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暗号通貨と未来の世界について② 資産運用&防衛
前回は日本の現状と投資の必要性について書きました。
今回は投資をする上での心構えや基礎となる考え方についてお話しします。
●ラットレースから抜け出す。
日本は厳しい状況にあり教養として投資を学ぶ事が良いのはなんとなく分かったけど投資は難しい
し、投資に回すお金なんてないよという方もいますよね。
ですが、暗号通貨の世界では月数千円、数万円だって時間を味方に付けて堅実に行えば立派な投資、資産防衛になります。
大抵の人は人生のほとんどの時間を労働に費やし、その対価として得たお金をタバコ、酒、ギャンブル、キャバクラ(ホスト)などの夜遊び、ショッピングなど、無駄な浪費に回す様に仕向けられています。
もちろん、たまに友人とお酒を楽しむという程度なら良いと思います。
自分も偉そうな事を言っていますが、タバコだけはやめれないので巻きタバコで節約したりしてます笑
ですが、こういった貧乏な習慣が身に付いてしまうと、働けど働けど資産は一向に貯まっていきませんよね?
それどころかローンの支払いがあり借金がある人間の方が多いのです。
この自転車操業の様な搾取システムをラットレースと呼びます。
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これはハムスターやネズミが回し車に乗ってる様子にちなんでつけられました。
どれだけ全力で走ってもハムスターはずっと回し車の中ですよね?
ここから抜け出さない限りあなたは一生「奴隷」のままという事です。
あなたが豊かに、そして穏やかに過ごしたいのならば、まずはこのラットレースから抜け出す意識を持ってみてください。
目の前にある一時的な欲(現在)にではなく10年後の自分や資産(未来)の為に給与の一部10%程度でもいいので投資に回すんです。
それにたった数千円数万円を仮に投資で失ったからといって、あなたの人生はそこで終わりませんよね?
働いて得たお金を毎月浪費し続けるのか、一筋の希望に託すのか。
あなた自身が選択しなければいけません。
むしろ、長期的に見た場合には、積立をしている人といない人では天と地ほどの差になります。
自分の出来る範囲で無理なくコツコツと継続していく事が大切なんですね。
ただ、こういう事を言うと99%の弱小投資家というのはこう言います。
「お金がお金を呼ぶマネーゲーム、そんな数千円単位でチマチマやってらんねーよ」と。
そもそもこの世界というのは、皆さんに貧乏なままで居てもらった方が都合が良いのです。
現在、地球上の富の99%をたった1%の支配層が所有しており彼らはその莫大な資産を300〜500年という単位で計画的に運用しています。
ですので投資や金融経済というのは難しい専門用語ばかり並べたてられてていたり、あえて本質が見えにくくなっており敷居が高く設定されているんですね。
現にあなたが投資に対して怖いとか怪しい、難しそうだというネガティブな感情を持っているとしたら、それはそう仕向けられているという事です。
ですので、そういうものを跳ね返してでもこの世界に入ってくる人間というのは、なんとしても稼ぎたい、一発逆転したい、1秒でも早くお金が欲しいなど強い願望と期待を持って前のめりで入ってくる層がほとんどです。
今夜、俺は成功するんだみたいな感じで笑
ですが投資というのは時間がかかります。
そして投資で大切なのは冷静な判断力・忍耐力・知恵になります。
感情に振り回されて、小さなお金を大切に出来ない人間が成功する事はまず、ありえません。
そういった人の大半は数年以内に全てを失い必ず退場していきます。
仮にまぐれで大金を得たとしても小さなお金を正しく運用出来ない人間が大きなお金を運用していくのは無理なんです。
1000万儲けても、そのお金で新車のベンツを買ってすぐに貧乏人に後戻りします。
宝くじに当たった人間の90%以上が資産を溶かし破産するというデータがある様にお金について何も学んで来なかった人間が正しくそのお金を運用、維持出来る訳がないのです。
まあ考えてみると当たり前の話ですよね。
野球のルールを知らない人が、運良くプロ野球選手になれたとしても活躍するどころか試合に出る事すら難しいでしょう笑
●一流投資家が使う複利の力
ではプロの投資家がどうやって資産を増やすのか?
今回は特別に教えましょう。
さっそくですが
あなたは「1億円のキャッシュと1ヶ月間毎日2倍に増える1円玉どちらか貰えるとしたらどちらを選びますか?」
直感で答えてみてください。
ほとんどの方は1億と答えると思います。
では下記のグラフを見て下さい。
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これは1ヶ月間毎日2倍に増える1円玉の資産推移になります。
21日目に資産は100万円を超え、25日目に資産は1000万を超え、そのわずか3日後に資産は1億を超えます。
最終的に10億円で着地していますよね。
なんと1円玉の方が9億円もプラスになるんです。
少し印象と違いませんか?
最初は大した事のようには見えない微々たる変化ですが、ゆっくり確実に資産は増えていき、ある一定のラインを超えたところから富のスパイラルに入るんです。
分かりやすく説明する為に少し極端な例ではありますがこれが一流の投資家が利用する「複利の力」です。
複利の力とは
完本に利子が加えられ、次にその利子も利子として計算されることで、金が指数関数的に成長する現象です。簡単に言えば、お金が増えると増えたお金にまた利子がつくので、成長が加速していきます。
次にこの方の資産推移を見てください。
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これは世界一の投資家ウォーレン・バフェットの資産推移になります。
ウォーレン・バフェットとは
アメリカ在住の世界一の投資家であり、バークシャー・ハサウェイのCEOです。彼は長期的な投資戦略で知られ、持ち株会社としてバークシャーを成長させました。また、彼の投資手法や考え方は、多くの人々に影響を与えています。
彼も、またこの複利の力を利用して巨万の富を得ました。
14~30歳の資産推移に注目すると明らかですが、彼は無理にお金を増やそうとしていません。
全く急いでいないのです。
ただ淡々と複利の力と時間を味方につけて資産を積み上げていった。
かの偉大な物理学者アインシュタインも、この複利の力は人類最大の発明だと言っています。
これらを見ても分かるように成功への道とうのは恐ろしく地味です。
日々の小さな積み重ねがあなたをとんでもない場所まで連れていく唯一の手段なんです。
そしてある程度のレベルまでいくと何もしなくても勝手にお金が膨らんでいき働いてくれるので自動的に毎月キャッシュフローを得る事が出来るようになるのです。
また彼のように賢い資産家は1億儲かったからといって家を買ったり車を買うなんて事はしません。
どういう事かというと1億儲かったら、その1億を年利4~8%とかで回し、その利息で得た4,000,000~8,000,000円の一部だけを使うのです。
なんなら、そのお金をさらに複利運用するというように雪だるま式に資産を増やしていきます。
バフェットはこの複利の力で築いた自身の資産をスノーボールと表して伝記を出版しています。
そして、彼は「10年も持てないような銘柄を1秒でも持とうと考えるな」とも言っています。
現に彼は自身が投資した銘柄を10~30年所有し続けていました。
この様にプロの資産家というのは基本的に元金には一切手をつけません。
●コップの水理論 投資家の仕事は待つ事
ポツポツと一定のリズムで滴る水の下にコップを置いて貯める事をイメージしてみて下さい。
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貧乏な人というのはコップに水が溜まったら全部飲み干してしまいますが、お金持ちは下に受け皿を置きひたすら待ちます。
そしてコップから滴り落ちて溜まった水だけを掬い上げて飲むのです。
とは言っても投資は競争原理がもっとも働く厳しい世界であるというのもまた事実であり、
この待つという事が本当に1番難しいんですね。
詐欺が横行しておりボラティリティによる価格の上げ下げがあるからです。
値動きというのは基本的には大衆の心理が反映されるものですが、クジラと呼ばれるとてつもない資金を持っている資産家達はその潤沢な資金を使って意図的に保有銘柄を売り買いする事で価格を大きく操作する事があります。
投資の世界では篩にかけるという言葉で表現されたりもしますが大暴落したら誰でも不安や恐怖に襲われますよね?
初心者はその不安から解放されたくなって含み損で手放してしまうのです。
投資家として1番患かな行為です。
投資をする以上、どんな天才投資家でも自分が購入した時より値段が下がり含み損になる事はあります。
含み損とは
投資家が保有している資産が購入時点の市場価格よりも低い価値である場合に発生する損失のことです。ただし、この損失はまだ売却されていないため、「含み損」と呼ばれます。「含み益」はこれの逆です。
特に暗号通貨は乱高下が激しく、自分もそれなりの額を入れてるので資産がかなり変動しますが、それに対して一喜一憂する事はありません。
仮に大暴落して含み損になっても損をしたなんて焦って売却する事はまずあり得ません。
何故なら私は値動きではなく本当に価値のある事業やシステムを買っているからです。
事業が進み世間が認知していくにつれ、長期的には、必ず価値が上がるという事を論理的に理解しているし知っているから、どれだけ値下がりしようが全く不安や恐れがないのです。
投資を正しく理解すれば何も怖い事はありません。
はっきり言って負けようがないんです。
投資家の最大の仕事は待つ事です。
何年でも待つんです。
これが真理であり投資の本質です。
ですが99%の投資家は信念がないので、それが出来ません。
彼らは短期的視点で訳も分からずチャート分析だの必勝法だの言ってギャンブルをしているから負けているのです。
それは投資とは呼びません。