見出し画像

特急「あずさ」で行く南小谷の旅

新宿駅から信州・北アルプスの玄関口までを結ぶ特急「あずさ」。その中でも、南小谷行きの便は、山岳地帯の美しい景色と共に特別な体験を提供してくれる列車です。今回は、この南小谷行き「あずさ」の魅力をご紹介します。

■ 南小谷行き「あずさ」とは

特急「あずさ」は新宿と長野県を結ぶ主要な列車ですが、松本や篠ノ井を終点とする便が多い中、南小谷まで直通する列車は上下1便ずつのみ。南小谷駅は大糸線の終着駅で、白馬エリアや北アルプス登山の拠点として利用されます。

出発駅: 新宿駅
終着駅: 南小谷駅(大糸線)

運行車両: E353系(快適なリクライニングシート、Wi-Fi設備あり)

■ 車窓の魅力

「あずさ」の大きな魅力は、車窓からの絶景です。新宿を出発し、中央線を経由して山間部に進むと、徐々に都会の喧騒から自然豊かな景色へと移り変わります。松本駅を過ぎ、大糸線に入ると以下のポイントで絶景が広がります。

梓川周辺の美景: 清流が流れる川沿いの風景が心を癒します。

北アルプスの山並み: 特に天気が良い日には、山々の壮大な景観が楽しめます。

四季折々の自然: 春の新緑、夏の青空、秋の紅葉、冬の雪景色が車窓を彩ります。

■ 南小谷駅とその周辺

南小谷駅の待合室

南小谷駅は、小さな山間の駅ですが、観光や登山の起点として重要な役割を果たしています。

白馬エリアへのアクセス: スキーリゾートや温泉地が近く、冬は多くのスキーヤーで賑わいます。

大糸線北部(南小谷駅で糸魚川行きに乗り換え): 南小谷から北の糸魚川方面は非電化区間となり、ディーゼル列車が走ります。車窓も美しく、鉄道ファンにとっても興味深い区間です。

■ 南小谷行き「あずさ」の楽しみ方

1. 座席選び: 下り列車は進行方向左側の座席がおすすめ。

2. 季節に合わせた旅: 春から秋にかけての登山やハイキング、冬のスキー旅行など、目的に応じて訪れる時期を選びましょう。

3. 時刻表確認: 南小谷行きの便は限られているため、最新の運行情報を確認して計画を立てるのが重要です。

■ 今後

2025年3月のダイヤ改正により、南小谷駅への乗入れが終了し、白馬駅までの運転になります。

■ まとめ

特急「あずさ」で行く南小谷の旅は、都会から自然へと移り変わる特別な時間を提供してくれます。北アルプスの絶景や静かな山間の雰囲気を楽しみたい方には、ぜひ一度乗車していただきたい列車です。非日常の体験を求めて、南小谷行き「あずさ」で心地よい旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?



いいなと思ったら応援しよう!