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ぽてもん観戦記 #20 1時間超えのロングゲーム -第10節第2試合-

こめじるし、今回は筆者の登板回のため自戦記となります。一部を取り上げる形でお送りします。


四麻基本ルール(G3)

起家: 井中澄選手 space-cat-pirates
南家: 西向く侍 ぽてっとモンスターズ
西家: 一宮真純選手 鬼打ち協会
北家: 初代黒橡選手 夢幻ブレイカーズ

東2局

3巡目3対子の牌姿、4sを切るのがわかりやすいっちゃわかりやすいんですが、4sにくっつくとタンヤオが色濃く見えるため1s対子落とし。1sを残しておいても大体リーのみよくてチートイなので最序盤は外しやすいですね。

1sを落としたら対子が4つに増えました(
そして上家がドラ發をポンしてえまーじぇんしぃ。4対子ならチートイもあるかと僕はここから4sを切ります。

NAGAは9m切り推奨。タンヤオで躱しに行くのがいいとのことみたいです。まあこのドラポンと戦うのは親である僕しかいないってことですね。横移動を期待する癖があるみたいです。

結果は一宮さんの1300-2600の和了。2000-4000よりかはマシですがそこそこ痛い出費となりました。

東4局2本場

ドラ表示牌の7mが二度受けとなっていてドラが使いづらく感じます。孤立牌が4p3sと強いため、ここは良形を求めに行く89s落としとしました。

NAGAは3s推奨。ドラ1まっすぐ、1s2枚2s1枚見えてて3s周りが弱くなってること理由でしょうか。最果ての789三色も考慮のうちか?

その後4s5sと連続で引いてこの形。まっすぐ4p切りとします。

NAGAは9m切り。確かに~~~~!(
2m9m縦はリーのみなのでそこまで重視しなくてもよく、4pにくっつけばタンピンになるのでネックの89mを落とせます。うーん、見えてなかった。

その後ドラを重ね手牌価値アップ。9m9mと落として仕掛けも見ます。

下家から立直が入って上家から出る4m。なかなか強い牌ですがスルーは聴牌できるかどうか微妙なのでチー。3pを押していきます。2m8mが立直者のスジになってるのが良いですね。

結果は初代黒橡さんが2000は2600の和了で立直を躱しました。アガりたかった。

南1局2本場

井中さんが6000オールの和了で総まくりした後の2本場、配牌ドラ対子、形もそこまで悪くありません。これは頑張りたい。

おやおやお嬢さん、牌の向きを間違えてるぜ…ではなく、やる気が出た途端にダブリーが飛んで来ました。勘弁してくれ
東か中か、親にとってはどちらも役牌なのですが、ワンチャン二人のどっちかが鳴いてくれないかと思って中を切ります。

NAGAは1p・東・中で割れました。チーム内検討では1pが良いとなりました。東も中も放銃打点が高く、また中が通っても次に東を切らねばならないため、総合して2巡凌げる1pのが良いとのことでした。納得です。

結果は安牌に窮した一宮さんから5pが零れダブリー・平和、5800の横移動となりました。

南1局4本場

まだまだ終わらない上家の親番、手放すもんかと立直が放たれます。対する僕は三色にならない方で聴牌。2着目なのに上よりも下の方が近い状態になってしまったので押し引きが難しいです。オリ寄りかな~と4sを選択。

下家から白が打たれます。安牌を切りながら聴牌を取れるならと僕は白をポン。やんちゃしちゃいました。

NAGAはスルー寄り。まあラス回避ベースならそれはそうといった感じですね。検討では鳴く人鳴かない人がいたのでもしかしたらどっちでもいいのかもしれない。

結果は3面張に打ち勝ち3900は5100をトップ目の井中さんに直撃。果たしてこれは良い成功体験なのでしょうか(

南2局2本場

8mをチーした直後、2mを落とせば純チャンですがドラそばの7pに自信がなく、また供託が沢山あって三色のみでも結構加点できるのでよりアガりやすい89p落としとしました。

NAGAは激おこ2m推奨。純チャン三色をどこからでもアガればトップ目となるのでそれはそうですね。言い訳になってしまうのですが、この時点で対局開始から1時間が経過していて、かつずっと集中していたのでこのあたりから集中力が切れていました。また新たな課題が見つかったのはいいことですが高すぎる授業料となります。敗着はこれだったなと思いました。

立直を受けて1mがポン出来たあと2p持ってきた場面。まだ押せるんですが、満貫放銃したらトップがほぼなくなるみたいなこの状況でアガってもトップ目になれない手なのが嫌ですね。だからさっきのとこで2m切りとしておけばよかったなぁと。

結果は無事に8sをツモりました。

オーラス

なんやかんやあってトップ目と900点差の2着目です。親以外の3人が1000点条件となっているのでスピード勝負になりそう。配牌は字牌いっぱいですがそれ以外がそれなりにまとまっているので意外となんとかなりそう感。役牌4種受けもあります。

タンヤオが見えるようになりました。役牌を放していきます。

途端に2軒立直が。おいおいおい
どちらにも放銃できないので親が勝つのを祈るばかりです。

安牌がなくなりました。通りそうなのは6sと8s。親に6-9sがなくはないので8sを選択しました。

これが下家の一宮さんへの放銃に。押してるのはわかってましたが聴牌の確証がないのでケアしきれませんでした。無念。

終局

対局時間1時間10分、総局数20、総打牌選択回数240の超ロングゲームでした。いやートップ獲りたかったですねぇ…
1時間経とうかというあたりの南2局ぐらいから明らかに集中力が落ちてましたね。集中を維持できる時間には限界があるので、集中する時間を減らすために集中しなくても安定して正着を打てるように研鑽を重ねていきたいです。ラムネも常備しましょう。
井中澄さん、一宮真純さん、初代黒橡さん、対局ありがとうございました。

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