段取り八分・仕事二分~プロジェクトマネジメントは段取りだ~
こんにちは。PMPの旅渡です。
今回はプロジェクトマネジメントの本質について書きたいと思います。
プロジェクトマネジメントは難しい?
プロジェクトマネジメントというと難しいとか、
専門的な知識がいると思っている方も多いのではないでしょうか。
繰り返しやっているルーチンワークでなければ、
何でもプロジェクトと言えます。
歓迎会や飲み会などの飲み会を幹事として計画して開催することや、
資格取得、就職試験、旅行、結婚式、引越など、
ルーチンワークとしてやっていない事は
何でもプロジェクトに当てはまります。
プロジェクトチームも2人以上集まればそれは立派なチームです。
ゴールは何か決め、スケジュールや予算を決め、
どう進めていくのか、役割分担を計画する。
うまくいかなかったときの対応策を考え、
あらかじめ予防策をとっておく。
そう考えるととても身近なものと言えます。
PM、PLに求められる本当に必要なこと
昔から段取り八分・仕事二分と言われているように、
仕事に取りかかる前の段取をして整理することが出来が
実際の仕事に大きな影響を与えます。
プロジェクトマネージャーや、プロジェクトリーダーのあなたは実際の仕事ではなく、これらの段取りに注力するのがお仕事です。
あなたの仕事でトラブル発生するのか、順調に進むかが大きく変わってくるのです。
プロジェクトマネジメントの資格とは
とはいえいきなりプロジェクトを誰もが上手に回すことは難しい。
同じものは2つとない上、いろんな制約があり、
時間も予算も限られています。
日本国内で受験可能なプロジェクトマネジメントの資格として
主に3つが挙げられます。
・PMP(PMI)
・PRINCE2(OGC)
・プロジェクトマネージャー試験(IPA)
PMPは米国PMI財団主催の資格です。PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系)ガイドの知識、考え方を習得しているかを証明する資格です。受験には実務経験が必要です。
PRINCE2は英国政府商務局のプロジェクトマネジメント手法の知識が問われます。実務経験は必要ありません。
プロジェクトマネージャー試験はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)による試験で実務経験は必要ありません。ベースとしてPMBOKの知識が問われます。
日本国内においてはPMPやプロジェクトマネージャーがシェアが多いように感じますので取得するならばPMPもしくはIPAのプロジェクトマネージャー試験がおすすめです。
資格必須ではありませんが、プロジェクトを成功に近づける可能性を上げるためにプロジェクトマネジメントの知識やプロジェクトを運営の手法を得ることはおすすめです。
PMやPLを任されたら資格は必要?
プロジェクトマネジメント免許ではないので、なくてもPMやPLになることはできます。
資格ではプロジェクト運営のノウハウをの学習に過ぎません。
知ってるとちょっと失敗が少ないかもしれない、程度の物です。
ただ、多くの先人の知識やセオリーを習得していることや、プロジェクトマネジメントのお作法、共通知識があるということでお客さんや元請け、下請けでも知識がある人が居れば話が早いため、メリットがあると言えます。
案件によっては資格を保有することが要件となっていることもあるかもしれません。
PMBOKをいきなり勉強し始めると挫折する可能性が高いです。
リーダーを任されたときに読みたいおすすめ書籍が、
初心者から経験者までわかりやすくおすすめです。
あなたのプロジェクトが成功する一助となれば幸いです。