「水無月透華の思考実験：佐月実」をじっくり読みました！

　　　このミステリーは、第1回黒猫ミステリー賞〉受賞作として、本屋さんで平積みされていて大変注目されていたので、躊躇うこと無く購入しました。数学科に通う神前裕人は、とても奇妙な事件に巻き込まれ、それをきっかけに、大学の先輩である水無月透華と出会いながら、この奇妙な事件を解決していくというストリーです。
　　　今までは、一晩で読み切る事ばかりでしたので、翌日から普段の生活ペースに戻すのが辛かったのですが、この小説は全部で５章になっていて、１章で完結というスタイルだったので、５日間に分けてじっくりと読み進めることができると思いましたが、正直に言えば、最後の４、５章は、まとめて読んでしまい、寝不足になりました。
　　　内容は、数学的、物理的な理系の要素もあれば、哲学的で難しい論点で議論する様子などが盛り込まれていて、理系の私には、とても新鮮なトピックスを扱っていました。
　
　　　最近は、色々な分野で話題にあがっている小説を読むと、映画化してほしい、アニメか、実写かという感覚が出てきてしまいます。
　　　この小説では、映画ではなく、これはもう、ドラマになってしかるべきというか、ドラマにし易い設定とテンポで書かれていて、丁度５章なので、５話分のドラマを見たという感覚を覚えました。
　　　勝手に、ダブル主役の一人、水無月透華は、二階堂ふみ、もう一人の主役の神前裕人は、星野源、そして、全編にわたり、二人を巻き込みながらいい味を出す宗方刑事は、阿部寛では、どうかなーと思っています。VIVANTの配役に少し偏りすぎでは？といわれそうですが。
　　　また、主題曲は、星野源　でいくと面白そうと妄想を膨らませています。

　　　大変面白いおすすめの一冊です。

　　　ところで、エンジニア向けの特許講座を開催します。概要は、以下の通りです。

・概要：
①何が特許になるか？何を特許にするか？
②どの出願システムを活用するか？
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・スケジュール：
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