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集中講義:特許についての知識

  本日の写真は、サンフランシスコへのベンチャー企業tourで訪問した「Johnson & Johnson」の研究所です。ここは、アーリーステージのベンチャーに投資していて、研究室も所内で提供しているとの事でした。

  明日から集中講義が始まります。受講生の方々は遅れないようにお願いします。

  本日は、集中講座の中でも、特にユニークな「特許」についての講義内容について、少しだけ説明します。

   営業職で特許が必要かと思われるかと思いますが、営業職だからこそ、という側面があると思います。
 まず、特許というものは、世界で初めて、技術課題を見つけたら、特許になり、そして、とても強い特許になりえます。天才でなくても、解決策は、凡人の考えることで良く、世界で初めて気づいて、特許として出願すれば、特許となり得ます。

  また、営業職でも、「特許」に大きく貢献できます。「ビジネスモデル特許」というのがあり、ビジネスの仕方が特許になるので、だれにでも特許を考える事ができ、特許を取得することが可能です。このビジネスモデル特許の有名な例としては、Amazonのワンクリック特許、いきなり!ステーキのステーキ提供システムなどがあります。
  
  一方で、この特許思考という事が営業に直接役立つ場面が出てくると思います。顧客であるエンジニアに対して、特許という切り口で質問することや話題にすることで、顧客との距離が縮まります。

  また、特許化の課題もあります。特許化には、新規性、進歩性を満足させる必要があります。特に、進歩性を言えることが、必要で、頭の使いどころです。
 また、特許は、お金がかかります。国内で特許成立までで、最低でも50万円かかります。以後年金数万円必要です。従って、どの時点で、どの程度回収できるかを逐次判断しながら進めることになります。


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