【東京散歩】東京都立9庭園を制覇!おすすめランキング
こんにちは、お出かけジャンキーのTRIP_YUKOです。
先日、旧岩崎邸庭園を訪問し「都立9庭園」を制覇しました!
東京都立9庭園とは、その名のとおりで都立の庭園9つを指すものです。都立9庭園共通パスポートという年間パスポートも販売されていて東京の名所の枠組みの一つにもなっています。
9つしかないけど、行ってみると意外と多い9つ。いつからか9庭園制覇は心のどこかでミッション化していました。
そんな9庭園をすべて回った私が、庭園をランキング付けしてみました!
■9位 向島百花園
最寄り駅は東向島駅。いやそれどこやねん。(※個人の感想です)
所在は墨田区。東京スカイツリーから北東に徒歩約25分の場所にあります。
住宅街の中にあって、観光地とは程遠いので他に何をしに行くという場所でもありません。
その名の通り植物が植えられていて四季折々の植物が楽しめる庭園です。
私が行った季節がめちゃめちゃ冬だったので申し訳ないんですが、何も咲いておらず枯れ木のみ。敷地が荒れたような印象だったため、9位とさせていただきます!
■8位 殿ヶ谷戸庭園
都立庭園の中で唯一23区ではない庭園です。最寄り駅は国分寺駅。国分寺市にあります。
駅からは近くアクセスしやすい庭園ですが、国分寺市にはなかなか用が無いので訪問の難易度が高め。
庭園の敷地は割と広くて、非常にきれいな芝生が目を引きます。竹林や滝もあって見どころの多い庭園です。さすがは都立庭園。手入れも素晴らしいのですが、いかんせん国分寺市にあるので圧倒的に人がいません。最も穴場な庭園です。
庭園のそばに住宅が園内から見えるのがマイナスポイント。生活音も聞こえますね。最大のマイナスは、滝がある水辺には大量の蚊がいるので要注意。
これは夏に行った私が悪いのだけど。
■7位 清澄庭園
最寄りは清澄白河駅。東京駅を始めとして色んな駅からも行きやすい立地ですね。清澄白河エリアは、ブルーボトルコーヒーの日本一号店があることでも知られ、コーヒー屋さんが多くて近年オシャレエリアとしても人気の高いエリアです。近隣には東京都現代美術館や深川も近いのでお出かけ先としても◎。清澄庭園は、ぐるっと池を周る回遊式の庭園で。石が多い印象で、特に飛び石は風情があって素敵な雰囲気。ザ・日本庭園を感じられます。
池に亀がたくさん住んでいるのですが、こやつらが非常に凶暴。見た目も全然可愛くないタイプの亀で、ガンを飛ばしてくるので怖い。
■6位 旧岩崎邸庭園
最寄り駅は湯島駅。上野公園の不忍池の南西、すぐ近くにあります。三菱の創始者岩崎弥太郎の長男で、三菱の三代目社長であった岩崎久彌氏の本邸として建てられた建物とその庭園です。
つまり私邸であるわけですが、信じられない豪邸ぶりに腰を抜かすことうけあい。地方の迎賓館より豪華です。この豪邸は一見の価値あり。ただ、庭はこれといってただの芝生か原っぱなので庭園という目線では微妙です。
上野公園へのお出かけのついでに立ち寄るのが良いですね。
■5位 浜離宮恩賜庭園
最寄り駅は汐留駅。ここは相当広い敷地面積で、都立庭園の中でもおそらく一番広いのではないでしょうか。お花畑があるのが特徴で春には黄色の菜の花が咲き誇ります。お花畑の芝生がとても気持ちがよく、春の暖かい日差しの下寝転べば最高。
秋にはコスモスのお花畑になりますし、池の周りには梅も植えられていて、四季折々のお花見が楽しめます。お花見が最高ですが、池や庭園vsお花畑だとお花畑が勝ってしまうかな。
■4位 小石川後楽園
最寄り駅は後楽園駅。広大な敷地で、一周歩くだけでも40分ほどかかります。都立庭園の中でも手入れが行き届いているトップ2。紅葉や桜の名所としても名高い名庭園です。とにかく広くて、色んな橋があったり、コンセプトのあるエリアがいくつもあってちょっとした探検。まさに大庭園。東京ってすごいな、とんでもないな、と思わされます。
敷地内からビルや東京ドームの屋根が見えるのがマイナスポイント。
いよいよ、トップ3!!
■第3位 旧芝離宮恩賜庭園
最寄り駅は浜松町駅、徒歩すぐ。敷地に足を踏み入れた途端に目の前に広がる大きな池。周りにはビジネス街らしい超超高層ビルが立ち並び、大都会の中に突然の大きな池と広大な庭園があるというギャップがたまりません。
4位の小石川後楽園で、ビルが見えてしまうのがマイナスポイントと言ったことと逆行しますが、このあたりのビルは特に近代的で最先端のビル群であり、最先端と庭園との対比はもはや美しいとさえ思えるレベルです。東京でなければありえない唯一無二の庭園と言わざるを得ません。
■第2位 旧古河庭園
最寄り駅は上中里駅。どこやねん。(※個人の感想です)
近くの駅、西ヶ原、駒込いづれからもそこそこ歩くのでアクセスは良いとは言えません。
薔薇の名所として有名な庭園で、春と秋の年2回。薔薇の季節は庭に様々な種類のバラが艶やかな花をつけ、楽しませてくれます。
古河財閥の邸宅として建てられた洋館が印象的。外観の美しさが特に素晴らしく、どう写真を撮っても絵になります。洋館のテラスではお茶菓子も頂け、提供するサービスも◎。
極めつきはやはり、薔薇の季節。薔薇越しの洋館という文句のつけようのない組み合わせにウットリ。
栄えある第1位は…!
■第1位 六義園
最寄り駅は駒込駅。「完璧」としか言いようがありません。
都立の庭園と言えば当たり前の広大な敷地を持ち、東京の潤沢な財政が可能にする手入れの行き届きようは息を呑む美しさです。どこからどうシャッターを切っても美しい写真しかとれません。
なんと言っても凄いのが、東京ど真ん中にありながら園内から高層ビルが見えるのはある一箇所だけということ。あれだけある高層ビルを園内からはひとつも見ることができないのです。園内に一足踏み入れば都会の喧騒とは全く無縁の世界。
この都会でこんな景色を作ることができる。これこそが、東京の本当の凄さです。
六義園を見るためだけに駒込に足を運ぶ価値はありますが、あわせて観光するなら書庫が美しい東洋文庫ミュージアムがオススメ。旧古河庭園へ庭園のハシゴも徒歩圏内です。
以上、都立9庭園を制覇した私によるおすすめランキングでした!