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音楽への愛の美しい循環「ジュディ 虹の彼方に」

遅ればせながら、1月中旬にして今年初めて映画館で映画をみました。
観た映画はこちら。

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レネー・ゼルヴィガー(「シカゴ」「ブリジット・ジョーンズの日記」)がジュディ・ガーランドを熱演した「ジュディ 虹の彼方に」(原題:JUDY)。

ミュージカル映画「オズの魔法使い」で、17歳にして世界的スターになったジュディ・ガーランドの晩年を描いています。
晩年といっても47歳で亡くなっているので、まだ40代の女性です。

レネー・ゼルヴィガー、やっぱり素晴らしい俳優ですね。ジュディの不安定さ、繊細さ、でも舞台では輝きを放つという多面性を自然な説得力をもって演じていました。しかも、歌唱シーンは吹替なしで、本人が本当に歌っているのだとか。それもすごい。とっても味があって聴きごたえがある歌なんですよ。それでいて、ジュディの鬼気迫る様子も歌いながらしっかり表現している。うーん怪優といってもいいかもしれません。

ジュディはアメリカ人ですが、映画の舞台はロンドン。晩年にロンドンで実施した5週間のホールコンサートの期間を切り取っています。
どの場面も素晴らしいですが、ラストシーンが本当に素晴らしいんです。彼女が歌を通して人々に与えていたパワーを、最後に彼女が受け取る美しい循環を描いています。この説明だけでは何を言っているか分からないかもしれませんが、観ればきっと納得していただけると思いますよ。このラストシーンのためだけでも、この映画は観る価値があると思います。

そして、ジュディ・ガーランドが同性愛コミュニティと近しかったということを、この映画を通して初めて知りました。映画の中で、ゲイカップルとの交流も描かれていました。
レインボーフラッグは、彼女の代表作「over the rainbow」から来ているという説もあるそうですね(映画内ではその述懐はありませんが)。

日本では、3月6日(金)から上映されるそうです。
ぜひレネー・ゼルヴィガー演じるジュディに会いに行ってください。

「ジュディ 虹の彼方に」公式サイト
https://gaga.ne.jp/judy/

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