※追記あり〔プレビュー〕20-21ラリーガ第23節ヘタフェVSソシエダ

(追記1)はじめに

はいどうもーとりっくです。今回は久保建英所属のヘタフェとの対戦ということで普段ソシエダを追っていない人も多く見られるかと思いましたので、試合を見るうえで少しでもためになれば良いなと思いプレビューを書かせていただきます。

この両チームの前回の対戦は第5節ホームのソシエダが3-0で勝利。

ソシエダは前節カディス戦では相手の守備のシステムをうまく攻略しており、さらに相手に退場者が出たこともあり4-1で勝利。リーガでは1か月ぶりの勝利となりチームの状態が上がってきたと思われた最中…

主将でチームの大黒柱のオヤルサバルがトレーニング中に右のハムストリングの負傷となりました。そこまでの重症ではないようですが1日でも早く復帰できるよう祈ります。

(追記1)

オヤルサバルが招集メンバーに入りました!!現地では超人的回復だと言われているみたいで出場の可能性が出てきましたね。

ただアルグアシル監督はオヤルサバルが前回の離脱から復帰して以降、同点時でも途中で下げることもありかなり慎重に起用しています。来週のELユナイテッド戦もあるので温存するのではないでしょうか。

一方ホームのヘタフェは前節のマドリー戦ではメンディを3バックの左に起用しマルセロとの併用というジダンの新プランに対策することができず2-0で敗北。ここ4試合勝てておらず次節はベティスとの対戦と上位陣との対戦が続く厳しい日程となっています。

予想スタメン

予想スタメン

ソシエダはCBのルノルマンが出場停止から復帰、中盤は前節にシルバが帰ってきたため悩みましたがゲバラ・シルバ・メリーノの3枚と予想。イジャラメンディがゲバラかシルバと代わるかもしれません。左ウィングをどうするかですがおそらく斜めのランニングが上手いポルトゥが使われるのではないでしょうか。

ヘタフェはCBのジェネが前節に引き続きカードによる出場停止、前節は途中出場だったハイメマタ、アレニャ、久保をスタメンに予想しました。久保と仲良しクチョがアレニャか久保のポジションで使われるかもしれませんね。

前節の両チーム

まずはソシエダから見ていきましょう。詳しくはこちらをご覧ください。

〔試合レビュー〕20-21 ラ・リーガ第22節 レアルソシエダ対カディス

相手の2トップに対してゲバラがCBの間に下りていき3バックを形成、さらにイジャラメンディがタイミングを見て下りてくることで3+1の形でボールを持つことができゲームを支配していました。

20-21 22 ラレアル攻撃 (2)

一方のヘタフェの失点シーンを見てみましょう。

1失点目のシーンでは

2失点目

次に2失点目

1失点目

1点目はヴィニシウスのクロスの精度は素晴らしかったしベンゼマが後ろからのボールを上手く合わせました。2点目もメンディが「そこまで持ち運ぶの!?」ってくらい切り込んだところから最後は自分がゴール前に飛び込むという見事なゴラッソでした。しかしこの2つの失点に共通する問題点として相手の3バックに対して制限がかけれていないところにあります。2トップに対してナチョ、ヴァラン、メンディの3バックさらにモドリッチが下りてきて3+1の形をつくり終始マドリーがボールを支配する展開となっていました。

3+1によりゲームを支配したソシエダと逆に支配されたヘタフェ、両チームのゲームプランはどのようになるのでしょうか。

(追記2)ヘタフェの守備戦術予想

前節では引いて守った結果ほぼノーチャンスで負けてしまったためこの試合では前からガンガンハイプレスを仕掛けてくるかもしれません。その場合にはこのような形を使うと思われます。

プレビュー ヘタフェプレス

ソシエダが3バックを作ったときにSHの選手(主にククレジャ)があいてSB がCBにボールを戻すのに合わせてSBに戻すパスコースを消しながらCBにプレスをかけるカバーシャドーの動きを用いるのではないかと考えます。この動きはエイバルの乾貴士が非常に得意としており、ククレジャも乾と同じくエイバルのメンディリバル監督の下でプレーしていたためこの動きは身に付いています。

しかしこうしたハイプレスには背後に大きなスペースができるという弱点があり、この広大なエリア1人でカバーできるCBのジェネが不在となっています。

しかしソシエダには配給が上手いGKレミーロがおり、前線にはスピードのあるイサク、背後への動き出しが抜群なオヤルサバル、ポルトゥといった選手が揃っています。

こうした条件を踏まえて、ボルダラス監督はハイプレスを仕掛けてくるのか、前節のままなのか、それとも別の形を用意してくるのか注目してみてみましょう。

ソシエダの攻撃パターン

ソシエダの主な攻撃での狙いは相手SBを釣り出した裏のスペースです。今回は左サイドで説明します。アンカーが下りて3枚でのビルドアップ時はサイドバックが幅を取りWGが裏を狙うことが多いです。2枚目の図のように4バックのままビルドアップをする場合はWGが幅を取りIHが裏を狙うことが多いです。ソシエダの選手たちはこの動きが叩き込まれており図の形だけでなく流動的に幅を取る選手と裏を狙う選手が入れ替わっていきます。エースのオヤルサバルはこの攻撃の申し子といっていいほどこの動きが上手いので一度他サポの方にも見てもらいたいですね。

ポルトゥニアゾーン

メリーノニアゾーン

さいごに

プレビューということで軽めに書くつもりが結構な量になってしまいましたEL前最後の試合ですので勝利して、ELのホームゲームでのユナイテッド戦(トリノ開催)に挑みたいです。書きながらすごい贔屓目なプレビューだなと自分でも思います笑 もちろん久保建英のことも応援してますよ!

長くなってしまいましたが最後まで読んでいただいた皆さん本当にありがとうございます。今後もラレアルを中心に記事を書いていくのでよろしくお願いします!!

ではでは



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