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忍殺TRPGリプレイ【破られた境界線】#1

【ザイバツ・バスターズ】
第一話
◆破られた境界線◆#1◆

ザイバツ・バスターズ総合目次

#2はこちら

はじめに
この記事は、2019年9月16日に行われた、長期キャンペイグン【ザイバツ・バスターズ】第一話のリプレイです。
NMはT1000G=サン(文中NM)、およびアゲエエエエ=サン(文中SNM)です。
筆者はPLのひとりとして参加しております。

◆◆◆

君達は最近、物騒な噂を聞く。ソウカイ・シンジケートと停戦関係にあるザイバツ・シャドーギルドが協定を破り、ネオサイタマで一騒動起こしたというものである
騒動を起こしたザイバツ・ニンジャ達は、ソウカイヤの手練れのニンジャによって一掃されたそうだ。
暗黒の重金属酸性含雲はネオサイタマを覆い、獲物を求める亡霊めいた風が吹いている。君達は、そのネオサイタマにいるニンジャである。

1

フォックステイルズ: 「…物騒やなぁ…」ソウカイ・ネットを閲覧しながら(しかし、これはチャンスかもなぁ…危険があるということはそれに伴う報酬が発生する、ということにつながるんやから…)猫耳フードがピコピコ動く。 

◆フォックステイルズ(種別:ニンジャ) PL:hoprais915 アイコン:狐
カラテ		6	体力		8
ニューロン	5	精神力		5
ワザマエ	     	6	脚力		4
ジツ  		3	(ヘンゲヨーカイ・ジツ)
◆装備や特記事項
パーソナルメンポ、伝統的ニンジャ装束
▲バイオサイバネ脚(獣人)【狐尾】
▲戦闘用バイオサイバネ(頭部)【神経系強化と狐耳】

(ラオモト=サンはそこのところ分かってくれるお方なはずやからなぁ……よし)
(それなりに鍛えたんや。…ここらが挑戦しどき。…まぁだいじょうぶやろ。いきなりグランドマスターとたたかってこい、なんて無茶な命令は出ない、はずや…その4人のニンジャとやらに任せるやろ。タイム・イズ・マネーやから)
ソウカイ・ネットを引き続きネットサーフィンする。

 君達のIRC端末に通知が届く。送信者の名は『ラグナロス』。知らぬ名だ。だがソウカイ・ネットにはその名が載っている。キョ―ト潜伏組の一人のようだ。どうやらソウカイ・ニンジャの1人のようだ。場所はトコロザワ地区にあるソウカイヤ傘下のデッドエンド・ヤクザクランの事務所のようだ。おそらくミッションだろう。

「?なんや胡乱な…」「まぁええか。いつものことや」
「詳細はなんやろ…」

元ヤバイ級ハッカーキョート潜伏組カトン・ジツの使い手。など、簡単なことしか書かれていません。他のソウカイヤ所属ニンジャより情報が少なめです。

 「…ま、ぁ、任務詳細にへんなことがないならええやろ」(ガチの諜報員な可能性があるな…)
「うーん…」(このタイミングでのザイバツ関連ミッション。…ハッキングされた偽依頼?…ない。ダイダロス=サンがおるんや……となると、緊急性が高く、かつ隠密性が高い依頼、か………)「…虎穴に入らずんば、虎子を得ず。…やろか」

グリーンタートル:「フーム…ザイバツの野郎どもの侵攻ねぇ…」グリーンタートルは自宅でコーヒーを飲みつつ、ソウカイ・ネットサーフィンに精を出している

◆グリーンタートル(種別:ニンジャ) PL:T3 アイコン:亀
カラテ		7	体力		10
ニューロン	11	精神力		14
ワザマエ	     	8	脚力		6
ジツ  		5	(ムテキ・アティテュード)
◆装備や特記事項
Pメンポ(生成)、Tニンジャスーツ(生成)、湾岸警備隊制式タクティカルホルスター
LAN直結型デッカーガン*2
▶▶生体LAN端子+、▶▶サイバネアイ+、▶▶テッコ+
◉タツジン(ミリタリー)
★ムテキ・マスタリー、★★エネルギー・スリケン


「グランドマスターまで出るとはな…一体どうしたってんだ。まさかロードの指示もなしにってわけでもあるまい」
ソウカイ・ネット記事には「グランド・マスター・スローハンド倒さるる、ソウカイヤの4人のニンジャが実際強い」と…
「4人か…おおかたシックスゲイツ…」記事をスクロールする。「いや、違う!
「…知った名前があるじゃねえか…」

君達のIRC端末に通知が届く。送信者の名は『ラグナロス』。知らぬ名だ。だがソウカイ・ネットにはその名が載っている。キョ―ト潜伏組の一人のようだ。どうやらソウカイ・ニンジャの1人のようだ。場所はトコロザワ地区にあるソウカイヤ傘下のデッドエンド・ヤクザクランの事務所のようだ。おそらくミッションだろう。

「ラグナロス=サンねぇ…キョート潜伏…スパイ活動…シックスゲイツ級の実力はあるはずだが」
無名すぎる」ひとりごちる
「っしゃあねえ、タイガー・ホールに入らずんばとも言うし、行くしかねえか」グリーンタートルは出立の準備をしている。

ソウカイネット情報を精査。やはり簡単なことしか書かれていない。
「…」 緑色の迷彩ニンジャ装束の男は、装甲ジープ車に乗り込む。後部座席には装備品一式。
GRRRRRRRR!唸る直6エンジン!デッドエンド・ヤクザクランへの道を、オリーブドラブ色のジープが駆け抜ける。

ダスティミラー:……そんなことがのう」 ダスティミラーは知り合いのニンジャ、ウェパルの所有するカネモチ・オフィスでソウカイヤ系列の新聞を読んでいる。

◆ダスティミラー(種別:ニンジャ) PL:ほのぽっぽ    アイコン:粉
カラテ		9	体力		9
ニューロン	8	精神力		18
ワザマエ	     	9	脚力		5
ジツ  		7	(カラテミサイル)
◆装備や特記事項
Pメンポ(生成)、伝統的ニンジャ装束(生成)
◉翻弄、◉タツジン(ボックスカラテ)
★カラテミサイル・マスタリー1、★カラテミサイル・マスタリー2
★★カラテミサイル溜め撃ち、★★★カラテ粒子フィールド
★★★共振装束生成、★★★アーチ級ニンジャ第六感

(どうしたのダスティミラー=サン?)脳内で少女の声が語りかける ダスティミラーの現在の肉体の本来の所有者、ヨシヒロ・オタエだ 「いやなに、最近ソウカイヤとキョートのザイバツなるニンジャ組織の間で揉め事があったとか、そういうことじゃよ」 (ふーん)

君達のIRC端末に通知が届く。送信者の名は『ラグナロス』。知らぬ名だ。だがソウカイ・ネットにはその名が載っている。キョ―ト潜伏組の一人のようだ。どうやらソウカイ・ニンジャの1人のようだ。場所はトコロザワ地区にあるソウカイヤ傘下のデッドエンド・ヤクザクランの事務所のようだ。おそらくミッションだろう。

(ニンジャも色々と大変なんだね) 「そうじゃな。結局のところニンジャになったところで諸々の欲望からは逃れられぬのじゃろう」 「もっと奥ゆかしく生きることもできる筈なのじゃがな」どこか厭世的な声で呟く
「……はて、わっちを名指しで呼び出しとは」 「ふぅむ、まあこれも生活のためじゃ。受けようかの」

フライクーゲル:物騒な事態になってきたな…
「ザイバツが殴り込んでくるとなれば、こっちも対応を考えきゃいかんか」
フライクーゲルは作戦UNIXで情報収集しつつ、武具の整備を進めている。

◆フライクーゲル(種別:ニンジャ) PL:Freikugel7    アイコン:銃
カラテ		10	体力		11
ニューロン	7	精神力		13
ワザマエ	     	11	脚力		8
ジツ  		6	(テッポウ・ニンジャクラン)
◆装備や特記事項
Fメンポ(生成)、伝統的ニンジャ装束(生成)、湾岸警備隊制式タクティカルホルスター
ヒウチイシ製重リボルバー*3
●ウィークポイント射撃、●タツジン(ハンドガン)、●射撃反動カラテ
●ヒサツ・ワザ:ブロウハイブ・サスペンション・ガンズ、●●ピストルカラテ強化
●●ヴァリアブル・ガンズ
★★★共振装束生成、★★★電光石火
◉不屈の精神、◉緊急ブリッジ回避、◉タツジン(ジュージツ)


フライクーゲルは、ソウカイヤとのホットラインIRCに連絡を残す。「ザイバツとの戦いに於いては、ネオサイタマを守るために手を貸す。少なくとも、向こうにつく心配は無用だ」

君達のIRC端末に通知が届く。送信者の名は『ラグナロス』。知らぬ名だ。だがソウカイ・ネットにはその名が載っている。キョ―ト潜伏組の一人のようだ。どうやらソウカイ・ニンジャの1人のようだ。場所はトコロザワ地区にあるソウカイヤ傘下のデッドエンド・ヤクザクランの事務所のようだ。おそらくミッションだろう。

「ま、そうなるよな…」フライクーゲルは整備を終えた装備を掴むと、風のようにヒウチイシを走り去った。(弱き者の牙となる。ザイバツがソウカイヤを滅ぼせば、この街は連中の『格差社会』の中か。…そうはさせねえぜ

MINDSET:……だそうだぜ 
REDBROSSOM:ザイバツ
MINDSET:もしかしたら…いやそうとは考えにくいんだが…… 
REDBROSSOM:私の身柄を狙っているかも、という事ね 
MINDSET:…ああ
MINDSET:キョート行きを早めなきゃならない可能性もアリか 
REDBROSSOM:わざわざ敵地に行って捕まりにいく気?
MINDSET:灯台の下は真っ暗…ま、そういうことさ……ってなんども言ったな? 
REDBROSSOM:ハイハイ
MINDSET:スローハンド=サンはとりあえず死んだからまあいいとして……問題は他にもグランドマスターがこっちにも来てるやもしれん 
REDBROSSOM:…………
MINDSET:…このままネオサイタマを全面的に侵攻しようってんなら…今回ばかりはソウカイヤとも全面的に協力するしかないかもしれねえな 
REDBROSSOM:とりあえず、依頼元へ行くから 
MINDSET:OK。連絡重点な
◆レッドブロッサム(種別:ニンジャ) PLTac.T    アイコン:桜
カラテ		5	h体力		6
ニューロン	6	精神力		12
ワザマエ	     	8	脚力		5
ジツ  		6	(カトン・ジツ)
◆装備や特記事項
Pメンポ(生成)、Tニンジャスーツ(生成)
◉タツジン(ボックスカラテ)
★カトン・パンチ、★★カトン・ジャンプ、★★グレーター・カトン・ジツ
★★★不滅、★★★共振装束生成
君達のIRC端末に通知が届く。送信者の名は『ラグナロス』。知らぬ名だ。だがソウカイ・ネットにはその名が載っている。キョ―ト潜伏組の一人のようだ。どうやらソウカイ・ニンジャの1人のようだ。場所はトコロザワ地区にあるソウカイヤ傘下のデッドエンド・ヤクザクランの事務所のようだ。おそらくミッションだろう。
REDBROSSOM:依頼人は………ラグナロス?
MINDSET:聞いた事ねえな
MINDSET:ちょっと依頼の詳細をもう一度確認させてくれ
**REDBROSSOMがファイルを送信済みな**
MINDSET:………ラグナロスでしばらく漁ってみた。が…… 
REDBROSSOM:どうだったの?

**MINDSETがファイルを送信済みな、実際セキュリティは強固**
REDBROSSOM:そう
MINDSET:…依頼内容も、ラグナロス=サン自身についてのことも、情報が少なすぎる。クサいぜ
REDBROSSOM:うん
MINDSET:…あとさ、頼むからカトン使いだからって仕事仲間の前でピリピリすんなよ?いやほんとマジで
REDBROSSOM:バカにしないでよ
FREIKUGEL:モシモシ
MINDSET:おっと、FREIKUGEL=サン 
REDBROSSOM:ドーモ
FREIKUGEL:ドーモ。そっちにもザイバツ絡みの依頼が来たみたいだな
FREIKUGEL:こっちにも直接依頼だ。うちのメンツだとダスティミラー=サンも呼ばれてるらしい
MINDSET:実際怪しさ満点。関わらない方が穏便に済ませられるタイプの依頼だ 
MINDSET:…だが、そんなタマじゃないだろ?お前さんもダスティミラー=サンも
FREIKUGEL:…ま、そういう事だ
FREIKUGEL:ザイバツがネオサイタマを手中に収めるのは看過できねえからな
MINDSET:OK。こっちからはレッドブロッサム=サンも派遣する。俺は別動で、しばらくは情報収集に専念する。知り合いにも協力できないかどうか当たってみる
FREIKUGEL:助かる。…戦場でのサポートは任せな
MINDSET:フライクーゲル=サンがいるなら彼女も心配しなくていいだろ。遠隔サポートにしばらく徹さなきゃならんのが悔しいが…よろしく頼むぜ 
REDBROSSOM:(オジギの絵文字)
FREIKUGEL:勿論。じゃ、依頼場所でな…

◆FREIKUGELが退出しました◆
◆MINDSETが退出済みな◆
◆REDBROSSOMが退出済みな◆

「………………………」
「……………彼と私をくっつけようとでも思ってんのかしら……」

2

ここはデッドエンド・ヤクザクラン、その事務所。クローンヤクザが近衛兵めいて横に多数並んでいる。そしてその奥にあるクリスタルヤクザテーブルに酒の瓶を置き、オイラン三人を弄んで鎮座するのは、橙色の貴族的装束の上からオブシディアンカラーの鎧に身を包んだニンジャである。その瞳はマグマめいて輝いていた。

グリーンタートル: 「ドーモ、皆さん、グリーンタートルです」周囲にはラグナロス、そして多数のニンジャ。迷彩柄装束のニンジャがアイサツを叩き込む。
フォックステイルズ: 「ドーモ。フォックステイルズです。…貴方がラグナロス=サン、ということでよろしいのでしょうか」
フライクーゲル: 「ドーモ。フライクーゲルです。」金髪にサイバーサングラスの少年がアイサツをする。透過度は0%で、表情は見えない。
ラグナロス(NM): 「フハハハハ!全員集まったか。ドーモ、ラグナロスです
フォックステイルズ: 「ドーモ。グリーンタートル=サン。フォックステイルズです」
フォックステイルズ: 「ドーモ。ラグナロス=サン」
ダスティミラー: 「ドーモ、ラグナロス=サン。ダスティミラーです」丁寧にアイサツ
レッドブロッサム: 「……………」ずっと黙っていた少女が、一番最後に奥ゆかしくアイサツをした。「ドーモ。レッドブロッサムです。今回はヨロシクオネガイイタシマス」
フライクーゲル: 「ドーモ、ラグナロス=サン」
フライクーゲル: (…案外に俗っぽいな、偽装の可能性が高いが)
フォックステイルズ: 「ドーモ。レッドブロッサム=サン」
レッドブロッサム: 二十近くの美しい娘。二つ結びにしている少々癖のついた灰色の髪。鋭く大きな灰色の瞳はフードの影となり、油断なくソウカイ・ニンジャ二人を捉えている。
フライクーゲル: 「フォックステイルズ=サンとは…いつぞやのシンカンセン護衛以来か」
フォックステイルズ: (…なんや、ちょい感じ悪い?)「ドーモ。この度はよろしくお願いしますね」レッドブロッサムへ
グリーンタートル: (ラグナロス、フォックステイルズ、レッドブロッサム、フライクーゲル、ダスティミラー…)
フォックステイルズ: 「あ、フライクーゲル=サン!ドーモ。フォックステイルズです。お久しぶりです」
ラグナロス(NM):フハハハハ!」ラグナロスは尊大な態度で笑い、オイランの胸を揉む。
フライクーゲル: 「実際久しいな。俺がソウカイヤから直接のビズで動くのも久々だ」
レッドブロッサム: 「…ヨロシクオネガイイタシマス」フォックステイルズに向けて、流麗にアイサツ。どことなくキョート式の礼儀正しさが見え隠れする。
グリーンタートル: 「ソウカイ・ニンジャだけでなく、フリーランサーをこうまで集めるとは、よほどザイバツの侵攻が忙しいようだなラグナロス=サン」
フォックステイルズ: 「そうなんですか…」(フリーランスだったんや…しらなかった)彼女は任務でいっぱいいっぱいだったのだ
フォックステイルズ: 「はい。よろしくおねがいしますね」相手を見習い、ミコー装束の端をつまみオジギ
ダスティミラー: (……ふむ)油断なく周囲を確認し、集まったメンバーのレベルの高さを実感する
フライクーゲル: 「…で、これほどのメンバーを集めるとは只事じゃなさそうだな?」ラグナロスに向き直り、問う。
レッドブロッサム: (……そしてこの俗物が、今回の依頼人)ラグナロスに目線を向ける。侮蔑的な感情を巧みに隠したまま。
ラグナロス(NM):フハハハハ!ついにザイバツが動きおったわ。フリーランスの力も借りねばな……」そう言いながら、フリーランサー達を見る目はどこか軽蔑的だ
グリーンタートル: (ソウカイヤ本体の手駒以外は捨て駒だってか?)
フォックステイルズ: (…なんや…やっぱり実力者ぞろいやな…危険性は皆理解している、ということかいな…フライクーゲル=サンもすごくなんか…めっちゃつよなってるし!!)
ラグナロス(NM):フハハハハ!改めて自己紹介をしよう」ラグナロスは立ち上がり、キョート貴族的なオジギをした。キョート潜伏のミッションで身に付けたのだろう。 「俺はキョートでザイバツを監視していたキョート潜伏組の1人、だ。知らぬ間にアースクエイク=サンに、ビホルダー=サンも死んでいたとは。情けない。俺にはシックスゲイツになる資格を与えられている。次期シックスゲイツの俺から渡されるミッションだ。喜べ
フライクーゲル: (潜入部隊の出だ、カラテだけで生き残ってきた連中ならともかく…どこまでこっちを欺いてくるか分からんな)
レッドブロッサム: 「……………………」黙ってラグナロスの目を見据える。マインドセットから教わった仕事人としてのアティチュードのうちの一つだ。依頼人の目を見据えて話をしろ。……そしてどんな人間か、よく観察すべし。
グリーンタートル: 「ありがたく受け取るとするよ、ラグナロス=サン。んで、4人もフリーランサーを集めて、何をさせようってんだ?」
ダスティミラー: ((なんか嫌な奴だねー)) (油断してはならぬぞオタエ=サン。この不遜な態度も恐らくは演技……地の可能性も無いとは言えぬが)
フォックステイルズ: 「ドーモ。ミッションの重要性、痛み入りました。謹んで望ませていただきます」(…実際、態度はともかくスゴイやり手やな。…それなりにつきあうひつようがあるな)
レッドブロッサム: 侮蔑的な態度。目線。………信頼に足りない。レッドブロッサムはとりあえずそう判断することにした。
フライクーゲル: 「ああ、手早く要件に入ってもらおうか。ソウカイヤはタイム・イズ・マネーだろ?」
ラグナロス(NM):フハハハハ!俺はザイバツの居場所を把握している。……ある程度な」ラグナロスの目が光った。
フォックステイルズ: 「それはとても素晴らしいです。捕捉するだけでも極めて難しいことでしょう。…以前、手痛い敗北を喫した直後なれば」事務的な笑顔
グリーンタートル: 「なるほど」
ラグナロス(NM): 「キョート潜伏の果てに入手したデータよ。ラオモト=サンはその功績を称え、俺をシックスゲイツにするとな!フハハハハ!フハハハハ!
ラグナロス(NM): 「……まあ良い」
レッドブロッサム: (……………………)
フォックステイルズ: 「はい。…めでたいことではありますが、タイム・イズ・マネーとラオモト=サンもおっしゃっています」
レッドブロッサム: (でもそれっておかしくね?ここソウカイヤだぜ?)彼女の頭の中でマインドセットが疑問を呈する。(アジト突き止めたぐらいでシックスゲイツなんて幾ら何でも都合が良すぎる)
ラグナロス(NM): 「今回、貴様らを集めたのは……早速ザイバツのアジトを強襲してもらうためだ。フハハハハ!奴らめ……データを抜かれたことに気付いてないと見える。フハハハハ!哀れよな!
フライクーゲル: 「強襲か」
フォックステイルズ: 「それはチョージョーに御座います」
ダスティミラー: (ちと話が出来すぎている気もするが……) (まあよい、フリーランスの宿命よの)
グリーンタートル: 「気付いてない…油断はなりませんぜラグナロス=サン。そういう時は大体、入ったらドカンだからな」
レッドブロッサム: 「了解しました」 真相がどうあれ、仕事はしなければならない。 (……罠であろうと、乗らなきゃならない……ってわけね) 少々気だるげに目を細める。
フォックステイルズ: (…本当ならば、ええんやが…まぁしかたない。本当でも激しい抵抗はあるやろう。…結局はカラテ、力や)拳をひそかに握りしめる
フライクーゲル: 「ま、それを確かめて来るのが仕事ってわけだろ。…カネは弾んでもらうぜ」
ラグナロス(NM): 「ほう……」ラグナロスのヤバイ級ハッカー経験で培われたニューロンが加速する。
フォックステイルズ: 「そうですね。…たとえ奇襲に成功しようと腐ってもザイバツのニンジャ。頭が足りないとしてもその分野蛮なカラテを持っているやもしれません」
フォックステイルズ: 「警戒は必要ですが、…向かわない選択肢はないかと」
レッドブロッサム: (………このニンジャは下手をすればザイバツの尖兵、事務所に入った瞬間に私たちはハメられる……くらい考えておくべきね)
グリーンタートル: 「他のみんなも、これから一緒にビズをするってのに、そう固くなるなよ。頭を柔らかくしていこうぜ?」
フォックステイルズ: (…どうか、うちに力を…)実力者が多数いる中多くを語りすぎて緊張が高鳴るが、オマモリ・タリスマンのイメージをニューロンに想起して耐える
ラグナロス(NM):フハハハハ!金は弾もう。何だ、前金が欲しいか?」
フォックステイルズ: 「…たしかに、そうですね」渡りに船である。
レッドブロッサム: 「……………」グリーンタートルの言葉に、静かに息を吐く。
グリーンタートル: 「ただ緊張するだけしてもしょうがない」
レッドブロッサム: (前金だなんて随分下に見てくれてるわね)という言葉を腹の中に押し込み、彼女は目を瞑る。
フライクーゲル: 「同感だな」口調こそ軽くなるが、雰囲気自体はヒリつかせたままで応える。
ラグナロス(NM): 片手で黄金と橙色の陽が描かれたセンスを扇ぎ、もう片方の手でオイランの胸を揉む。尊大な態度であるが、ソウカイヤの次期シックスゲイツ。仕方ない。
ダスティミラー: 「ここで言い合いをしても詮無き事」 「現時点でわかっている情報を教えて頂けませぬか?」
フォックステイルズ: 「…これは独り言ですが、シックスゲイツ就任の前祝いとして、…ラグナロス=サンの器の広さを見せる好機と考えます。士気高揚にもつながりますし」(…もらえるならば、もらってもええやろ。カネ自体に貴賤はない)
レッドブロッサム: (…………ヤクザニンジャのああいう所って本当に嫌いだわ)オイランの胸を揉む様子を、それと悟られない程度にみる。当然ラグナロスの様子にも注視しつつ。
フライクーゲル: (黙って返答を待つ)
ラグナロス(NM): 「所属しているニンジャは少なくとも五人。テツチョップ、ホットブラスター、キケンセイ、ブレイドストーム、ディアボラ
フライクーゲル: 「5人」
フォックステイルズ: 「はい」(5人…!すくなくとも同数以上を考えるべき)
グリーンタートル: 「数的には同数か、だが実力はいかほどか」
レッドブロッサム: (実際にはそれ以上)
ラグナロス(NM): 「……ピザ・カラテ同好会め……」ラグナロスは独り言を呟く。
グリーンタートル: グリーンタートルは聞かなかったことにした。
フォックステイルズ: 「…これはなかなか。アンブッシュできてもそれで戦力的にヘイキンテキと考えるべきですね。…??…」謎のワードを聞いて耳を疑う。文字通り
フライクーゲル:ピザ・カラテってなんだよ…)
レッドブロッサム: 「………………………」
レッドブロッサム: 「え?」
フォックステイルズ: 「油断はできませんが、いずれにしろカラテあるのみですね…」
フォックステイルズ: ツチノコ=サンの言葉を思い返す
レッドブロッサム: 「スミマセン、今なんて…?」
レッドブロッサム:ピザ・カラテ……?」大真面目に聞き返す!
グリーンタートル:ピザ・カラテ同好会、だってよ」
レッドブロッサム: 「…ピザ・カラテ
フォックステイルズ: 「質問が一つ。…ピザ・カラテとはどのようなカラテですか?ラグナロス=サン」
フォックステイルズ: 「対策を立てる上で情報を頂きたく思います」
ラグナロス(NM): 「……恐ろしいカラテだ」
フォックステイルズ: 「……わかりました。回答ありがとうございます」
レッドブロッサム: レッドブロッサムの脳裏に、"ピザのようにこんがり焼き上げてくれる!"という文句が浮かぶも、慌てて消した!
レッドブロッサム: 「…………カラテって……お……奥が深いのね……」
フォックステイルズ: (なるほど。…まったくわからんわ!!!なんやぁ!!)叫びたくなる衝動を必死に抑える
グリーンタートル: 「全くだな」
レッドブロッサム: (いや一体なんなのよその胡乱集団。ピザカラテ?)
フライクーゲル: 「ま、分からんモンを詮索してもどうもならんね」
レッドブロッサム: 助けを求めるかのようにそれとなくフライクーゲルを見る!
フォックステイルズ: 猫耳フードメンポと装束の後部が小刻みにはためいている。
フライクーゲル: 「要はザイバツのアジトを強襲して、全滅させてこいってことだろ?」
フォックステイルズ: 「……その通りですね」
グリーンタートル: 「そうだ、単純なミッション、あまりにも単純。ピザ・カラテを除けばな」
ラグナロス(NM):フハハハハ!そうだ」
フォックステイルズ: (狂人相手は、相手するだけ無駄やな…考えるのも。…よし)考えるのをやめた
フライクーゲル: 「それで十分だ。マップデータを送信してくれ。すぐに片付けてきてやるぜ」
フライクーゲル: 「…こんな所で時間を食ってる間に、連中が移動する可能性もあるわけだ」
レッドブロッサム: 「…………………」困惑したような表情でフライクーゲルから目を離した!
ラグナロス(NM):フハハハハ!送信する」オイランの胸を揉んでいた手でIRCを操作し、君達に座標、マップデータを送った。
ダスティミラー: ((ピザ食べたいなぁ))
フライクーゲル: 「よし」
フォックステイルズ: 「ありがとうございます」着信のバイブを確認し、オジギしたのち閲覧する
レッドブロッサム: (ただのアホ集団であってほしいわ……本当に)
グリーンタートル: 「ドーモ」データを受信する。マップデータに現存するエネミーサインは5。
レッドブロッサム: 「………」簡素に頭を下げる。
ラグナロス(NM):フハハハハ!貴様らには期待している。さあ、行ってくるが良い」
フライクーゲル: 「言われずとも、だ」
グリーンタートル: 「ヨロコンデー!」ソウカイニンジャの汎用アイサツをラグナロスに返し、部屋をでる
フォックステイルズ: 「ハイ、ヨロコンデ―!」決断的な返事と共に退出する
レッドブロッサム: 「了解しました」
フライクーゲル: フライクーゲルは電光石火の如く退出した。
レッドブロッサム: フライクーゲル、ダスティミラーに続いて奥ゆかしく退出。
ダスティミラー: 「ドーモ、吉報を持ち帰ってみせます故」奥ゆかしく一礼して退出
フライクーゲル: (はてさて…)
レッドブロッサム: (…………………) 

全員が退出したことを確認すると、ラグナロスはソファに座り、独り言を呟く「よし、まずは一個……フハハハハ!フハハハハハハハ!!!」

3

君達は目的地へ向かっている 。

フォックステイルズ: 「さて、…改めて皆さん、よろしくお願いしますね」オジギする
グリーンタートル: 「うむ、これから一時、生死をともにする仲だ。ヨロシクオネガイシマス」みなにむかって一礼
フライクーゲル: 「ああ、ヨロシク」
フライクーゲル: 徒歩かな?
レッドブロッサム: 「……ヨロシクオネガイイタシマス」表情はどことなく硬い。
レッドブロッサム: ヤクザリムジン…?
フォックステイルズ: (…ついていけるんやろか…いや、ついていくしかない!…とにかく最低限仲良くせな…)「はい。こちらこそ」
NM: ヤクザリムジンはないです
フライクーゲル: だろうな!
NM: 徒歩っすね
レッドブロッサム: ウム!
グリーンタートル: 乗ってきた車あるやん
フォックステイルズ: 渡されたデータについて確認したく思います。NM
NM: データはかなり詳細で、装備しているサイバネも表示されている
ダスティミラー: 「うむ、よろしくお願いいたしますぞ」
グリーンタートル: 「おいおい車も出してくれねえのか、態度の割にケチだなあいつ
フォックステイルズ: 「シツレイながら、…敵地に隠密の内に向かうのに、車で向かうのはどうかと思われます。グリーンタートル=サン」
フライクーゲル: 「フリーランスに対する扱いなんて、いつもこんなもんさ。…グリーンタートル=サン、噂は聞いてる」
グリーンタートル: 「それもそうか…しょうがねえ歩いていくか」
フライクーゲル: 「集団戦になる以上、ムテキ使いは貴重だ。頼りにしてるぜ」
フォックステイルズ: 「…はい。…ニンジャは…機動力が…命なので」
グリーンタートル: 「そっちこそ、お噂はかねがね…フライクーゲル=サン」
レッドブロッサム: 「……………」四人の後ろをついて歩いている。
フォックステイルズ: 「…はい。私も頼りにさせていただきたいです。速度には自信がありますが直接受け止めるのは…」
グリーンタートル: 「何時でも頼ってくれていいんだぜ?」胸を叩く
フライクーゲル: 少しペースを下げ、レッドブロッサムと並走する。「…あんにゃろは信用できないか?」
フォックステイルズ: 「はい。お言葉に甘えさせていただきます。…その分可能な限りフォローはさせていただきたく思います」
レッドブロッサム: 「どっちの?」フライクーゲルに小声で。
ダスティミラー: 「うむ、わっちもこんななりじゃが腕前には多少自信がある」 「頼りにしてくれて構わぬぞ!」
フライクーゲル: 「そりゃあ無駄に笑ってオイラン抱いてる依頼人よ」
レッドブロッサム: 「ああ」露骨に嫌な顔をする。「疑ってかかる方が無難ね」
フォックステイルズ: 「…」(これは…どれもうちより強い…!?)データを閲覧し危険の予感に戦慄する
フォックステイルズ: 「お気遣いありがとうございます。ダスティミラー=サン」
レッドブロッサム: 「"仕事仲間の皆さん”にも伝えておいた方がいいかしら」
レッドブロッサム: フライクーゲルにもソウカイネットのラグナロスの情報が送られております……ということでよろしいです?
フライクーゲル: 「少なくともマインドセット=サンには伝えといてもいいんじゃないか?…ま、あんなんでも今は依頼人だ。」OKです
NM: 良いですよ
フライクーゲル: 「憂さはザイバツの連中で晴らすとしよう。…騙されてたんなら、その時はキツく仕返しするだけだ」
レッドブロッサム: 了解な!
グリーンタートル: 「フーム」データを見ている
レッドブロッサム: (…少なくとも見捨てて逃げる、なんてわけにはいかないわね)
フォックステイルズ: (…こないな幼子がどうして…うちも人のことを言えたことやないか。依頼されるということは相応のニンジャなんやろうし)
グリーンタートル: 「ところで…互いの得物を確認しておきたい。初対面の人もいるだろうし」
グリーンタートル: 「俺はこれだ」ホルスターから二丁拳銃を取り出す。
フォックステイルズ: 「うちは…この拳とヘンゲのジツです」
フライクーゲル: 「同じく」無骨なリボルバー二丁拳銃を取り出す。「ま、もうちょっと仕込んであるがね」
ダスティミラー: 「わっちはこれじゃ」カラテ光剣を一振り出現させる 「まあカラテミサイルの類と思ってくれればOKじゃよ」 「後はカラテを少々じゃな」
レッドブロッサム: 「…カトン・ジツ」指をパチン、と鳴らすと指先から小さな炎が一瞬吹き上がる。「…それと、レイピアを…」
グリーンタートル: 「銃銃拳剣剣…遠近揃ってていいじゃねえの」
フォックステイルズ: 「おぉ…了解いたしました」(やっぱし、みんなニンジャなんやな。…見た目で判断したらいかん)
フォックステイルズ: 「ですね。バランスは大切です。役割が同じに見える方でも性質が違うように見受けられますし」 

「イヤーッ!」突如謎の影がエントリー! 
悪魔的ニンジャ装束に身を包んだそれは、着地し、掌を合わした。

レッドブロッサム: 「!!」
グリーンタートル: 「おっとアンブッシュか?ザイバツも気が早いことで」
ディアボラ(NM): 「ドーモ、ディアボラです」
フォックステイルズ: 「!!」(流石に奴さんもやられるだけやないな…!)
フライクーゲル: 「やっぱり感づかれてるじゃねぇか」
グリーンタートル: 「ドーモ、ディアボラ=サン、グリーンタートルです」
フライクーゲル: 「ドーモ、フライクーゲルです」
レッドブロッサム: 「……ドーモ、レッドブロッサムです」
フォックステイルズ: 「ドーモ。ディアボラ=サン。フォックステイルズです」
グリーンタートル: (ラグナロスの野郎、リーゼント野郎と変わらねえじゃねえか、ファック)
ダスティミラー: 「ドーモ、ディアボラ=サン。ダスティミラーです」アイサツを返す!

一行のもとにザイバツ・ニンジャの急襲!
ソウカイヤvsザイバツ、イクサの行方は…
そして、彼らは勝利することができるのか!?

【破られた境界線】後半へ続く

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