性教育とオランダの子供の幸福度の相関
昨日、「オランダの子供の幸福度が高い理由考察」というnoteを投稿しました。
その記事に野本響子さんのnoteのリンクを貼り付けた関係から、野本さんのツイッターでシェアしていただきました。ありがとうございます!
それに対し、リプや引用リプで他の方の感想も読むことができました。その中に、こちらのツイートを発見。
オランダは包括的性教育が最も進んでる国の一つだけどそれも関係あるのかなあ。
日本は公的教育費、ジェンダーギャップも下から数えたほうが早いっていう…。
過去にも何度か書いたことがありますが、確かにオランダは、子供への性教育に定評がある国。男女差をつけることなく、全く同じ内容を男子にも女子にも教えていきます。
私がツイッターに鍵をかけてしまったため直接の返信はできないのですが、ここで回答をしたいと思います。
オランダの性教育は「自分や他人の性を大切にする、尊重する」という人権教育の一環なので、確かに幸福度と全く無関係ではないと思います。ただし、オランダの子供が「社会から尊重されている」と感じられる部分の、あくまでも一部分だとは思いますが。
以前、オランダの性教育に関して「現代ビジネス」さんに執筆し、反響をいただいたことがあります。もしご興味あれば、こちらもご高覧ください。
(現在は、FRaUウェブに収納)
ちなみに、2019年度のジェンダーギャップ指数では、オランダは38位と大きく順位を落としました。オランダはワークシェアリングが浸透し、男女ともに自由な働き方ができます。それゆえに産後や子育て時期に働く日数を減らす女性が多く、経済界でのプレゼンスが低いと判断されてしまったようです。何とも皮肉な結果ですね。
野本さん(@mahisan8181)、石原さん読書でスキルアップレベルアップさん(@onionoinonion)、ツイートありがとうございました。
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