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ぽてもん観戦記 #17 一進一退の攻防 -第9節第1試合-
三麻じゃすしばルール(G2)
起家: ネコカミ選手 ぽてっとモンスターズ
南家: とうき選手 Bastet-claws
西家: りょう選手 ろりぽっぷ
一進一退の攻防ーこれが頂上決戦だ
この試合は卓に座る全員の持ち点が乱高下する激しい展開となった。
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まずはネコカミ選手。りょう選手に7700を直撃させると…
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続いてとうき選手に4800(5800)を直撃させスタートダッシュに成功する。
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続いてはりょう選手。おっかけ立直からとうき選手に12000(14000)を直撃。とうき選手は大きなビハインドを負ってしまう。
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しかしここからはとうき選手のターン。迎えた親番でネコカミ選手に18000のお返しをすると…
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さらに12000の追撃。そして…
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流局を挟んで1300(2800)オール。供託の3本を足して14600点の加点で戦況を一気にひっくり返した。
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やられっぱなしではいられないネコカミ選手。3軒立直を制し、りょう選手に12000(16000)を直撃させて戦線復帰を果たす。
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お次はりょう選手、再び名乗りを上げる。やられたら倍返しだと言わんばかりに倍満8000オールをお見舞いし…
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そして2度の流局後に2000-4000(3500-5500)の和了を決め、とうき選手を猛追する。
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最後はとうき選手。親番で2000オールの和了を決めるも、次局はノーテンで流局。対局はいよいよオーラスを迎えた。
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激しい打ち合いの末に
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2本場から始まるオーラス、場に8000点が転がっているためりょう選手はアガればトップ目となるが、親番ゆえ続行せざるを得ない。できれば大きく加点したいところで役役ドラ3が見えるの好配牌を受ける。混一・トイトイまで伸びれば最高だ。
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一方でネコカミ選手はラスを抜けたい。条件を考えると、りょう選手に4500以上の直撃で2着、とうき選手へは満貫直撃でも3着のままだが跳満だとトップ終了となる。ツモ和了の方は満貫ツモで2着、トップまでは倍満ツモでもぎりぎり足らず、三倍満ツモが必要となる。
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りょう選手、3pか7pの難しい選択。判断材料がないため完全な運か。
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りょう選手の選択は打3p。次のツモはあざ笑うかのような裏目の4pだったが、どうせ筒子は全て払うことになりそうなのでそこまでダメージはないか。
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ネコカミ選手は北を2枚抜いて満貫がはっきり見えるようになった。一刻も早く聴牌を入れたい。
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りょう選手がネコカミ選手の中をポン。筒子を落としていく。
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そして漕ぎ着けた聴牌。東・中・混一・トイトイ・ドラ3で倍満、ツモれば三暗刻が付いて三倍満となる。
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ようやく聴牌にたどり着いたネコカミ選手、2-5-8sはかなり薄いが6sか9sが打牌候補か。6s切りはロンできず、9s切りは8sのみロンできる。立直ならどちらでもロンが可能だ。
しかし実は第3の選択肢としてオリが存在する。親は中をポンして赤含みの面子を落としている(実際は塔子落としだが)。十中八九索子の混一だろう。6-9sはかなり濃度が高いうえにこちらの待ちはさほど強くない。ここはりょう選手がもう1局やることに賭けてオリるのも有力に見える。ネコカミ選手の選択は…
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打9s。ロン和了できる方を選んだ。立直を打たないのは万が一にもりょう選手にオリて欲しくないためだろう。
しかし無情にもこれがりょう選手の和了牌。親の倍満直撃でりょう選手が一気に突き抜け、ネコカミ選手はハコ下に突き落とされてしまった。
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終局
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最後はとうき選手が満貫をネコカミ選手からアガって終局。オーラスに親の倍満を和了したりょう選手が見事トップを獲得した。ネコカミ選手は試合後、「かかってしまった」と語った。苦しいチーム状況をなんとかしようと奮起したが、それが裏目に出てしまうなんともやりきれない結果となってしまった。