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ぽてもん観戦記 #4 魂の込められた一打 -第2節第2試合-

起家: KeyWords選手 ぽてっとモンスターズ
南家: みょもるふぁ選手 とっととツモ太郎
西家: ゆんちゅる選手 くらびー
北家: ハヤブサ選手 ろりぽっぷ

熟考し精査し導き出した一打

立直を受けた一発目のツモ6s、打牌候補は3sか8s、2pで迂回も考えられる。

KeyWords選手は長考しての8s切り。3sより放銃率が低く、かつ索子の6以下を全て吸収できる秀逸な一打だ。

直後に7sツモで500-1000の和了。精査し出した答えに牌が応えた形となった。

ぎりぎりまで踏み込む、魂の込められた一打

またも立直を受けて一発目の牌姿。今度はドラ3あってアガりたい。まっすぐ行くなら4m、オリるなら赤5sか。

Keywords選手の選択は8p切り。4mは全方向に危険で1向聴から切り出す牌ではなく、また赤5sを切らないのはまだこの手を諦めていない証拠だ。8pは副露している2人には通るためまだ押しやすい牌であり、7pの受け入れは減るものの三色を残してぎりぎりまで粘る恰好だ。門前守備型の真髄が窺える一打だった。

KeyWords選手は立直0回と苦しい展開を強いられたが、要所を副露で捌いて2着を確保。丁寧に一打一打を選択する姿が印象的な試合だった。

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