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オランダの小学校に通う子供の感動ポイント

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先日、娘と一緒にデンハーグにある「マウリッツハウス美術館」を訪れました。

この美術館は、日本でも大人気のフェルメールやレンブラントの作品を収蔵していることで有名です。私は、作品とともにこの美しい美術館そのものが大好きなんです。
マウリッツハウス美術館に来たことのなかった娘に、ぜひ見せてあげたいと思いやってきました。

今年は、オランダ出身の巨匠レンブラントの没後300年にあたり、さまざまな美術館で記念イベントが行われています。マウリッツハイス美術館も、そのひとつ。学校でについて学んでいた娘も、興味深そうに鑑賞していました。

けれど、かの有名な「真珠の耳飾りの少女」(フェルメール)に対しては、「ふーん」くらいのあっさりとした反応。この美術館で一番人気の絵画に対する反応の薄さに驚きました。

そんな彼女が一番興奮していたのが、この絵。
フェルディナンド・ボルという画家が描いた、ミヒール・デ・ラウター(Michiel de Ruyter)という海軍提督の肖像画です。17世紀の人物で、イギリスやフランスとの海戦に勝利したことで知られているのだそう。その功績から、通貨がユーロになる前のギルダー時代のお札にも描かれていました。

娘も前学年の歴史の時間に習ったそうで、「オランダ人ならみんな知ってる人だよ!」と、美術館のカフェで熱く語ってくれました。この提督がとった戦術まで身振り手振りをそえて解説してくれて驚きましたね。

そんな彼女の成長ぶりを頼もしく思うとともに、「感動するポイントがすっかりオランダ人的になったな」とも感じました。
彼女の知識が私の知識と違うエリアをカバーしているので、心を動かされるポイントも変わってくるんでしょうね。
彼女がどんなところで心を動かされるのか更に知りたいので、これからもいろいろな美術館に一緒に出掛けたいと思います。

※ここから先に文章はありませんが、もし楽しんでいただけたら「面白かったよ!」のおひねりよろしくお願いいたします。


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