとイヴの禁断のリンゴにちなんで、人類の進歩や歴史を表しているというものです。
日本人には馴染みがあまりないかもしれませんが旧約聖書の冒頭にある「創世記」アダムとイヴ物語に禁断の果実が出てきます。
旧約聖書?アダムとイヴ?という方の為に少しだけストーリーをお話ししますね。
※ちなみに自分はキリスト教の回し者ではありません。純粋に一つの物語、教養として聞いて下さいね。
以上がアダムとイヴの物語になります。
この物語からどういったメッセージが読み取れるでしょうか?
自論にはなりますが、私はおそらく神が全能であるならば、こうなる事を知っていたと思います。
何故なら、食べてはいけない善悪を知る知恵の木の実をわざわざエデンの園の真ん中に置いて、食べるな、という回りくどい事をせずとも木を置かない、ヘビと人間のエリアを分ける、などの選択を取る事で簡単に回避出来たからです。
では何故そうしたのでしょうか?
それは"人間に選択の自由を与える為"ではないでしょうか。
システム(規則)やプログラムに従うのはロボット。
対して人間は心に従う生き物です。
アダムとイヴはリンゴをかじり自分自身が罪の一部となる事で善悪を知りました。
その結果、罪悪感が生まれ自分達の裸を直視出来なくなる恥という感覚も生まれました。
そして、ここが肝なんですが実はジョブズも禁断の果実を食べた1人だったんですよ。
彼はLSDというドラッグ(当時は違法)によって意識が拡張した状態によって見た世界を現実世界で形にしました。
サイケデリック状態のように人々が意識的に、そして直感的に、世界中の人々と繋がれる素晴らしいデバイス。
それこそがiPhoneであり背面のロゴは人間は禁断の果実を食べてしまう生き物だという彼なりのメタファーでもあるんですね。
禁断の果実 LSD
「いやいや話が飛躍し過ぎだよ、そんな訳ないでしょ笑」と思う方もいるかもしれませんが生前、彼はこのように語ってます。
驚きですよね。
コインには裏側がある、と言った文脈から目に見えない量子や波動、霊的な世界に気が付いたという事を言ってます。
※コインの表側は現実、物質世界を表している。
彼は高校4年生からLSDの摂取を始め、ある日郊外の畑にて麦畑が突如バッハの曲を奏で始めるという幻覚を見たという事も話しています。
人智を超えた不思議な体験をした彼は導かれるように創造神・ユダヤ・キリスト教・イスラム教・アニミズム・太陽神・思想・坐禅・食事・ヒッピーなど様々な文化に興味を抱き心酔していきました。
裸足で校内を歩き回ったり、一時は風呂に入らないなんて時期もあったそうです。
かなりの変わり者ですよね笑
この頃から好奇心旺盛であり、古代の人々や、自然などに興味があり、こだわりが強かった事が伺えます。
一般的に皆さんがイメージする薬物というものは、おそらく学校やTVなどで教わる覚醒剤やヘロインやコカインの様な依存性や禁断症状が強く出るドラッグや麻薬カルテルが犯罪の資金源としているドラッグの事だと思います。
一度、手を出したら狂ってしまうもの。
そのイメージが全てのものに紐づいてしまっていますが、LSDを発見したホフマン博士は研究の為に自身に繰り返しLSDの摂取を行いましたが102歳まで健康に生きていました。
ノーベル賞者を選考する立場の権威ある博士になります。
彼は廃人でしょうか?
少しイメージと異なりませんか?
近年では少しずつ見直されている部分もありますので大麻とLSDについて少しだけ掘り下げますね。
例えば大麻を例にあげると、米国や多くの先進国では癌細胞の抑制や破壊、鬱症状の緩和など様々な種類の病気に有効であり、人間本来の免疫力を高めてくれるという事が論文や科学の世界で証明されています。
世界では医療の現場などで当たり前に使用されてたり、その安全性からオーガニック食品としてペットフードにまで入れていたりするメーカーがあるぐらいなんですよ。
近年、日本でもやっと医療大麻が合法化されましたよね。
日本では神社のしめ縄やお相撲さんの網などにも大麻草が使用されていたりします。
米国に敗戦する前の日本では、穢れを拭い去る力を持つ神聖な薬草、神の象徴として様々な場面で扱ってきた歴史があり、その名残でもあります。
またLSDに関しても国によっては、虐待や戦場でのトラウマ(PTSD)や深い悲しみに苦しむ人、余命宣告された人などが自分自身と向き合う為の心の治療薬として使われていたりもします。
精神科医が何十年もかけて治療する事が、たった数回の摂取で完治出来たり、病を克服して明るく生きている人も世界にはいるんですね。
でも私達はこういう事実を知りませんよね?
何故かといったら、それは時の権力者や製薬会社の利権などによって都合の悪い部分は隠されてきたという側面があるからです。
俗に言う大人の都合ってやつです。
皆が自然に生えてる葉っぱを煎じたりして病気を治してしまったら病院はたちまち潰れてしまいますよね。
当たり前ですが、病院は非営利団体じゃないですからお客さんに通ってもらいお金を落としてもらう事で成り立っているビジネスです。
多くの人が勘違いしてますが、製薬会社はボランティア団体ではありません。
※もちろんそのビジネスによって医療や科学が発展してきた側面があるのも事実です。
そして世界的権力を持つ王族、ビジネスマン、クリエイター、世界の偉人や芸術家、発明家はこういう事実を当たり前に知っていたりします。
AmazonやYouTubeなどシリコンバレーなどの企業はマイクロドージングを推奨してるぐらいなんですよ。
法律は守られるべきですが善悪とは人間の主観であり使い方次第なんだと思います。
例えば包丁は悪でしょうか?
包丁を子供に教える時に「これで人が殺せる」と教えるのか、「これで美味しい料理が作れるよ」と教えてあげるのでは意味合いが全く変わってきますよね?
全ての事に言えますが、良いもの悪いものなどは存在しておらず、それを扱う人間の心が非常に大切だと思います。
そういった点でもジョブズはLSDを神聖なものとして受け入れた様に感じました。
こういった事実を少し知るだけでもイメージが変わったのではないでしょうか?
もう1人の天才共同創始者 ウォズニアック
少し話が脱線しましたが、ジョブズ以外の共同創始者の名前を皆さんは知ってますか?
ジョブズの名ばかりが目立ってしまいあまり知られていないかもしれませんがスティーブ・ウォズニアック、ロナルド•ウェインという2人の人物が創業に携わってます。
ロナルド•ウェインは会社の未来に対するビジョンの不一致から早い段階で離脱し、他の事業に進んだのでApple社の成功には惜しくも参加出来ませんでした。
もう1人、生涯にわたり親友であったエンジニアのウォズニアックについて簡単に紹介致します。
結論から言うとウォズニアックがiPhoneを作りました。
彼の父親はロッキード社のエンジニアでした。
その血を受け継いだ彼はたった6歳にしてアマチュア無線の免許を取得し、アマチュア無線機を作りました。
また、わずか13歳にしてトランジスタを組み合わせて原始的なコンピュータを作り、科学コンクールで優勝もしました。
小学生の段階でIQ200を超えていたそうです。
幼少期から天才エンジニアでした。
ウォズニアックとジョブズとの出会いは、1971年のヒューレット・パッカードでの夏季インターンシップでした。
二人は性格も外見も全く違いましたが、すぐに意気投合し最高のパートナーとしての道を歩み始めました。
しかもジョブズがこういうデバイスを作って欲しいと構想を話したら徹夜して数日で作ってしまうほどのスーパーエンジニアです。
分かりやすく例えるならジョブズにとって彼はまるでドラえもんみたいな存在だったんです笑
ジョブズと出会って最初に彼が作ったものはブルーボックスという装置です。
ある時、2人はウォズの母親からもらったエスクァイア誌という雑誌1971年10月号に掲載されていたブルー・ボックスと呼ばれる装置を使って、無料で長距離電話をかけるというフリーキング・不正行為の記事を読んだそうです。
そこで2人は、スタンフォード大学の図書館に入り込み技術資料を見つけ出しオリジナルのブルー・ボックスを作り上げました。
2人は、この不正装置で長距離電話をかけまくって楽しんだそうです。
なかでも有名なのはヘンリー・キッシンジャーのふりをしてバチカン宮殿のローマ法王へイタズラ電話した話です。
そしてジョブズのアイディアにより学生寮で、このブルーボックスを1台150ドルで売り歩き最終的には200台売れましたが、ある日、商談中に銃で脅されたことをきっかけに身の危険を感じた2人は販売を止めました。
この頃からウォズニアックが開発し、ジョブズがお金にするという明確な役割分担がありました。
彼は元々ヒューレット・パッカード社という企業でエンジニアをしていましたが自分が作ったApple I[PC]を提案したところ却下され正当に評価してもらえませんでした。
それが原因でジョブズに自分達で新事業を立ち上げようと提案した経緯があります。
そうウォズニアックなしではジョブズは成功してません。
本当に良い友人と出会えましたよね。
しかも、共同創始者であるにも関わらず生涯エンジニアとして働きたいという彼の一貫した強い意志から昇進や管理職は愚か、部下を持った事もありません。
名誉や富などには目もくれず、組織的な立場としては末端にとどまり続け、あくまでもエンジニアとして働ける事に喜びを感じ黙々と自分の好きな事を続けています。
謙虚で温厚な性格から沢山の人からウォズという愛称で慕われてるそうです。
ジョブズが残した最期の言葉
大変長らくお待たせしました。
そんなパートナーと人生を歩み、会社を世界でトップレベルにまで成長させてきたジョブズが膵臓癌になり最期に残した言葉を紹介致します。
是非、読んでみて下さい。
まとめ
以上がジョブズの最期の言葉です。
自分自身、投資家として大成する事を目指していますが、この言葉は恩師から教わり、忘れないように時々読み返すようにしている言葉でもあります。
特に命を大切にする事、愛する事、十分にやっていけるだけの資産を築いた後はお金以外の事に目を向けるべきだという言葉は本当に大切だと思いますし本当にそう思ったんだと思います。
私は綺麗事が嫌いなので資本主義という社会、システムを生きていながら脳死し機械的に過ごしておいて「人生はお金じゃない」なんていう戯言や言い訳を言われても正直1ミリも心に響かないのですが、全てを手に入れたジョブズの言葉だからこそ色々と考えさせられるものがあります。
死ぬ瞬間の5つの後悔などの本などにも書かれていますが99%の人間が死に際に周りの目や失敗を恐れずもっと自分の為に生きればよかった。挑戦すれば良かった。と後悔しながら亡くなるみたいです。
お金とはエネルギーであり扱う人によって良くも悪くも使えます。
よくお金は悪いものだという間違った解釈をしてお金をまるで汚いものかのように扱う人がいますが、その人は幸せでしょうか?
おそらく、その人は幸せではありません。
上手くいかない原因と向き合わず自分軸ではなく他人軸で生きてお金や人のせいにしているからです。
まず大前提としてお金を稼ぐ事はとても素晴らしい事であり人生は自分次第でどうにでも出来ます。
お金という強いエネルギー影響力を持つ事で自分や周りの人達を幸福にする事が出来るからです。
ある意味、お金というツールを使って感情を買っているんですね。
ただ注意しなくてはいけないのは人の欲望には際限がないという事です。
自分の中の幸せの基準やハードルを上げていくと次第に幸せを感じれなくなっていきます。
毎日ご飯が食べれて暖かい布団で眠れる、そういった当たり前の日常に対して感謝する心を忘れてしまったら、いくらお金があったところで満たされませんし、エネルギーをうまく扱えず最悪、身を滅ぼしてしまう事すらあります。
そして命は永遠でなく有限です。
是非、この最期のメッセージを他人事と思わず、自分事として追体験する事で皆が後悔のない人生を歩めるようにそれぞれ自分なりの幸せを追求していって欲しいです。