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【総務大臣賞】受賞者ピッチ後の一人反省会
みなさんこんちにちは!
TRIPORT(とらいぽーと)の岡本です。
私事で恐縮ですが、つい先日「総務大臣賞(テレワークトップランナー2024)」という賞を総務省からいただくこととなり、東京にて表彰式に参加してきました!
総務省 阿達雅志 副大臣から表彰していただき、また地方創生等に関する意見交換の場も設けていただき本当に感謝!!
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今回は表彰式のお話ではなく、その表彰式後の受賞者登壇「5分間ピッチ」について、「登壇・基調講演」等と「ピッチ」の違いを改めて痛感したというお話。
「登壇・基調講演」等と「ピッチ」の違い
今まで総務省・厚労省・東京都、また某大学の年1回の総会での基調講演や世界的な経営者団体での特別講師セミナーなど、様々な場で「登壇・基調講演」等をしてきましたが、改めて「ピッチ」は別物だと感じました。
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前提として、今回の場合は登壇資料の枠組みは総務省指定のテンプレートを利用しなければならず、また話す内容・要素も事前に指定が入っていたという縛りはありました。
なので勿論よくあるスタートアップの投資家向けピッチ等とは性質が違うのですが…
生真面目な性格の僕は、ただ指定された通りのピッチをしてしまうことに…
いつもの自分なら「自由」とか「柔軟性」とかをめちゃくちゃ大事にしてるのに、国主催の権威ある表彰式ということでルールを重んじすぎてしまいました(-_-;)
勿論ルールを守ることはとっても大事ですが…苦笑
「自分が社会に対して伝えたいこと」と「総務省が求めていること(主催者が形式的に話してほしいこと)」のウェイトの置き方が後者に偏りすぎていた感じ。
他の受賞者のピッチがお手本
今回は総務省だけでなく、厚労省・経産省・国交省・内閣府(地方創生担当大臣)などが主催しており、各セクションでの表彰がまとめて行われた機会だったのですが…
他の受賞者は誰もが知っている有名な超大手企業で取締役をした経験があるような物凄い経験値をお持ちの方だったり、十数億円の資金調達をして全国展開しているバリバリのスタートアップの代表だったり…
皆さんお話が本当にお上手で!(>_<)
一言でいうと「聴衆を巻き込む(惹きこむ)」ピッチだったなぁーと感じています!
一方僕は前述したとおり、今まで「30分・1時間・1時間半」などの時間が確保された中での登壇・基調講演などは多数経験してきましたが、今振り返ると意外とピッチ経験はほぼなし。
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一応、日ごろから多くの経営者の方々とお話する機会があるので、「物事を結論から端的に話す意識」や「物事の本質を意識」する習慣はついているものの…
「聴衆を巻き込む」という「魅了する」という視点でのピッチスキルが圧倒的に乏しいことを再確認する、とても良い反省する機会となりました。
創業11年目、今までの振り返り
今まで、完全自己資本で事業を10年以上経営してきたことは、自分にとって大きな自信にもなっていますが、一方、投資家などに対するピッチ経験が不足している部分が正直あったと思います。
今後、自己資本で上場した後のことを考えると、さらなる事業拡大をしていくためには改めて必要なスキルだと再認識することができました。
今回の経験は「ただ総務大臣賞を受賞できて嬉しい!良かった!!」というようなもので終わるのではなく、「次のステージに進むための糧」にしたいと心から思った出来事でした。
TRIPORT(とらいぽーと)のパーパス
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僕がやっているTRIPORT(トライポート)という会社は、「労務の叡智とテクノロジーの力でヒトと組織に感動を!」というパーパスの下、HumanResource系のサービスを完全オンラインで全国展開してる会社です。
プライム市場上場企業やHRTech企業、大手士業法人など、様々な企業様と業務提携・アライアンス関係を構築して事業を展開しています。
このような事業展開がアライアンスを組みながらできていることからも他者に対する「プレゼンテーション」はある程度の力が身についているのかと思っていますが、「ピッチ」についてはまだまだ未熟すぎると痛感したので日々鍛錬していきたいと思います。
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まとめ
ピッチは主催者に求められた聞きたい要素を”網羅的”に話すことばかりに意識を持っていかれるとアウト。
最低限のルールは守りながらも、相手のハートに「何を伝えたいのか(共感・共鳴)」を明確にしつつ、「説明型でノイズのあるピッチになってしまっていないか」等を強く意識することが大事だと強く思いました!
自己成長し続けるためにもnoteに記録!!笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!