中卒が考える トリクルダウンと MMT理論

トリクルダウン理論ってしっているかな?もちろんオレは知らないよ、だからwikiってみるよ。

wikiによるとトリクルダウンって言うのは「企業がもうかれば労働者もいっぱい給料がもらえるよね。だから企業を超優遇しようぜ、そうすりゃあ景気が良くなるぜ」っていう考え方らしいね。

安倍ちゃんが二度目のうんこ漏らすまで大好きだった考え方だね。

でも、安倍ちゃんが進めるまでもなく日本は長いことトリクルダウン状態だったんだ。そう、高度経済成長だね。

高度経済成長下で企業はアホみたいに儲けて労働者もいっぱい給料がもらえていたんだ。そしてバブルと言うヘヴン状態、スーパートリクルダウンモードに突入したよね。

そしてバブルがバチュンして景気がドンドン悪くなっていってリーマンがバカになってサブプライムがトラストピーして日本が20年止まってから安倍ちゃんが持ち出したのがトリクルダウン理論だね。

景気が悪いなら苦しんでいる労働者に金バラまいた方が良くね?って考えもあるかもしれないけど、それは違うんだ。トリクルダウンって言うのは企業を超優遇しようって考え方だからね。

トリクルダウンなんか持ち出さなくても高度経済成長下の日本では企業が儲けて労働者もいっぱい給料を貰えていたよね。

で、景気が悪くなったので企業を超優遇しよう。って言うのが安倍ちゃんのトリクルダウン理論だね。

景気が悪くなったからって企業に金をばらまいても景気が良くなったりしない。こんなことはみんな分かっていたと思うよ。もちろん安倍ちゃんもわかっていたはずだよ。

トリクルダウンを政策としてしまう政治。
トリクルダウンを政策とするなら景気を良くする必要があるよね。

だって、景気が悪くなってから企業を優遇しても意味がないからね。

そんなもんバットに種籾あげるようなもんだよ、食われておしまいだよね。

ケンシロウにあげてもジジイの墓にバラまいて「生える草www」とか言われるだけだしね。

景気が悪くて貧乏になった庶民に特別給付金をバラまいても消費には向けずに貯蓄に回すから給付金なんて意味がないって麻生さんが言ってたよね。

それと同じで景気が落ち込んで業績が下がった企業を優遇してもそれ労働者にトリクルすることはないよね。

つまりトリクルダウンっていうのは景気が良ければ企業は儲かり労働者も潤うっていう「状態」を指しているだけなんだよ。

例えるなら卵とヒヨコとニワトリのどれが最初かって話だね。
うん、分かりにくいね。

景気が良くなれば企業は潤って労働者にトリクルするけど、景気をよくするなんてそう簡単には出来ない。

企業を優遇しても企業は労働者を豊かにはしない、だから景気は良くならない。

労働者を豊かにすれば少しだけ消費は増えて企業も少しだけ潤う。企業が少し潤えば労働者に少しトリクルして景気が少し良くなる。

卵とヒヨコとニワトリ。どれが一番最初かって言う正解はないけど、明確な間違いが一つだけあるんだ。

トリクルダウンって言葉の直接的な意味は「こぼれてあふれる」って意味らしいね。景気が良ければ氷のいっぱい入ったコップに注がれたペプシのようにあふれるだろうけど、空っぽのコップにペプシを注いでもあふれることはないからね。それなら最初からテーブルにペプシをこぼした方が話は早いんだ。うん、わかりにくいね。

ちなみにタイでは無糖のペプシをペプシMAXって言うんだ。

政治で景気を自由自在に上下左右することが出来るなら別だけどね。

もちろんそんなことが出来るなら「失くしちゃった20年」なんて言われることはなかっただろうからね、できるわけがないね、少なくとも安倍ちゃんには。

つまりトリクルダウンを政策とするということは「景気が良くなったらいいな!」って思っているだけってことだよ。

だから安倍ちゃんは景気を良くしようとしたわけではなくて、企業に金をばらまきたかっただけなんだろうね。

そもそもトリクルダウンを提唱したのは300年位前のイギリスの精神科医らしいよ。そんなものが現代の日本で通用するわけがないなんてことは誰でもわかるだろうってのはオレでもわかるよ。

当然、トリクルダウンで景気は良くならなかったよね。そりゃあそうだよ「景気が良くなったらいいなあ」って思っていただけだからね。

次に登場したのがMMT理論だよ。

MMT理論。知っているかな?もちろんオレは知らないよ。だからまたwikiってみるよ。

とりあえず1文目でよくわからない単語が10個くらい出てきた。その単語をクリックしてみたら今度は読めない単語が5個くらいあった。

これはオレの理解を三輪廻くらい超えているね、うん、あきらめようね。

でも日本がなんでこのよくわからない理論を持ち出したのかはなんとなくわかったよ。

財政赤字の言い訳をするために持ち出してきてみたいだね。

中2ブレインをフル稼働させて考えてみたけど、どうやら・・

例えば国が100兆円の赤字をたたき出したとするね。でも来年インフレで物価が倍になったら100兆円の借金は実質的に半分になるじゃんって考え方みたいだよ。

そう考えると日本は長いことMMT状態にあったよね。そう、高度経済成長だよ。

日本中に金をばらまいて高速道路や新幹線を作りまくっていたよね。

ばらまいた金はもうとんでもない金額だったんだろうけど、景気も良かったからインフレバンバンな感じで返してないのに借金がドンドン減っていってさ、もうタダで作れたようなもんだよね。

MMT理論では適度なインフレを起こす、つまり物価を上げる必要があるようだけど景気は良くなっていないから労働者は金が無い、労働者が金を持っていないから消費は上がらない。消費が上がらないと景気が良くならず借金がチャラにならない。

つまりMMT理論で今の借金をチャラにするためには景気を良くする必要があるんだ。

MMT理論で景気を良くして借金をチャラにしようとしているのに、そのためには景気を良くしないとダメなんてもうわけがわからないよね。

景気が良くなればMMTもトリクルダウンも必要ないからね、つまりトリクルとMMTのどっちも景気が良くなったらいいなあって考えているだけなんだ。

安部ちゃんと愉快な仲間たちは日本の停滞はデフレが全ての元凶だ!なんてことを言っていたけど勿論そんなことはないよね。誰がどう考えてもデフレは結果の1つではあっても原因ではないよね。

じゃあ安部ちゃんwith愉快ズはそんな当たり前のこともわからなかったのかといえばそんなことはなくて、じゃあ分かっていたのかといえばそんなこともなくてぶっちゃけそこらへんのことは興味なかったんだと思う。

安倍ちゃんは大企業を優遇して日本国民以外にお金をバラまくことに執心していたからね。

もちろんその全てがムダだったとは思えないよ、ほぼムダだっただろうけども。

そして今、予想外な形でだけど、安部ちゃんと愉快な仲間たちが散々言ってたデフレ脱却ができたよね。物価はどんどん上がっているよね。

日曜討論で高市か誰かが物価上昇対策について聞かれて「デフレ脱却ですよ!これで日本は良くなりますよ!」とか言うのかと思ったらそうではなかったね。

「欧米の物価上昇は8%ですけど、日本の物価上昇は自民のおかげで2%で抑えてます」とか言ってるんだよね。

なんで?デフレ脱却できて日本は良くなるんでしょ? 

まあ良くなるわけないんだけどね。

自民のおかげで物価上昇が2%で抑えられてるなんて言ってたけど、少し考えればわかるけど欧米のね、ウクライナネタ以前から給与や物価が少しずつ上昇してきた上での8%と、逆に賃金が下がり続けてきた日本の2%じゃ全然意味が違ってくるからね。

日本、良くなっていないよね。おそらくコ回ナとロシアの侵攻で最大ダメージを叩き出してる国の1つだよね

安倍ちゃんズは「デフレ脱却したのになんで日本は良くならないんだろう?」なんて不思議に思っているかな?おそらく思っていないよね。

日本を良くしようなんて別に考えてなかっただろうからね。

本当に日本を良くしようとしていたらトリクルダウンとかMMTとかデフレ脱却とかわけのわからないトンチが出てくるわけがないからね。

景気を左右するのは労働者がどれだけ金を稼ぐか、そしてその金をどれだけ使うかだよね。

景気を左右する労働者が理解できない経済理論なんか意味が無いんだ。

つまり底辺労働者であるオレに理解できない経済理論はゴミだってことだよ。



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