【旅行記】人類の宝を観に行ったら、吉田麻也のデビュー戦もついてきたお話。その⑤
2012/9/28にアップしたやつ。
「イングランドのフットボールを観にロンドンに行こう! 観光篇」です。
2012/9/16(SUN) ロンドン曇りのち晴れ
楽しかった旅も最終日だよ。
帰りたくない。totoBIGが当たっていたら、私はロンドナーになりたかった。
ロンドンと言えば霧と雨の都のはずですが、まあまあ良いお天気でした。ローマはあんなに雨だったのに。
ロンドンに愛されてるんや。
だから帰りたくないんや。
さて、今日はロンドン市内観光の続きです。
ホテル最寄りの駅はふたつあり、パディントンとランカスター・ゲートなのですが、今日はランカスター・ゲートからスタートです。
センター・ラインでリバプール・ストリート駅まで行きます。
この、リバプール・ストリート駅にも蚤の市が立つらしい。
市場大好きな旦那のたってのリクエストで、2日続けての蚤の市めぐりです。
ブリックレーン・マーケットに行ってきました。
近年はサブカルトレンドの発信地になっているそうです。
東京で言うなら、下北?
いつものことだが早く行き過ぎて店が空いてない。ぼちぼち、やったりましょーかー、みたいな空気感の中をぶらぶら。
お腹が空いたので、旦那がガイドブックで見つけた、24時間やってるベーグル屋さんでごはんをたべます。チキンベーグルです。ゆでた鶏胸肉がベーグルに挟んであります。ブリックレーン・ベーグルベイクと言うお店。
1.9ポンドくらいだった。
食べて思った──「味が無え……」。
イギリスの食事は、自分で塩とか胡椒とかかけて調味するんだと言うことにやっと気が付きました。
ノ L____
⌒ \ / \ でもそれは違うと思うお!!!!!
/ (○) (○)\ 提供されたそのままを食べて美味しいのが外食ってもんだお!!!!!
/ (__人__) \
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/ ヽ !l ヽi
( 丶- 、 しE |そ ドンッ!!
`ー、_ノ ∑ l、E ノ <
レY^V^ヽl
と日本人は思ってしまいますお。
その塩コショウだって、粗塩とかホールの黒胡椒ガリガリとかじゃねーし!ふっつーの、ふっつーの、テーブルコショーじゃねえかよ! S&Bかよ!
などとぶーたれつつ美味しく頂きました。
女王バンザイ! ってことなの?
そう言えばお土産屋さんでも、女王グッズ多かったな。あと、ニュースだと毎日ウィリアム&キャサリンのニュースやってたわ(もしかしたらキャサリンのパパラッチ写真が出回ったせいかもしれないけど)。みんな王室好き過ぎるだろー。
日本で天皇陛下グッズなんて売ってないし、感覚が全然違うんだな。
リバプール駅にもどって、オールドゲート駅まで地下鉄に乗り、そこから(地下鉄が動いてないので)歩いてタワー・ブリッジに移動します。
道すがらで出会ったバス。ちょいとクラシカルなモデル。かわいい!!!
15分くらい歩いて、見えてきたよ、タワー・ブリッジ。
渡った向こう岸から、撮ったよ、ロンドン塔。
今日のお散歩コースは、テムズ側沿いのバンク・サイドとやら言うところを歩きます。
セント・ポール大聖堂もきれいに見えます。
ちゃんとうきわも設置。
シェイクスピア劇場(グローブ座)のそばも通りかかりました。
そう、レスター・スクエアなんか見てても思ったのだけど、劇とかミュージカルとかの大衆娯楽の充実が(ぱっと見)すごい盛んなんだなあと言うのもロンドンの印象。音楽も映画も良いものいっぱいあるしな。良いな。ロンドン。
飛行機の中でシガー・ロスのフルアルバムが聴けるのなんてブリティッシュエアウェイズくらいだろう。
それに比べると日本はちょっと、物足りないかなあ。
今日の目的地その1、テート・モダンです。
ロンドンの近代美術館です。
ジャコメッティとか。
忘れたけどオランダの人の絵とか。※2021年註・モンドリアンでした
特設展はムンクでした。
ただ、ここ連日の長時間散策がそろそろ限界に達し、疲れやすくなっちゃって、あんまりじっくり観られなかったのが残念であります。
テート・モダン対岸の景色の解説図。とってもモダーン。
さて、朝から歩き通し(ゴハンもスタンドだったし)の我々、お昼が食べたいです。
さっき通ったシェイクスピアズ・グローブのそばのレストランに入ったよ。
とりあえずブランチプレートを頼んでみました。
うん、普通!
ってか、彩りが足りない! 緑はどこ行ったんや! 緑は!
さて、ここから大英博物館に行きますよ。
近場に地下鉄の駅が無いので、バスに乗っていったんリバプールまで戻ります。
車窓から撮った走るロンドナー。
ロンドンの人、とにかく走ってたわ。セント・ジェームズ・パークなんかも「皇居か!」ってくらいランナーがいたわ。良いね良いね。私もロンドンを走ってみたいな。
大英博物館に着きました!
ラムセス某の胸像。
エジプトの絵。
もうちょっとグロかったらあれだ、「ベルセルク」のベヘリットだ。
ぬーん。
正直に白状しますが、もう体力の限界でした。
ミイラ観て、メソポタミアらへんのもの観て、ギリシャとかそのへんの観て、日本の展示も一応観て、流して観て終わった。だって疲れたんですもの。
あと音声ガイドが長すぎて聴くのがかったるかったんだよ。
それと、なんか数は多いけど、わりとこじんまりしてた印象。もっとこう、魂を揺さぶるような展示品に出会えていたら良かったのかも。
完全流し見だったのに、それでも2時間くらいぶらぶらしないと回れない。噂にたがわず、広いです。
お土産が異様に充実していた。ロンドンではお風呂に浮かせるアヒルちゃんを色々アレンジしたお土産がたくさんあったのだけど(日本で言うところご当地キティみたいなもんかね)、ツタンカーメンアヒルちゃんとか、シェークスピアアヒルちゃんが売ってて、本気で買おうかと思いました。だってシェークスピアアヒルちゃんが「To quack or not to quack」って言ってるんだよ。かわいすぎるだろ。
空気が乾燥してたからか、えらい喉が渇いた。
地下鉄に乗ってピカデリー・サーカスに行きます。駅前のBootsとTESCOでお土産買うんです。
ピカデリー・サーカスの交差点の有名なTDKのカンバンと、エロスの像。TDKのカンバンは、HYUNDAIとSAMSUNGとシェアされていた。日本の企業もうちょっとがんばろうぜ。
ドラッグストアとスーパーでお土産を色々買いこんで、ピカデリー・サーカスからソーホーの中華街をそぞろ歩き、コヴェント・ガーデンに至る辺りで、お店も閉まりだしたので(日曜日は商店の閉店が早いようです)、またパブに行きましょう。と言うことで、このパブで一杯。
The Salisburyと言うお店。
生野菜に飢えていた私。ここでようやくサラダをゲット。一心不乱に食べました。
生野菜うめー!!!
旦那が、「どうしてもローストビーフが食べたい」って言うので注文してみたら、なんかよくわかんない味付けのよくわかんない薄い肉が出てきました。
もうね、僕たち、君たちのことがよくわかんないよ……。
しかし、ビールだけは奇跡的にウマイ。スタウトもエールも全部ウマイ。
不思議な国です。
イタリアにいた頃には全然食べたくならなかった日本食が食べたい。うどん食いてえ! ダシの効いたうどん食いてえよう! とかボヤきながら、宿への帰路に着きました。でも、また来たいなー。ロンドン!
パディントン駅の周りの店で、ワインとチーズ買って、飲んで寝ました。飲んでばっか。
2012/9/17(MON) ロンドン、たぶん晴れ
最終日です。
朝、まだ薄暗いうちに宿をチェックアウトして、パディントン駅に向かいます。
ヒースロー・エクスプレスのチケットを買って、乗って、あっという間にヒースロー空港。
チェックインして(重量オーバーで追加料金を40ポンド徴収されて)、羽田行きのBAに乗って。
寝て、寝て、本読んで(「鉄の時代」って本読んだ)、寝て、起きて、ボケッとしてたら、羽田着いた。
日本は9/18 4:50AM でした。
イミグレと税関通って、高速バス乗って、降りて、タクッて、1000円払ったらおうちに着きました。
なんだ! ロンドン近いじゃん!
また行こうっと。
特にトラブルもなく、非常に拙い英語(と、少量のイタリア語)でも楽しく過ごせました。連れともケンカしなかったしね。「これを観たい、ここに行きたい」を詰め込みまくった濃い旅行になりました。
楽しかった!
↓はお土産。
イタリアみやげ。これらパスタと、写真に撮ってないけど、パスタソースを買ったのです。食べるの楽しみ! うひひ。
ガナみやげその①。タンブラーとマグカップ。このタンブラー(左)が、今回のお土産の中でいちばんのお気に入り。
「KEEP CALM and CARRY ON」系のお土産、もうちょっと買っとけば良かったなー。
ガナみやげその②。マウスパッド。10ポンド。アーセナルのレジェンドが集結。会社で使ってます。
上のみやげに加えて、マフラーとか買ったら、こんなノベルティがついてきた。わー嬉しいー(真顔)
女子へのお土産。ケースがいかにも英国っぽくて可愛いなあと。オーガニックバームです。
さて、写真のネタも尽きました。
だらだらと書きました今回の旅行記。
おもしろおかしくご覧いただけてたら幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!