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通常ハイパーの体当たりヨクバリスパーティ


前説

多分自己紹介とか書くけど今は保留

体当たりヨクバリスとは

もう1年近く前になりますが、光のシーズン開始時の技アップデートによって、体当たりに強化が入りました。
それによってヨクバリスの技1はタネマシンガン1択だったところに体当たりの選択肢も入ってきました。
また体当たりだとタイプがノーマルで一致技となるのでDPTが3.6となり技1だけでゴリゴリ削れるようになりました。
リザードン対面や、上位帯で採用の多いカイリュー対面での影響が大きいです。
ハイパーリーグの体当たりヨクバリスは実質スーパーリーグのベロリンガです。

パーティ解説

ヨクバリス・バルジーナ・ズルズキン

今回はライジングヒーロー、隠された宝石と2シーズンに渡ってレジェンドへ導いてくれた、ヨクバリス・バルジーナ・ズルズキンのパーティ解説を残したいと思います。

特徴

このパーティの特徴として、まずは全員が悪技を打てるという点です。
通常ハイパーではトップ上位のギラティナやブルンゲル、クレセリアといったところに抜群技を打てるのが非常に大きいです。
特にブルンゲルは直近でなみのり習得もありかなり採用を伸ばしました。
ブルンゲルに対して有利なのに、ブルンゲルがこちらの不利になるビリジオンやコバルオンを抑えてくれているので現状かなり立ち位置がいいです。
細かい数字で言うと、今シーズンで相手のパーティにブルンゲルが入っていると勝率72%ありました。頻出率3位のポケモンにこれは驚異的です。

また、後ろのバルジ・ズキンがフェアリーに不利ですが、現環境において甘々はほぼいないと言っていいほど当たりません。
当たったら事故です、忘れましょう。
フェアリー枠はカプ・レヒレ、ガラルマタドガス、ピクシーといったところに取って代わられており、不利には変わりないですが諦めるほどではないです。

対面ごとの立ち回り

相手の初手割合と勝率 

戦績は全部残しているのでそれを元に話しますが、レート帯によっても環境違う可能性はあります。また、シーズン前半と後半で環境全然違う可能性があるのですが、それは後ほど言及します。

以下の画像はみんポケの対戦記録に残っている、このパーティと対面した相手の初手の割合と勝率です。
初手ラグラージのパーティですと47.8%の勝率ということになるので、こちらの方が分があったということになります。
以下、初手カイリュー/サンドパン/ブルンゲルには有利、初手ビリジオン/ガラマには不利ということです。

ここから相手の初手ごとにどういうパーティがあるかと立ち回り書いてきます。

初手ラグラージ

ほぼラグリザトドか亜種のラグリザスチルと見て動きます。
ズキンvsリザ、バルジvsトドorスチルの対面が負け筋になるので、そこを作らないように立ち回ります。バリスとラグの対面は取るつもりで動いてください。ラグがシャドウかどうかでも変わってくるので練習しとくと良いです。

トドorスチル引きにはズキン即追い、リザはバリスのHPの残り具合で判断で、3/4くらい残っていたらそのままバリスで対応します。
テンプレパーティの中でもダントツに多いのでこれに対する勝率で結構変わってきます。

初手カイリュー

初手カイリューの裏には鋼がいるのでそこにズルズキンを当てるように動きます。
思ったより勝率高いのは、裏の鋼+ブルンが多くそこに刺さりまくってました。
逆に鋼+レヒレだとあまり勝てていなかったので、若干パーティ運にはなります。

初手のバリスvsカイリューですが、のしかかりとドラクロの回転が一緒で、同発を取られ続けると負けてしまいます。ですが、相手がそこまで付き合ってくることは一回もなかったと記憶してます。
こっちの2発目ののしかかりに合わせて馬鹿力を打つorドラクロ→馬鹿力を打つで交代しているケースがほとんどでした。シールドは1発目から貼ってください。そうなったら相手の鋼にはズキンをあて、鋼以外にはバルジを当ててください。

初手サンドパン

初手サンドパンの裏は、水水か非格闘弱点で組まれていることが多いです。
つまり、ブルンゲルですね。
バリスvsサンドパンはほぼ互角なのに、勝率がとても良いのはこちらの裏2枚ともブルンが見れているところにあります。

相手の裏にレヒレがいた場合は少し厄介になりますが、バルジから当ててなんとか削っていく方法で勝ち筋を見出します。
相手のサンドパンが引いてきたら、こちらもバリスは温存するように動きましょう。

初手ブルンゲル

ブルンゲルには滅法強いと言いながら、初手に来てしまうと若干勝率が落ちます。
その理由は裏にフェアリーがいる可能性があるからです。
先にも書いた通り、甘えるは減っていますが、ピクシーやマタドガスのフェアリー枠は一定数おりブルンと組まれていることが多いです。

こちら視点ですと、初手のブルンはできれば裏の2匹で処理したいので対面して相手が引いてくれるのがベストです。その場合は裏から出てきたポケモンをバリスで処理してブルンにバルジを当てればほぼイージーウィンできます。
問題はブルンが突っ張ってきた時ですが、相手の様子を見て動くしかないのでこちらは技を打たず相手が波乗り2発打ってくるくらいでバルジに引きましょう。

初手ビリジオン

圧倒的不利対面です。
その割に何回か勝てているパターンがあるのでその解説をします。

バリスvsビリジは相手が半分残るくらい大差で負けますが、裏勝ちしていることがあります。そこでバリスは突っ張りましょう。
やられた後はバルジを出しますがここで相手が即引きしなかったらチャンスです。
バルジで削り切った後には、格闘弱点2枚や、ゴースト2枚が残ることが多くズルズキンで一貫できます。
何試合か拾っていたのはこのパターンでした。
あとたまーに聖剣持ってないビリジもいるので、そうなると勝率少し上がります。


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