トリサポアンケQ26 あなたの選んだベストゲームは何位?
Q26 2019シーズンで印象に残った試合はなんですか?(最大3試合まで)
2019シーズンの選手に対するアンケートは他のブログで読んだので、こちらでは皆さんに試合に対して投票していただきました。
最大3試合まで、と書いていたのですが、4試合以上投票されている方が23名いらっしゃいました。今回は2試合以下の投票の方もいらして全体数で数えると1人3試合以下となったので有効回答といたしました。
アンケート実施の際に2019シーズンの公式戦全44試合(リーグ戦、カップ戦、天皇杯)をすべて掲載して、みなさんに投票していただいたはずでしたが、集計の際に『第24節 アウェイ サンフレッチェ広島戦』が抜けていたことが判明いたしました。ここにてお詫び申し上げます。すみません。
では、結果に参ります。(各試合に自分の振り返りや思い出などコメントつけてるので結果だけを知りたい方は太文字だけご覧ください。)
有効回答数365
10位 20票(5.5%) J1リーグ第21節 アウェイ サガン鳥栖戦
10位 20票(5.5%) 天皇杯4回戦 アウェイ サンフレッチェ広島戦
まずはサガン鳥栖戦から。大分から一番近いアウェイであるため、日曜日の夜開催でありながらほぼホームである駅前不動産スタジアムにたくさんのトリサポが駆け付けました。得点は2-1で優勢なまま試合を終えるかと思いきや、トリニータOBでもある金崎夢生選手に試合終了間際ゴールを決められ、勝ち点2を失う試合結果となりました。そのあとにホーム神戸、鹿島戦の2試合を控えていたため、トリニータとしては少しでも勝ち点を積んでおきたい試合でした。
続いて天皇杯4回戦ラウンド16のサンフレッチェ広島戦。広島としてはホームが2戦連続大分戦となりました。90分で決着がつかず延長戦に突入、またしても決着がつかずにPK戦に突入。最初の5人が成功しサドンデス突入。18人連続でPKを決めるシーンを見たのは初めてでした。後攻10人目だった鈴木キャプテンが確実にゴールを決めたことで試合終了。ベスト8に勝ち進みました。劇的な試合展開のほかにも、PK戦の際のコイントスのシーンでカメラの後ろから聞こえる三平選手の声に両チームキャプテンの雰囲気が和んだり、鈴木選手がPKを決め喜びを爆発させる選手たちの後ろで、GK高木選手がひとり取り残されているシーンなど見所満載の試合でした。現地に駆け付けたトリサポは勝利を願いながらも、週ど真ん中の水曜日にPK戦にまでもつれこみ帰れるかどうか気が気でなかったに違いありません。
9位 26票(7.4%) J1リーグ第26節 ホーム 湘南ベルマーレ戦
ラグビーワールドカップの開催で昭和電工ドーム大分が使用できず、17年ぶりに大分市営陸上競技場での試合開催となりました。芝生席、あまりにも小さい画面、アナログな得点表などなどドームがいかに恵まれた環境であったか実感するなか、サポーターの声も聞きやすくピッチとも距離が近くて楽しい会場でした。チームのムードメーカーである三平選手、またケガから復帰した伊佐選手の得点により、リーグ戦6試合ぶりに勝利しました。J3時代を共に戦ってきた選手たちのJ1での活躍が何よりもうれしかったりします。
8位 35票(9.6%) 天皇杯3回戦 ホーム 鹿屋体育大学戦
もはや私の中で伝説になってしまった鹿屋体大戦。2回戦後に次の対戦相手が発表されたときはサポーターもどよめく予想外の結果。名古屋グランパスに勝利したチームとの対戦がどうなるのかとても不安でした。8月中旬のお盆時期1週間にホーム3戦連続開催で観客動員も期待されるところでしたが、なんと台風10号が到来。ドームの構造上、台風の場合は屋根を開けなければならず、暴風と暑さと土砂降りの雨という悪条件の中、試合が開催されました。
この試合もまた1-0で優勢なまま試合を終えるかと思いきや、バックパスのミスにより無人の自陣ゴールにボールが吸い込まれ1-1で90分が終了。延長戦にて無事ゴールを決めて勝利しました。オウンゴールが起きたときのGKポープ選手の表情が忘れられない。延長戦までの休憩タイムには足がつった選手が続出し手当てを受けていたのも印象的です。
U-18から特別指定強化選手が2名出場したのもこの試合でした。彼らはトップ昇格せずに大学に進学したようなので今後が気になるところです。
また、対戦相手である鹿屋体大では、背番号10をつけたキャプテン藤本選手が活躍していました。彼の名前が実況で連呼されるたびに、たった1週間前に同じ背番号同じ苗字の選手が電撃移籍した傷が癒えていなかったトリサポにとって気になって仕方のない存在でしたが、20年06月12日、なんと藤本一輝選手の来シーズンの加入が発表されました。いやあ、うれしいですね。やられたらうちの子にする作戦続行中でしょうか。
7位 38票(10.4%) J1リーグ第17節 ホーム 浦和レッズ戦
当初、試合は土曜日の予定でしたが浦和のACL試合日程の都合により日曜の夜開催となりました。J1に昇格して浦和と同じリーグになった醍醐味はやはり大勢の浦和サポがアウェイに駆け付けるのを見ること。試合が日曜日になってしまったことは残念でしたが、それでも多くのサポーターがアウェイに来てくださいました。ACLの韓国から直接来てくださった方もいたようです。
その日は暑く、雨が降ったためドーム内の湿度が高かったはずです。過密日程でコンディションもいいとはいえない選手も多かった浦和にとってはつらい試合環境だったかもしれません。大分トリニータOBのGK西川選手に対して2点もゴールを決め、無失点で勝つことができたのは嬉しかったですね。
なんといっても2点目の小林成豪選手のスーペルゴラッソが素晴らしいです。前節のアウェイ神戸戦の得点と共に評価され、九州乳業さんの月間TVPに選ばれました。
6位 49票(13.4%) J1リーグ
第31節 ホーム ガンバ大阪戦
この日は大分市ホームタウンDAY&大分商工会議所サンクスデーと題して、先着10000名に片野坂監督のお面が配布されました。客席が片野坂監督のお面をつけた姿はきっと相手にとっても驚異だったことでしょう。
夏の移籍ウィンドウでガンバ大阪から在籍半年だった田中達也選手が移籍加入し、いろいろ話題になったこともあり、絶対に負けられない戦いでした。結果的に2-1で勝利。先制されながらも前半で追いつき、後半で逆転したことがすごくうれしかったのを覚えています。逆はたくさんあります。笑
1点目の得点シーンが好きです。小塚選手の素早いリスタートからの流れるようなゴール。DAZNもカメラのスイッチングがついていけていなくて、リプレイでようやく全貌がわかりました。
試合後には選手たちの勝利の喜びのパフォーマンスがありました。お面大活躍。
5位 54票(14.8%) J1リーグ第22節 ホーム ヴィッセル神戸戦
思い出がたくさんある試合です。まずJ1に昇格してからV.I.Pを抱えるヴィッセル神戸と対戦できること、その神戸を大分に呼ぶことができることに楽しみにしていた気がします。6月のアウェイ戦ではイニエスタ選手がちょうどお子さんが産まれるということでスペインに帰っていて見られなかったので、昭和電工ドームを走るイニエスタ選手が見られて感慨深かったです。
夏休みの集客が見込まれる期間に注目度の高い神戸戦がスケジュールされたのもありがたいことでした。アウェイサポさんも神戸と大分はさんふらわあでつながってるので来やすかったと思います。九州乳業プレゼンツみどり牛乳サンクスデーでみどり牛乳の200mlパックが配布されみんなで乾杯したりもしましたね。
そして3日前の寝耳に水だった藤本選手の神戸への電撃移籍発表。2018シーズンの活躍と2019シーズン開幕からの注目度から考えればあり得ることではありましたが、トリニータ在籍がたった1年半とは思えないくらいサポーターに愛され馴染んでいた彼だったので、衝撃と悲しみといろんな感情が混ざっていた気がします。しかも対戦相手と3日後に試合を控えているのに、わがホームで彼が神戸のユニフォームを着た姿を見るのかと思うと、変な気分でした。クラブ側もサポーターの衝撃を予測していたのか、公式発表には異例の社長と監督のメッセージも添えられていました。試合当日はサブメンバー入りしていた彼の名前が紹介されるときはトリサポで必死にブーイング、また後半途中出場するときにも必死にブーイングしました。2019シーズン2番目に多い公式来場者数26,085人のドームで行われるブーイングがいかにすごかったか。試合終了後は藤本選手が出てくるのを待っていた多くのトリサポ。ゴール裏を半周する彼にサポーターが手を振り拍手をし声をかけながら激励していたのも印象的でした。
あとは岩田選手vsイニエスタ選手ですね。うちのUSAの子が言葉もきっと通じていないのに対等にやりあっている姿を見てトリサポの親心が刺激されました。世界に見つかっちゃう!!来年に延期になった東京五輪にも無事出場して活躍してくれることを願います。
4位 57票(15.6%) J1リーグ第10節 ホーム サガン鳥栖戦
これもまたGWの集客が見込まれる日に、地理的に一番近いJ1チームとの対戦で、大分側のサポーターも鳥栖サポーターもたくさん来場しました。人がみっちり詰まったアウェイゾーン、バックスタンドを見てJ1に上がってきたことを実感しました。試合開始後にドームに行ったので席がどこも空いておらず、いったことのない2階席バックスタンドのアウェイ側の端っこの端っこまで空席を捜し歩いたのを覚えています。この日は袖スポンサーのゆこゆこさんによるゆこゆこスペシャルサンクスデーでもありました。
当日鳥栖の監督が欠席。のちに監督交代が発表されました。2019シーズンのトリニータは監督交代後のチームとの対戦が多かったイメージです。神戸とは対戦を通して3監督全部経験しました。
トーレス選手も先発で出場。トリニータOBの金崎選手も出場。
試合結果は2-0で勝利。たくさんの観客が入った試合で無失点で勝ち切れたのですごく盛り上がりました。
つづいて第3位の発表です。ここから得票数が跳ね上がります。
3位 130票(35.6%) J1リーグ第4節 ホーム 横浜・F・マリノス戦
ニャース!
9年4か月ぶりのJ1ホーム戦での勝利となったこの試合。開幕以降3試合負けがなかった横浜FMに対して2-0で完勝しました。うれしい!6年前に横浜FMからトリニータへ期限付き移籍加入してきてからずっとトリ戦士として戦ってきてくれた松本怜選手がこの試合にかける情熱は並々ならぬものだった様。いつもクールな松本選手の、1点目が決まった時のガッツポーズをする姿は普段なかなか見ることができません。アシストした松本選手とゴールした藤本選手の青森山田高組が2人セットで試合のMVPに選ばれ、試合後のインタビューも楽しかったです。横浜FMのゴール裏に挨拶に行きたかったらしい松本選手ですが、MVPのイベント等で時間が遅くなり、行こうと思った時にはすでに横浜FMサポーターさんが帰られていたため残念がっていました。
試合内容については以下の記事が大変勉強になったので貼ります。
2位 207票(56.7%) J1リーグ第29節 アウェイ 浦和レッズ戦
半分以上の方が投票したのはこの浦和戦。TBS系列 スーパーサッカーに片野坂監督が出演した時も、一番印象的な試合に挙げていました。
2019シーズン、フライデーナイトリーグが話題になりましたが、一切関係なかったトリニータにとって唯一の金曜日開催。でもただの金曜日開催。これまた浦和のACLの都合による開催日変更でした。平日にもかかわらずたくさんのトリサポが来ていました。ハーフタイムに仕事帰りでシャツの袖をまくり上げながら来られている方も。
ビジタースタンドに屋根がなく徐々に強まる雨の中、青いカッパを着て声をあげ飛び跳ねるサポーターたち。圧倒的に赤に染め上げられた埼玉スタジアムは0-0のまま時間が過ぎ、90分の高木選手のスーパーセーブにびっくりしつつ安心して、なんとか勝ち点を持って帰ってくれと願いながら見守っていたそのとき試合が動きました。倒れこみながらパスをして、相手選手にもボールがぶつかりながら、前へ前へと繋いでいき、後藤選手のヘッドによってゴール!!!あの時の感動は忘れられません。
昨年アウェイに出かけまくっていた1年でしたが、なんとなくサッカーを見に行くこともあって、楽しめているかな?行かなくてもいいかな?と考えることもありました。でもあんなゴールを味わってしまったらやめられなくなりますね。こんな興奮、高揚する瞬間を味わうためにサッカーを見てしまうのだと、みんなと分かち合う雰囲気を味わいたくて現地に行きたくなってしまうのだと、改めて感じさせられた試合でした。先の話でも出てきましたが、小林成豪選手が途中出場した神戸戦もそんな感じでした。70分からしか記憶がありません。笑
これも試合内容については素敵な記事があるので貼ります。
最後に栄えある1位の発表です!!ジャジャジャーン
1位 272票(74.5%) J1リーグ第1節 アウェイ 鹿島アントラーズ戦
およそ4分の3の方が投票してくださったのが開幕戦アウェイ鹿島アントラーズ戦でした。いやはやすごい。確かに2019シーズン、すべてはここから始まりました。
リーグ戦日程発表前に開幕戦カードだけ先行して発表されますが、アウェイ鹿島戦だと知った時の自分含めトリサポの動揺が今思えば面白かったように思います。確かにJ1に上がったからには、いつかは鹿島と当たるのは分かっていたはずですが、まっさか!しょっぱなから!アウェイで!前年度アジアチャンピオンの!鹿島さんと当たるなんて!!!!!いつかは対戦するんだから初めに当たっといてJ1の洗礼を受けておくべきかもしれない…なんて話もあったり。
1週間前の天気予報では雨だったので現地参戦を渋っていたのですが、みるみる予報が晴れてきて遂に弾丸現地参戦となったのでした。この試合を現地で見られたから昨年はたくさん現地観戦できたのかもしれません。
カシマスタジアムがグルメだという情報を手に入れたため、アウェイゾーンではなく4階席のチケットを取り、グルメも試合も堪能しました。完全四面楚歌のなか試合を観ていて、藤本選手の1点目は周囲が静まり返りすぎて何が起きたかわかりませんでした。大分ゾーンが喜んでいたので、間違いではなかった、ゴールしたんだ、と実感。試合終了時は小さくガッツポーズ。すぐさま荷物をまとめて大分よりの使者に合わせて口ずさみながら大分ゾーン裏に駆け出しました。たのしかったなあ。
DAZNで見返しても岩政さんが「わーおみごと!」と驚いていらして、そこを聞くのが好きで何回も見返したりします。
次の日のスポーツ新聞は大騒ぎ。もうこんなにトリニータが取り上げられることなんてないんじゃないかと思えるくらいの扱いでした。鹿島さんにとっても、サッカーファンにとっても、なによりトリサポにとってもビッグサプライズな結果でした。この勝利をもってトリニータはJ1で戦えるんだ、という自信にもなった気がします。第2節松本戦ですぐさま初心に帰らされることになりますが…笑 なにより藤本さんの全リーグ開幕戦得点記録や勇者ストーリーにも注目が集まりました。J2,J3時代はほぼ皆無と言っていいほど見ていなかったやべっちFCを毎週見るようになったり、スーパーサッカーが大分で放送されるようになったり、メディア露出度が増えたり、J1での過ごし方を思い出し、本当にこの試合からいろんなことが始まった気がします。
第1位から第10位までの投票結果このようになっています。3位以上の得票数のぶっちぎりがわかりますね。
2019シーズン開幕前にJ3時代も共に戦ったダニエル選手の訃報が入りました。病が進行しているにも拘らず選手生命をトリニータに捧げた彼に伝えたい。トリニータはあれからJ1にも昇格して前年度アジアチャンピオンにも勝利して残留して、来年もJ1で戦えるんだよ、と。あなたが一緒に戦った選手たちもいま一緒にトリ戦士としてJ1を戦っている。見守ってくれているかな?ありがとう。
またすぐさま記事をあげるつもりだったのに、途中まで書いて1か月ほどほったらかしていました。すみません。広島戦が楽しかったので思い出しました。そんなに書くことがないかなと思ってこの問を選んだのに、随分長々と思い出を書いてしまいましたね。例年だともう折り返しの時期ですが、今年はまだまだ始まったばかりです。どんなシーズンになるのか楽しみです。
今年のみなさんのベストゲームはどれになるでしょうか?
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