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今はもうなき特急車両 キハ183
キハ183系が活躍した石北本線の特急列車は、主に「オホーツク」と、まもなく特別快速になる「大雪」が挙げられます。以下、石北本線におけるキハ183系特急の特徴や歴史について解説します。
1. 特急「オホーツク」
![](https://assets.st-note.com/img/1734945639-ihw3BFG57Tp4czkengUuH9SA.jpg?width=1200)
運行区間
札幌駅~網走駅間を結ぶ特急列車。石北本線の主要な都市や観光地を繋ぎ、北海道の東西を結ぶ重要な役割を果たしてきました。
キハ183系の特徴
![](https://assets.st-note.com/img/1734945694-otYEwXCGMe3fH7klU6SNxQzP.jpg?width=1200)
初期型キハ183系は1980年代から運用され、冷房完備、リクライニングシートなどを備えた近代的な特急車両として登場しました。
北海道の厳しい冬季運行を考慮した耐寒・耐雪仕様が施されています。
景色
石北本線ならではの美しい景色が車窓から楽しめます。
2. 特急「大雪」
![](https://assets.st-note.com/img/1734945666-RurpKWO347Fnakt0xvyAL2oS.jpg?width=1200)
運行区間
旭川駅~網走駅間を結んでおり、地元利用客や観光客に親しまれていました。
役割
札幌~旭川間での「オホーツク」の補完列車として機能しており、道北エリアの利便性向上に貢献していました。
廃止
キハ183系車両は2023年に引退しました。さらに、2025年3月に特急大雪は特別快速になります。
3. キハ183系と引退
2023年頃までに、キハ183系は老朽化に伴い段階的に運行を終了。現在はキハ283系に置き換えられています。
4. 現在の状況
現在、石北本線の特急列車では、キハ183系に代わり、主にキハ261系やH100系が運行されています。しかし、キハ183系は北海道の特急列車史において象徴的な存在であり、鉄道ファンの間では今でも高い人気を誇ります。
石北本線特急は、厳しい自然環境を走破する魅力的な列車旅の一つです。引退後もキハ183系に思いを馳せるファンが多く、保存活動などでも注目されています。