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【東京散歩】警視庁&国会議事堂 〜大人の社会科見学 ~

 みなさんこんにちは。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。土日休みのサラリーマン夫婦の私たち。今回は月曜日に年休を取得して平日だから行ける東京スポットを巡ってきました!

■テーマは「大人の社会科見学」

 今日のお出かけのテーマは「社会科見学」。「大人の」と題しているからと言っていかがわしいものではありません。あしからず。あくまで「大人になってようやく重要だと理解した」スポットを巡る社会見学です。
 今回訪れたのは警視庁、国会議事堂、法務省旧本館。これら官公庁は見学日が平日に限られる事が多く「月曜だから」行けるスポットとして計画しました。

9:00 警視庁見学コース(75分)

霞が関にある 警視庁

 みなさん、警視庁が見学できるってご存じでしたか?
 
刑事ものやサスペンスのドラマで登場する「警視庁」。ドローンで空撮した警視庁の建物のシーンは印象的ですよね。なんと、あの建物に入れちゃうんです!
 警視庁では平日のみ、1日に4回の見学コースが設けられています。前日までの事前予約制。見学できることがあまり知られておらず、参加者は私たち夫婦+女性2人の4名のみでした。

見学内容

警視庁の見学は75分。ふれあいひろば警視庁教室 → 警察参考室 → 通信指令センターの3箇所を見学します。参加者はピーポくんシールがもらえます

見学でもらえるリーフレットと
けいしちょうシール

ふれあいひろば警視庁教室
 警視庁や警察の仕事について紹介する映像を視聴。映像は中学生向けな感じですが、分かりやすく紹介されていてファミリーでも楽しめます。クイズに答える参加型になっていて、配られたタブレットでクイズに答える”イマドキ”な教室でした。

・警察参考室
 警視庁に関する資料が展示されています。なかでも幕末の知識がほぼ「るろうに剣心」という私にとって、初代大警視(警視総監)川路利良大久保利通暗殺事件に関する資料は大変興味深いものでした。
 約20分の見学時間が設けられているのですが、興味深い資料や楽しめる情報が盛りだくさんで、全然時間が足りません!

警察参考室の撮影スポット
白バイに乗れちゃいます!

 参考室の白バイとピーポくんのみ、写真撮影が可能となっています。本物の白バイに乗って記念撮影もできちゃいます!
 実物の白バイはめっちゃくちゃ大きい!こ~んなでっかいバイクに乗れるって凄いなと実感しました。白バイ教習をニュースで見るけど、こんなにでっかいとは。小柄な女性警察官で乗ってらっしゃる方、ほんと凄いです。

踊る大捜査線で有名に
警視庁マスコットキャラクター ピーポくん

・通信指令センター
 見学コースで一番貴重だったのは「通信指令センター」の見学。指令センターは東京都内の110番を受ける部署。上階からセンターを見学する事ができます。
 110番を受けるのは、警視庁のほかに多摩エリアを担当する立川があります。110番は1日に5000件もかかってくるのだそうです。それらすべてを警視庁と立川の2拠点で受けているのだとか。
 センターでは10名弱の方が電話対応する様子をリアルに見ることができます。ひっきりなしに対応する姿超プロでかっこいい!
 
もちろん撮影禁止なので見学した人だけが見れる場所。ここだけでも見学の価値アリです!
 しかし5000件とは、、、想像するだけでも大変。勤務されている警察の皆さん、ありがとうございます!

11:00 国会議事堂 参議院 見学

参議院側から見た国会議事堂

 続いて向かったのは「国会議事堂」。国会議事堂は修学旅行先や社会見学先として定番のスポットですね。私も中学の修学旅行で訪れました。
 しかし恥ずかしながら、今振り返ってもほとんど記憶はありません。当時は東京ディズニーランドに行けることの方が断然嬉しくて楽しみでした。ようやく大人になって見学したいと思えるようになりましたね。

 参議院は9:00~16:00まで毎時00分スタート平日に見学ができます。9名以下の個人であれば事前の予約も不要

開始時間までは涼しい展示フロアで待機

 待合フロアには参議院に関する資料が展示されています。議席が設置してあり議員になった気分で記念撮影もできちゃいますよ~。

議員席は記念撮影スポット!

 参加者は団体を含めて25〜30人くらい。旅行ツアーや学校の団体見学は参議院が受け入れているようです。参議院は基本的にどこを撮影してもOK

参議院議場

参議院議場
後ろに天皇陛下の席があるのが特徴

 参議院では、衆議院議員も参議院に集まって国会の開会式が行われます。開会式には天皇陛下がご臨席され、お言葉を述べられるというアジェンダになっています。
 真ん中にある議長席の後ろに、格式高い一室と椅子が見えます。ここは天皇陛下が座られる専用の場所で、開会式を行う参議院にしか存在しません。
 
参議院の議場では英語での解説もあり海外の方も楽しめます。

・御休所、御休所前広場
 
御休所は皇室の方専用のお部屋。大変豪華な造りで、建設予算の1/10が御休所に使われたのだとか。

御休所は皇室の方がお待ちになるお部屋

・中央階段
 国会議事堂は「ずっと使えるように」と当時の最高峰の技術や資材を使って建てられました。れっきとした日本イチ豪華な建築物です。考えてみりゃそりゃそうですよね。国の議場なんだからそりゃイイモノ作るよね!そんなこと考えたこともなかったなぁ、穴だったな~。
 こちらの中央階段の写真を見てください。重厚な内装。装飾もすごいですよね!

当時の日本の最高峰をかけて造られた
国会議事堂は豪華!!!

中央玄関
 そして、中央玄関の美しさたるや。日本じゃないみたい・・・!まるでヨーロッパの建物のようです。こんなところで気軽に海外気分が楽しめるなんて思っても見ませんでした。

玄関ロビーには3体の銅像
(伊藤博文、大隈重信、板垣退助)

 この中央玄関は、陛下がご臨席される場合や、議員が初登頂するときにのみ開かれます。ロビーには3体の銅像「伊藤博文」「大隈重信」「板垣退助」が立っています。台座は4つあって、1つにはまだ銅像は立っていません。「政治は完成することが無い」と言う意味や「偉大な人物が将来出るように」空けていると言われているそうですよ。

ここはヨーロッパですか?ウットリ・・・。

 続いて訪れるのは・・・・まさかの国会議事堂のハシゴ!今度は衆議院」に行ってみました!

12:00 国会議事堂 衆議院 見学

 衆議院にも毎時00分でスタートする見学コースがあります。土日も見学可能です。Webで「国会議事堂 見学」で検索すると、衆議院は「国会参観」が先に出てきてしまい見学可否が分かりづらい。そのせいか参議院より参加者が少なく感じました。衆議院は撮影は基本的に禁止。撮影できるのは議場と御休所や中央ロビーのみです。

衆院議場

 こちらが衆議院の議場。参院議場にあった議長席の後ろの天皇陛下の御席はありませんが、上にご覧になる場所がありますね。こんな違いがあったなんて人生40年、初めて知りました・・・。
 また衆院議場の解説には日本語しかない一方で、何の席かが書かれた白紙には英語が併記されています。(両方統一すりゃ良くない・・?コッソリ)

衆議院ツアーのロビーは逆側から

 ロビーの見学は参議院とは逆側から台座に銅像が立っていない様子(右側台座)が衆議院のツアーでは見ることができます。
 やっぱりこのロビーが素敵すぎ・・・!もう1回来れて嬉しいほどの美しさに再びウットリです。
 ほぼ同じ見学なのに、ちょっとずつ衆参で違うのが面白い。案内してくれる人によるのかもしれませんが、個人的には衆議院の案内の方が詳しく、興味の持てる話の進め方で良かったです。衆院はあんまり写真が撮れないから、オススメは衆参のハシゴですね!

衆議院側から見た議事堂

法務省旧本館(赤レンガ庁舎)

 最後に訪れたのは「法務省旧本館」。以前、霞が関を散歩して「すっごく素敵な建物だなぁ~」と思っていた建物です。重要文化財にも指定されています。平日に見学可能でもちろん無料。予約も不要で、西門のガードマンの方に見学したい旨を告げれば、入館証をもらえます。

法務省旧本館(赤レンガ庁舎)
煉瓦好きにはたまらないスポット

 建物の中は撮影禁止です。「司法の近代化」に関する展示室のみが見学可能。私は司法にはまったくもって疎いので、正直なんのこっちゃ分からなかったですが、法務部出身の方はきっと興味を高くもって楽しめることでしょう。

 これにて平日の霞が関見学ツアーは終了!あまりの暑さに疲れ、冷やし中華を食べようと有名な萬福へ。 

ランチ:萬福

冷やし中華で有名な「萬福」

 夏と言えば、東銀座の中華の名店「萬福」「冷やしそば(鶏ごま味)」食べログ★3.49の人気店です。
 写真(左)の普通の冷やしそばは通年メニューで、写真(右)の鶏肉が乗った(鶏ごま味)は夏季限定のメニュー。夏しか食べられない風物詩で、毎夏の我が家のお気に入りです。1年ぶりの冷やしそばは、相変わらずの美味でした!

 たっぷりと大人の社会科見学in霞が関を楽しんだ1日。無料でここまで楽しめるなんて最強のエリアかも!?
 みなさんも久しぶりに社会科見学にお出かけしてみてはいかがでしょうか。以上、警視庁&国会議事堂 〜大人の社会科見学 ~でした!


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