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ぽてもん観戦記 #9 特異なルールへの適応 -第5節第1試合-
三麻じゃすしばルール(G2)
起家: ラディ子選手 とっととツモ太郎
南家: りょう選手 ろりぽっぷ
西家: ネコカミ選手 ぽてっとモンスターズ
じゃすしばならではの手順ー特異なルールへの適応
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ドラが0枚のこの手牌、一般的な三麻ではとりあえず字牌を切って進めるのが普通だと思われる。
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しかしじゃすしばルールでは2翻縛りがある。そして立直棒が3000点と暴利かなり高いため、ダマ2翻、副露2翻がかなり強い。一つ上の牌姿では大体リーチのみかリーチ平和になりそうで、ほとんどの場合立直棒を出す必要がある。ネコカミ選手はドラ受けの4sから思い切って切り飛ばしていき、鳴いて2翻が作れる混一へと舵を切った。
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その後南を仕掛け、ラディ子選手の3pを捉えて南・混一の和了。中打点かと思いきや、これに供託2本と1本場1000点が加わって10900点の加点に。なるべく立直棒を出さずに相手の立直棒を奪う。これがじゃすしばルールの強行動なのかもしれない。
オーラスを制したのは
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オーラストップ目のりょう選手、南暗刻の役有り聴牌を入れる。
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アガりトップならダマが自然なのだがこれはじゃすしばルール。役が1つでは足りないので仕方なく立直となる。
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これに追い付いたのはラディ子選手。立直・七対子・混一・ドラ2で倍満確定だ。りょう選手から直撃を取れればトップとなる。
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このぶつかり合いを制したのはダマ一通を構えていたネコカミ選手。12000は供託を合わせて18000の加点となり、りょう選手と約20000点の差をつけトップ目となった。
終局
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ネコカミ選手はその後も3和了を決め大トップを獲得した。対局中、手なりには進めずに混一や七対子を狙う場面が多かったのはチーム内練習で培った物だろう。それほど長くない練習期間でこれほど適応してみせたのは流石としか言いようがない。