最近のTrimどうよ? にお答えします
!!!!いつものように超長文・駄文につき閲覧注意です!!!!
!!ご気分のすぐれない方は読み進めないでください!!
Trim株式会社の決算は10月となっていますので今期も残すところ僅かな状況です。
毎年、決算前後は何かとバタバタしてしまうのですが、今年はあまりそういったことはありません(いまのところ)。
理由は四半期ごとにある程度資料をまとめられており、半期で主要なステークホルダーの皆さんに状況のご報告もできていることが大きいです。
9期はどうだったか(まだ終わってないけど)
というと予算に対して
売上:誤差10% 以内
営業利益(≒経常):200%程度
という着地になりそうです。
売上はセクション別会計で見ても計画に対してそれほど大きく外していない状況となり事業計画の精度があがったことを意味します。
逆に営業利益は想定よりも大きく上振れ昨年の1.1億から2期連続で過去最高収益を更新する見込みです。
今期の位置づけは昨期の
【危機を脱し、堅実な黒字企業となる】から
中期目標である【ベビーケアルームのリーディングカンパニー】への準備期間としていました。
そのために事業上の埋められていない領域へ新商品を投下したり、仲間集め、組織強化に当てる計画でした。
実際、製品としてはmamaro solana(屋外用ベビーケアルーム)や新型mamaro sofa(おむつ交換台、赤ちゃんスケーラーの一体型の授乳ソファー)をローンチ。
新事業として空間自体をプロデュースするmamaro spot(例:東京ドーム)、さらに未発表の新規事業もステルスで着々と準備をしている状況です。
これら9期に実現できたことにより当社は屋外にも対応した 世界初 ※ベビーケアルームの総合企業となりました。 (手前味噌ではありますがよくこの人数でやりきったなとメンバーを誇りに思っています)
※僕調べ(ググって)、僕基準(偏見に満ちて)での表現です。
一方で仲間集めや組織強化の部分はどうだったかと言うと正直あまりうまく進められませんでした。
新メンバーが与えるインパクト
新しくメンバーが入ってくるのは僕たちの力になりますし、仲間が増えるのは素直に嬉しいです。
一方で少数の弊社では一人入社することのインパクトは大量雇用している大企業とは格段に違います。
だからこそどんな人に入って欲しいか、どんな人ならマッチするか、どんなオンボーディングができて、逆にどんなサポートはできないのかなど、僕たちは全メンバーでありのままの僕たちの姿を見つめながら何度も議論してきました。
なぜ全メンバーで何度も議論したかというと会社の雰囲気が人で変わった経験をしているからです(正確には経営者として正しくコントロールできていなかったという点が大きいです)。
それ故にどうしても採用に慎重になっていたというのは否めません。
また社員のご家族に不幸があり改めて雇用主として社員の大切な時間を預かることへの重責を痛感し僕は採用に臆病になっていたとも思います。
そんな中でも9期は新たなメンバーを一人採用できました。
キャリアやスキルセットは十分ですし、そう遠くない業界からの入社なので前職での経験も活かしていただけるものと思っています。
実は僕たちは採用時に全社員が面談するというのを実施しています(応募者の皆さんには何度もご負担をおかけしてしまいますが)。
そして面談後に4段階で評価しメンバー全員で集まって議論する。というルールを設けています。
普通5段階や10段階で評価するのが一般的ですが弊社では4段階にこだわっています。
5段階なら3、10段階なら5といった【どっちでもいい】という判断をしてほしくないというのがその理由です。
Trimのメンバーは全員大きな裁量をもっていますし、今いる全員に将来Trimをひっぱていくリーダーの一人となり意思決定とその責任を担って欲しいと思っています。
その中で、採用という重要な要素をどっちでもいいと判断するようなことをしてほしくなかったのです。
自分でYes,Noを決断する。
自分の意見を持って議論する。
応募者と真剣に向き合う。
僕はTrimの仲間にはそういうことを求めています。
今回晴れて採用となった方ですが、
実は僕以外の全員が3以上(採用〜絶対採用)という高評価でしたが、
僕だけが2(不採用)という票を入れました(ゴメンナサイ!!!!)。
全員であつまり議論となったのですが
僕の印象とみんなが面接した時の印象に乖離があることがわかりました。
そこで再度お時間を頂戴しもう一度僕と面談させていただくことになりました。
僕の出した結果は4(絶対採用)。うなぎのぼりに好転しました。
(なぜかこの時言った「うなぎのぼり」という言葉が社内でうけました)
僕が最初に抱いた懸念を払拭する受け答え(ポジティブかつ建設的な意見)や顔色(初回は疲れているように感じました)も暗い印象から明るく前向きな印象に変わり会話もはずみました。また事前に当社について調べ、僕の記事なども読み込んでくれていました。
自分が働くイメージを持とうと工夫されているのも好印象でした。
この件を経て僕はそれまで以上にメンバーへの信頼が高まりました。
僕とは違い応募者を見抜き3以上(採用〜絶対採用)と判断したからではありません。
各々が自分の考えを持ち、自分の感じ方を表現し、判断に至った過程を説明し反対意見に対してもまっすぐに向き合い、落とし所や改善案を提案するという健全な議論を全員が行い、応募者に対して真摯に向き合っていたからです。
(ちなみに今いるメンバーの中には僕に3回落とされた過去を持つ者もいますので、いかに僕が見る目がないかってことですね トホホ)
新生Trimへの黎明期
Trimはまもなく9期を終え、10年という節目に向かっています。
何度かTrimという会社や組織は変化してきましたが、僕は今が、第二創業期なのではないかと考えています。
右も左もわからずに無鉄砲だった草創期を経て、未熟で他力本願だったが故に招いた絶望の暗黒期を経験し、それでも歯を食いしばり常に崖を背に戦い決して負けなかった変革期を超え、今、僕たちは新生Trimへと変わろうとしている黎明期なのではないか。
そんな気がしてならないのです。
メンバーひとりひとりが常にTrimにとって最良の結果になるように熟考し、即時行動に移し、適切なタイミングで相談や報告をしてくれています。
効率的に動くことで少数でありながら過去最高収益を叩き出し、一人あたりの営業利益は約 2000万円と大企業にも引けを取りません。
(参考とした情報ソース:https://toyokeizai.net/articles/-/605885?page=4)
外部からの当社への評価も一変し、これまでは土下座くらい頭を下げて(嘘、実際は土下座したこともあった)資金調達に奔走していたが、今では毎週のように銀行をはじめさまざまな金融機関や大企業の方々が魅力的な提案をくださいます。
mamaroの利用回数は100万回を超え、多くの利用者の方から嬉しい声や改善案のメッセージをいただけています。
導入施設さまからは追加での設置や既存授乳室についての相談もいただけるようになりました。
だが、しかし、But、
僕らの使命「よりよい子育て環境を提供する」からはまだまだほど遠い。
僕らの目指す世界に今の僕たちだけではたどり着けないから
社会なんて大きなものじゃなくたっていいから僕らと一緒に
まだ見たことない誰かの笑顔のために今一緒に悩み藻掻き
新しい命を育む誰かの役に立つ新しいものを生み出し続け
僕たちを育ててくれた人たちへの感謝を次に繋いでいこう
(ポエムみたくなっちゃった)
って思ってくれる奇特な方がいましたら是非ご連絡ください。
僕たちの第二章を一緒に駆け抜けましょう!
営業以外にもエンジニアなど幅広に募集していますので直接ご連絡いただいても大丈夫です!