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【なんば駅からの日帰り旅行】住吉大社・帝塚山(約3時間半)

 一度行ってみたかった住吉大社と帝塚山。阪堺電車の一日乗車券で行こうと思っていましたが、とりあえずそれ使わずに来てみました。

 まず、なんば駅から南海に乗ります。南海のホームは何路線もあって、大阪梅田の阪急みたいにワクワクします。今回は南海本線が先発であれば、住吉大社→帝塚山ルート、南海高野線が先発であればその逆ルートを取ろうと思っていました。本線が先でしたね。

 普通電車ですが、とにかく近いです。スーパ玉出で有名な岸里玉出駅が「きしのさとたまで」と読むことを初めて知りました。

 住吉大社駅を降りると、駅の中にお店がいくつかあり(洋服、昆布、たこ焼きなど)、出ると灯籠が。右手に住吉公園、左手に住吉大社です。先、公園行ってみっか!

住吉公園から住吉大社駅を望む

 左右に大きな獅子がお出迎え。ここは住之江区ということがわかりました。葉牡丹、ストック、菜の花、梅…たくさんお花が咲いていて、暖かな日を浴びてここだけ春って感じです。公園の中には食事処がいくつか、池もあり、立派な公園です。

色とりどりの花々

 公園を出て、駅の反対側にある住吉大社を目指します。といっても、すぐ着きます。神社の眼の前に阪堺電車の「住吉大社前」の電停(広島風な言い方?)があります。大きな鳥居の横にいくつか幟が立っていますよ。「立浪部屋」って!→推しじゃん!(*_*)えー、ここ今度の場所の宿舎なの!?(慌てる)

お相撲の幟が立っている!

 後で確認したところ、この神社は横綱発祥の地らしいです。あと、この神社には大きな灯籠がたくさんあります!寄進した昔の人たちのお名前がたくさん書かれていて、結構感動します。

巨大な灯籠がたくさん

 他にも入り口の左手に遣唐使進発の地という絵があったり…感動したのは太鼓橋に差し掛かる前に左右にある建物の昔の絵や色々な集まりのメンバーが書かれた大きな板類。古いものは弘化何年とありました。江戸時代!ここまでの間で既に気持ち爆上がりです。

太鼓橋を渡るといよいよ本殿へ。

 4つお社があります。調べたら、どこから拝んでも良いとあります。とりあえず一番奥の第一本宮から行きました。ニと三だったか、お宮参り用のかわいい装飾もありますね。

 お社の奥に「初辰まいり」と書いてあり、その先にたくさん幟がありますが…その前にお賽銭用の小銭が尽きたので、一度外に出て、神馬の近くの自販機でお茶を買いました。

 近くの大きなご神木の根っこあたりに「誕生石」と書かれてあり、両サイドに島津家の丸に十字の家紋があります。いわれを読んでみると、源頼朝が寵愛した人がここで頼朝の子どもを産んで、その人が島津家の初代になったそうです。驚きました。

 誕生石から登った所に御朱印窓口があり、季節によって何通りもある、美濃和紙に刺繍がされた御朱印のサンプルが貼ってあります。素晴らしいです👏

 もう一度境内に入って、今日は辰の日なのかわかりませんが(後で調べたところ違ったっぽい)、先ほどいただいたマップにある初辰の4社も行ってみました。2社は敷地内で、2社は外です。最初のお社には裃姿のかわいい招き猫がいっぱいいました。次のお社には一寸法師の茶碗が、外の2社行く前に立派な武道館があったので、ここに立浪部屋来るのかな?神社を出ると、住宅地の中に入り、最後の1社の前に小さい橋を渡ります。2社ともそんなに遠くなかったです。おもかる石、やり忘れました。

 ここからは南海高野線の住吉東駅から帝塚山に行く方が近いようですが、どうしても阪堺電車に乗りたかったので住吉大社前に戻ります。

 阪堺電車は結構本数があります。嵐電や江ノ電に比べるとホームが細いかな。電車と近くてびっくりしました。その日、訳あってICカード持ってなくて、「おつりは出ません」の貼り紙が心配でしたが、両替はできました。姫松駅で降ります。

 姫松駅にはレトロな駅舎がありました。目的地ポアールはすぐ近くです。おしゃれな佇まい。ここで、プランセスというケーキを食べます。

 カフェは2階です。並ばずに入れてラッキーでした。念願のプランセスとアールグレイ系の紅茶しました。夢のケーキです✨️プランセスがなんと生のお花を持っています。中がムース状なので甘すぎず、とても美味しくいただきました。食べるのがもったいない!他のケーキととパンも買って帰りました。幸せです。

 しゃれおつエリア帝塚山を通りつつ、南海高野線帝塚山駅へ向かいます。関西の有名なお屋敷街ですね。学校が終わる時間と重なり、中高生がたくさんいました。懐かしいです。

 帝塚山からなんばもすぐでした。途中、通天閣が見えました。大阪って感じがしました。