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ぽてもん観戦記 #15 戦い続ける立直ファイター -第8節第1試合-
三麻基本ルール(G3)
起家: しぐしぐ選手 ぽてっとモンスターズ
南家: ほのみこ選手 食う寝る打つ
西家: はやたろ選手 とっととツモ太郎
戦い続ける立直ファイター
立直を打つという行為は打点上昇のメリットが大きい。しかしその後は全てツモ切りしなければならないため、放銃リスクが大きくなるデメリットもある。それでもメリットが大きすぎるからコインの表が出る確率の方が高いのだが、それでも裏が出続けることはある。立直を重視するプレイヤーはこの不運の連続も甘受しなければならない。
東1局
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しぐしぐ選手の親番、形の良い配牌を受け取る。うまくいけば清一まで伸びそうだ。
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5p7s5sと引き込んで平和聴牌。当然の立直だ。
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対抗したのははやたろ選手。東を引いてきてここから8p切りとした。七対子になった時に東待ちが強いと判断したか。
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これが大正解。7p単騎の七対子・ドラ3の聴牌に漕ぎ着けた。
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そして次巡に7pツモ。3000-6000の和了でしぐしぐ選手の親リーを一蹴した。
東2局
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5巡目、しぐしぐ選手が一向聴となる。1mが残っていないため、1-4p引きの場合はリーのみの聴牌を取らずに9s切りで筒子の一通や赤5sを狙うのが良さそうか。
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そして9巡目に聴牌。リーのみではあるがこうなったからには立直だろう。北も2枚残っている。
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追いついたのは親のほのみこ選手。子の北0立直など恐るるに足らず。逆襲の立直をぶつけていく。
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しぐしぐ選手、痛恨の一発キャッチ。立直・一発・平和・ドラ3の18000放銃となり、わずか2局で大きなビハインドを背負ってしまった。
東2局1本場
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親のほのみこ選手から立直がかかっている中でしぐしぐ選手も聴牌。平和のみであるが聴牌は全て立直と決めている。迷いなく追っかけ立直だ。
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程なくしてしぐしぐ選手が立直・平和の和了。親のほのみこ選手のドラ3立直を蹴ることに成功した。
東3局
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ほのみこ選手にドラポン役牌ポンが入ってる状態でしぐしぐ選手が聴牌。1sが残ってないため4s5p待ちとなるが、ここも臆さず立直で攻める。
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7pは無事に通過するも6pは許されず。白・混一・ドラ4の12000放銃となりハコ下に突き落とされてしまった。
終局
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南場は逃げるほのみこ選手と追い上げるはやたろ選手の構図となったが、ほのみこ選手が逃げ切って見事トップを獲得。しぐしぐ選手はなかなか参加できず、悔しい3着となった。打つべき立直を全て打ったとしてもこういう結果になることは少なからずあるので、気を落とさず次回の登板に備えてほしい。