【No.5】採用工学のススメ ～なぜか応募者が次々と辞退していく企業へ、逆NGが起こるたった一つの要因～

No.5

━━━━━━━━━━━━━━採用工学のススメ━━━━━━━━━━━━━━━

なぜか応募者が次々と辞退していく企業へ、逆NGが起こるたった一つの要因

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みなさん、こんにちは。藤原ユウマです。今週も採用工学のススメをお読み頂きましてありがとうございます。

業績不振で話題のTwitterが傘下に収めた動画共有アプリ「Vine」の閉鎖を発表して、またまた市場はざわついています。Vineは「6秒という短時間動画」というコンセプトがウケて、全世界で4000万人以上とも言われるユーザーを抱えるサービスです。

主にティーンに支持されるアプリとして、おおぜきれいかさん、けみおくんといった国内インフルエンサーをテレビで見かけた人もいるかもしれません。そんなVineはTwitterが買収後、一時はApple storeでダウンロードランキング1位だったものの現在では284位まで下がるなど大幅に人気低迷しているようです。いやはや、人気アプリであり続けることの難しさを感じさせるニュースですね。流行の移り変わりとは早いものです。そうは言っても、ユーザー数や短時間動画プラットフォームという特性を考えると、サービス閉鎖はもったいない気もします。まぁ、本業の業績やPeriscopeへの注力、SnapchatやInstagramなどの競合サービスなど諸々あるのでしょう。

Twitterは本業サービス事態も収益が改善せず、買い取り先を探していますが上手く行かず。名乗りを上げていたGoogleやセールス・フォースなども手を下げることが報道されるなど迷走が続きますね。個人的には、Twitterは極めて便利な情報収集ツールの一つだと思います。興味・関心ある分野や個人の情報発信をタイムリーに確認できて、なおかつ「いいね」を押しておけば、スキマ時間などに効率よく情報収集できます。どこかが買収して多少課金が必要になったとしても、お金を払って使用したい自分のようなユーザーはある程度いるのではないでしょうか。この辺りはAmazonやNetflix、COSTCOなどのように月額会員制などを導入することになるのでしょうかね。今後も動きには注目です。

■6秒ビデオ共有アプリ「Vine」の閉鎖をTwitter社が発表　共同創業者は不満を表明

http://www.huffingtonpost.jp/techcrunch-japan/vine-close_b_12682670.html

大手IT企業のサイバーエージェントの決算が発表されました。2016年9月期（15年10月～16年9月）の通期決算で、売上高3106億円（前期比22.1％増）、営業利益も367億円（12.3％増）と、ともに過去最高を更新。内容を見てみると売上高ベースで、インターネット広告事業がおよそ1700億円、ゲーム事業が1200億円と好調でした。

サイバーエージェントの強さは変化できる体制にありますね。初期のサイバーエージェントを牽引してきたAmeba blog事業が成熟期に入ったと見切るや、社長肝いりの事業であってもしっかりと人員削減して別事業へ配置転換。そこからゲーム事業がしっかり育ち、その利益を今後はメディア事業、特にアプリダウンロード数が1000万に近づいているとされるインターネットテレビ局「Abema TV」など動画事業への投資に繋げています。市場の変化に応じて、自社の事業内容やリソース配分もきちんと変えていけるところに継続成長ができる同社の強さを感じます。

また、余談ですがインターネットテレビが流行ってきて便利になることは間違いないんですが、これからの敵はもはや既存のテレビ局では無いような気がします。エンタメコンテンツの最大の敵は、やはり「好きな人や友人との電話やチャット、デート」などだと思うのです。暇つぶしや何か時間が出来た時に心躍る体験は、Youtubeやマンガなどのコンテンツを見て楽しむか、もしくは彼氏・彼女や友人と連絡を取り合うという2強に収斂されて行くのかなと感じます。まぁ、いつの世もやはり色恋沙汰というのは強力なコンテンツなんですよね。

■サイバーエージェント社 決算資料

https://www.cyberagent.co.jp/ir/library/presentation/

さて、それでは今週の内容です。

【今週の目次】

１．採用が下手な企業ほど直面する「逆NG」

２．今週のトピックステーマ

３．気になるアイテム

４．お悩み人生相談 Q&A

５．読者感想コーナー

６．終わりに

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１．採用が下手な企業ほど直面する「逆NG」

数週にわたって整理してきた「企業が採用に失敗する4大要因」についても今週がラストになりました。