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自分らしく仕事をすることの大切さ
仕事で求められているのはなんだろうといつも考える。専門的な知識はもちろんだけど、それ以外のものの方が重要視されている気がしている。
自分の能力の限界や得意不得意を考えると、瞬発的に情報を処理するよりも、時間をかけて整理し論理的に整合性を保ちながら情報を処理することに長けていると思う。
瞬発的に質も高く処理できればいいけど、質を高くしようと思えば時間がかかるし、質の低い仕事はしたくないから、必然時間がかかる。
誰でも時間をかければいい仕事ができると言われてしまうと、私の良さはそこにはないことになり辛いけれど、感覚的には、私の丁寧な仕事はある程度評価されている。
つまり、相手をイラつかせるほどには時間はかかってはなく、仕事の質はまあまあ良いということかもしれない。
そう考えると、周囲には仕事の速さを極端に重視する同業者がいるが、実際にはそれだけが求められているわけではないように思うし、その同業者と同じようにできないからといって価値がないというわけではないのだろう。
つまり、理想の誰かと寸分違わず同じである必要はなく、仕事相手に対して敬意を持って接し、仕事に対して常に真摯でいるという姿勢があれば、仕事内容にドラマティックな活躍はなくとも合格ラインギリギリでも十分に求められる価値になるのではないだろうか。
もちろん、質を高める努力は怠ってはいけないけれど。
今日は他機関に出向だったために、特に何を求められていて、自分は合格点であるかについて思いを馳せ、結果そのような考えに至ったのだった。
自分の拠点で日々仕事をしているだけではこの考えには至らないかもしれない。定期的に出向があるために、相手の腹を探るような緊張感があると言える。
でも、駆け引きなど私にはできないから、結局誠実でいるしかないと単純に思い込んでいるだけかもしれない。でもそれでいい。それが私らしい仕事のしかたなのだと思う。
自分らしい仕事の仕方は、自分らしい生き方にもつながる。
自分のペースで無理せず成長しながら職業人になっていきたい。
自分のスタンスを確認できた今日の思索にありがとう。
そのきっかけをくれた今日の仕事にありがとう。
1日健康でいられました。
本当にありがとう。