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スタブロブックス
2017年4月13日 22:05
「お世話になります。いま出版社の立ち上げを予定していて、口座貸しについてお話を伺いたいのですが……」ぼくが星雲社に初めて電話をしたのは2016年11月29日。電話に出た女性は開口一番、「法人化はまだされていませんね。法人さまが契約の前提になるのですが」と先制パンチ。スマートフォンからかけたので、番号通知で法人ではないと分かりそう言われたのかも。すかさず、「法人化すること
2017年4月5日 22:26
※今回から、気分で敬体はやめて常体で。***出版社を立ち上げるといっても、具体的にどうやってつくったらいいのか。会社を設立し、出版社っぽい社名をつけて、本を制作する。これでも物理的なモノとしての本をつくることはできるけれど、いわゆる「出版社」とはいえない。では何が必要か。それは出版業界の問屋に相当する「取次会社」に取引口座を開設すること。本の流通は、出版社がつくった本を取次が集
2017年4月4日 20:50
一冊の本づくりにはたくさんの人たちがかかわっています。著者と編集者を中心に装丁家、DTPデザイナー、校正・校閲者、印刷会社、ライター、そして出版元となる出版社です。ざっとあげてもこれだけのプロがかかわり、一冊の本ができ上がります。なかでも書籍ライターの立場でいえば、著者、編集者、ライターの三者のつながりが深いです。この三者が打ち合わせや取材などを通じて長い時間を過ごし、原稿についてあーでも