【旅行記】母と行く鹿児島4泊5日の旅④桜島と霧島温泉郷
みなさんこんにちは。おでかけ大好きTRIP_YUKOです。12年ぶりの母(シニア)との鹿児島の旅。4 日目は、鹿児島市を出発して桜島から霧島温泉へと向かいます。
7:30 チェックアウト
鹿児島観光の起点として3泊宿泊したホテルをチェックアウト。通勤時間の車が混雑を避けて早めに出発しました。
7:40 鹿児島港 桜島フェリーターミナル
鹿児島市街の鹿児島港と桜島間は乗船時間15分のフェリーで行くことができます。このフェリーは10-15分間隔で24時間便が出てるんです!びっくりですよね。
車は1台で大体1,070〜1,400円くらい。だんだん近づいてくる桜島は雄大です。
8:20 赤水展望広場・叫びの肖像
道の駅がまだ閉まっているので、とりあえず時間の関係ないスポットを巡ります。桜島港から5分くらいにある赤水展望広場と叫びの肖像。
長渕剛の伝説のライブ、桜島オールナイトコンサートが行われた場所です。
オールナイトコンサートには75,000人もの観客が集まったそうです。海の向こうには鹿児島市内が見えてとても気持ちいい広場。なかなか難しいだろうけど、せっかくの広場なのでイベントやっていただきたいですね。
8:50 湯之平展望所
湯之平展望所は、桜島を間近で見られるビュースポット!北岳の4合目に位置し、一般人が行ける最高地点の展望台です。
展望スポットからはゴツゴツとした岩肌がくっきりと見えます。桜島が火山であることを思い知らされる景色。とても迫力があって感動しました。桜島に立ち寄るならぜひ訪れてほしいです。
9:30 桜島ビジターセンター
湯之平展望所を抜けてふたたび桜島港付近へ戻り、桜島ビジターセンターに立ち寄りました。
入館は無料。シアタールームでは桜島や噴火についての映像を見ることができます。
「なぜ桜島は火山噴火の危険性があるのにたくさんの人々が暮らしているのか?」という問い。
桜島大根やみかんなどの農産物、温泉など桜島の火山は恵みをもたらしていて、私達は恩恵を受けている。火山ととともに生きているのだという答えがとても印象に残りました。
9:45 桜島溶岩なぎさ公園
桜島観光といえば、桜島や錦江湾を眺めながらの「足湯」!1番惹きのあるスポットではないでしょうか。
この日は平日だった上に、朝早かったため貸し切り状態。さみしい…。観光スポットは賑わってなんぼなとこある。
10:45 有村溶岩展望所
有名な展望所の1つ。駐車場が広く、観光バスもきている定番展望スポットです。
ここは大正時代に起こった噴火により流れ出た溶岩原にあります。まるでディズニーシーに来たような(!)溶岩に囲まれた歩道を歩いて行きます。
有村溶岩展望所は、南岳に最も近いため大きな火山が視界一面に広がります。麓には溶岩が固まり平地になった溶岩原が続きます。
噴火口から遠ざかるにつれてクロマツの林が段々と増えていく様子は自然の成り立ちと生命力を感じさせます。
展望所は、2016年に老朽化のためリニューアルされたばかり。とてもキレイな施設でした。
11:20 黒神埋没鳥居
桜島の噴火の被害の様子を今に伝えるのが、桜島の東にある「黒神埋没鳥居」。鳥居の上まで火山灰が積もり埋没したまま保存されています。
島の南側ルートでくると、鳥居の手前に小さな駐車場があって、ここを逃したらもう無さそう!という雰囲気が漂いますが、そんなこと無いのでもう少し進んだほうがいいです。
埋没鳥居の近くには、噴火口が見えるという昭和溶岩地帯展望台もあります。行ってみたもののほんとにちょっとした展望台で、路肩に車は停めれず諦めました。
12:00 ランチ:お食事処 冠八屋
桜島を出て大隅半島を南下。垂水市にあるカンパチが頂けるお店「冠八屋」に伺いました。
実は、カンパチの生産量は鹿児島が圧倒的日本一なんです!特に錦江湾はカンパチの養殖が盛んで、世界でも有数の養殖地なのだそうです。
冠八屋さんはご自身でも養殖を行っているというお店で、新鮮なカンパチとカンパチへの愛情たっぷりの定食が頂けます。
Google口コミがとても高かったので、これは是が非でも行かなきゃ!
カンパチのお刺し身 うまぁ〜い!!(๑´ڡ`๑)
プリップリのお刺し身!カンパチイチかも!
昨夜のうなぎに続き、鹿児島の名産の旨さに驚きです。カンパチを食べに行こうって普段あまり思いつかなかったのが不思議なくらい。もっと有名になって良いのになぁ。
13:00 錦江湾沿いを東回りで北上
大隅半島を錦江湾沿いに北上して霧島神宮を目指します。海にはたくさんの漁船。カンパチの養殖なのでしょうか?
13:45 坂元のくろず「壺畑」情報館
少し立ち寄る時間があったので、Google mapで道中のスポット探し。高評価な「坂元のくろず」情報館に立ち寄ってみました。
サザエさんのオープニングにも使われたとのことで鹿児島を代表するお酢の醸造メーカーです。
非常にきれいでおしゃれな建築の施設。大きな窓から見える青い空と錦江湾、手入れされた青々とした原っぱがとても清々しく美しい。とっても素敵なロケーションです。
坂元醸造は「くろず」という言葉を生み出したお酢のメーカーで、昔から受け継がれてきた製法で作り続けているそうです。壺で醸造しているのは、日本でも坂元醸造だけなのだとか。
たくさん並んだ黒壺と桜島の景色が圧巻!鹿児島らしさを感じられるむちゃくちゃ素敵なスポットでした。商品の黒酢も試飲することができますよ。レストランも併設していて酸辣湯が美味しいらしい…。
14:50 霧島神宮
本日の旅の目玉の1つ、霧島神宮に到着。鬱蒼とした森の中に佇む赤い神殿が神秘的です。
16:00 宿泊:旅行人山荘
霧島神宮まで来たなら、霧島温泉郷で宿泊。幾度となくメディアで取り上げられている大変有名な旅館とのことで最後の宿泊先に選びました。
貸切の露天風呂が7つあり、宿泊者は利用できます。旅行人山荘を有名にした露天風呂というのが「赤松の湯」という露天風呂。平日にも関わらず1ヶ月以上前の予約でも人気。最終の時間枠で予約しました。
赤松の湯は、母屋から専用の小道を下った林の中にある露天風呂。秋の虫の声と、時々吹く秋風が木々を揺らして葉が擦れる音だけが響きます。
癒やしとはこのこと。写真で見るよりも数倍素敵な露天風呂で、人気なのも頷けました。
4日目も無事に終了。あとは空港に帰るのみ。とにかく無事にここまでたどり着けてなによりです!