勝者のメンタリティ

こんにちは、布施です。

昨晩はチャンピオンズリーグのを朝まで見ていました。レアルマドリードが圧倒的最多の15回目の優勝という結果で幕を閉じました。

試合内容としては、前半は圧倒的にドルトムントペースで、xGと呼ばれるゴール期待値でもドルトムントが優勢でした。ドルトムントは縦パスが非常に効果的で、パスの出し手の体の向き、貰い手のポジショニングともにうまくはまっており、ゴールまであと一歩というシーンが多くありました。システム的にもレアルの前半は、サイドで起点は作れるものの、センターラインでの攻撃が活性化できず、劣勢でした。ですが、守護神クルトワのナイスセーブが連発し、無得点のまま前半を終えます。

後半になると一転して、レアルの配置の切り替えから、より高い位置での攻撃の組み立てが多くなり、退団のクロースの正確なキックも活きる場面が生まれました。流れそのままに、コーナーキックからの得点、相手のミスからの追加点を決め、レアルマドリードが試合を決めました。

試合の内容としては上記のような感じだったのですが、やっぱりレアルマドリードだなという試合でした。特に、試合の流れをみながら、ここぞという場面で一気にギアを上げる力はさすがでした。試合を見極める勝負勘と、ギアアップを体現できるバルベルデ、カマヴィンガなどの中盤の選手たちはレアルマドリードの強さたる由縁なんだと感じました。

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