完全女性オンリーのイスラム式ウェディング
今日ツイッターで、「男女別のモロッコ式ウェディングに参加した」というツイートを見かけました。
実は私も、リビアに住んでいる時に「イスラム式・男女別の披露宴」に参加したことがあるんです。その時の思い出を、当時のブログをアレンジしながら転載したいと思います。
当時のリビアでの結婚式は、“男女別”で行われていたので、私が参加したのは新婦が参加する女性だけの結婚式です。
会場の給仕、カメラマンなどのスタッフもすべて女性で徹底されていました。
会場に女性しかいないこともあり、普段全く肌を露出させないリビア女性も、この時ばかりは大胆なパーティードレスを身にまとっていたんです。
もちろん、スカーフもなし!だから写真には結構ナーバスで、最初は私と連れの日本人の記念撮影の背景に写りこむのも警戒するような雰囲気でした。
だから、今回は花嫁さんの写真も自粛かな…
と思っていたのですが、花嫁さんが登場すると会場も一気に無礼講モードに変化し、リビア女性たち自身が写真をバンバン撮り始めたんです!
なので、私もどさくさにまぎれて沢山撮影させていただきました!
※新郎のお母様に、名前と顔を伏せることを条件に写真掲載の許可をいただきました。
女性だけの式なので、花嫁は一人での入場です。
花嫁にお兄さんがいる場合は、エスコートだけのために一緒に入場することもあるそうですが。
ちなみにその場合、男性が会場に来ることになるので、その場の女性は全員、その瞬間だけまたスカーフと上着を着るそうです…。
面倒ですね~。
でもこの日はエスコートなしだったので、みなさん当然そのまま。
そして、会場前にあるひな壇にお一人で座ります。
本当にお姫さまみたいですね!
そして、これまたリビア式にもお色直しがありました。
お色直し後は、リビア式の結婚衣装でした。
ゴージャスなアクセサリーがまぶしかったです。
まだまだ宴たけなわではありましたが、この時点で私はタイムアップ。
一足お先にお暇させていただきました。
ちなみにタイムスケジュールを書いてみると
21時 開場
21時30分 私到着
22時15分 飲み物サービス
22時30分 花嫁登場
23時30分 食事
24時 花嫁お色直しで再登場
24時15分 私退場
こんな感じでした。
でもこちらの習慣だとまだまだ夜中の2時くらいまで盛り上がったことでしょう…。
別の機会にイラン人のムスリマ(イスラム教徒の女性)である友人に、彼女のウェディング・パーティの話を聞きました。
彼女は新郎新婦そろった男女混合披露宴をしたかったので、大型バスをチャーターして田舎のほうまで親戚一同で出かけたそうです。
何故なら、田舎のほうだと警察の目も厳しくないのと、わいろ次第で様々なことに目をつぶってくれるからなのだとか。
いろいろな方法がありますねー。
ところ変われば、披露宴も変わるというお話でした。
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