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実を結ぶ広報活動のために、意識すべきことは…

こんにちは。Trio Lilaのピアニスト・佐伯茜です。
12月26日の演奏会「HOLIDAY GIFT」まで一ヶ月を切った今、実は集客状況が芳しくなく、内心焦っています。

SNSの投稿や知人への呼びかけなど、頑張ってはいるのにどうしてか実を結ばない…
そこで、打率の高い広報活動をするために、音楽家が意識すべきことはなんだろう、と考えてみました。

まず、私自身が音楽に限らず何らかのエンタメに夢中になったときの経験を思い出してみます。
すると、ある条件が浮かび上がってきました。それは、提供する側が心からその価値を感じていて、楽しんでいることです。
(具体的な例を出すと、某超人気声優のゲーム実況動画。ものすごく楽しそうに友達とゲームをしている様子は内輪の盛り上がりのように思えるのに、その押しつけがましくないおもしろさにハマり一時期ずっと見ていました。)

私たちに足りないものは、これだ!と思いました。細かく言うなら、実際には価値を感じて楽しんでもいるけれど、その様子が見ている側に伝わっていなかったのです。

音楽家も、自分たちの演奏会を誰よりも魅力的に感じ、楽しんでいることが「演奏会に行ってみたい!」と思わせるための前提条件。
そして、自らが魅力を感じているということが伝わるような広報活動をすることが、打率を上げることに繋がるのではないかと考えました。

なので!
少々直接的ではありますが、まず第一歩として私自身がお客さん目線で見ても「こんな演奏会なら行きたい!」と思っている「HOLIDAY GIFT」の魅力を、ここで惜しみなく書き出します!

①印刷物、会場の設営、衣装、演目、演出…などすべてTrio Lilaのセルフプロデュース
Trio Lilaは演奏会に関する全ての業務を自分たちで担っています。そのため、演奏以外のところにもメンバーの意図がそのまま反映されています。
印刷物のデザインに始まり、「受付のテーブルにくるみ割り人形を飾ろうよ」みたいな些細なことまで。
どうせ行くなら、細部までこだわりの詰まった、真心の感じられる演奏会がいいなーと私は思うのです。

②会場の雰囲気がいい!
暖かい色の照明、かわいらしい椅子、まるでリビングのような落ち着いた空間は居心地抜群。住宅街の一角をふらっと訪れて音楽を楽しむ休日を過ごせば、一気におしゃれ文化人になった気分に。

③季節感を感じるプログラム
春には桜、秋には紅葉、と季節感を味わうように、音楽だってその季節に合ったものを聴きたくなるもの。演奏している私たちだって、ホリデーシーズンのわくわくした気持ちで弾く「くるみ割り人形」は踊りだしたくなるほど楽しい!

④メンバーの人柄
Trio Lilaはなんといっても人がいい。すずねちゃんは聡明で物腰柔らか。ようかちゃんはかわいらしい雰囲気だけれどテキパキと働き者。個々の能力が高い上に、驕ったり偏った考えを持ったりしないメンバーだから、気持ちの良い演奏会が実現できています。

とまあ、こんなところでしょうか。
このブログを読んで、少しでも「演奏会に行ってみようかな」と思ってくれる人がいますように。

↓二部のお席が空いています!
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Trio Lila Concert Vol.2 HOLIDAY GIFT 要予約2000円
2021年12月26日(日) @葉月ホールハウス
第一部 開場14:00 開演14:30 終演15:30
第二部 開場16:30 開演17:00 終演18:00

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