【映画感想】2時間かけて宝探し。そんな単館映画よもやま話。-1
2010年11月30日にアップしたやつ。
今から10年以上前の話ですが、中二病と高二病を克服した私は、そこから懲りもせず大二病に罹患しました。
大二病なんで、ちょっとオサレなものが大好きだったもんで、雑誌とかもSTUDIO VOICEだのHだのCompositeだのその他今あるのかもよくわからんサブカルっぽい雑誌を頑張って読んでたわけですが、そんな雑誌でレビューされてる映画は単館で上映されてるのが多かったんですね。なので、自然と、いわゆる、ツタヤのレンタル棚で「ミニシアター系」のところに置いてあるような映画をよく観に行っていました。ちょうど「Trainspotting」が単館映画の歴史を塗り替えるヒットを飛ばしたばかりの頃だったので、映画館自体もお客さんがよく入っていたし、いろんな映画をやっていたと思います。場所は9割渋谷で、たまに新宿と有楽町でした。
このテの映画は当たり外れがでかい、と言うのに気づいたのは3~4年経ってからのことです。なんかオシャレっぽい雰囲気にだまされたけど、別に面白くなくね!? みたいな。確かに誰もが認める巨匠の映画だったら全国ロードショーで封切ってるよねって言う。
ただし、ツボにはまると、忘れがたい映画に出会える率が高いのもやはりこっち系の映画だと言うのもまた事実。ちょっとリスクの高い2時間の賭け。最近はそんな気分で、レンタル屋の棚とにらめっこする日々です。
単館映画が一時期注目されるようになった一番のきっかけはやはり、上でも書いた「Trainspotting」なんでしょうかね。と言っても日本で公開された時は自分は高校生だったので、実際に観たのは大学生になるかならないかの頃に、家で観たんですけども。でも、映画のパンフは自宅にあるんですよね。これは、横浜駅の地下街の本屋でちょっとプレミア価格で買ったんです。多分、その頃の自分なりに、心に残るものがあったからだと思います。
ただ30歳になった今の感性であの映画を観た時、果たして同じように感動できるかと言われると、すこし自信がありません。
でも、「Lock, Stock and Two Smoking Barrels」は多分今でも楽しめると思う。
同じガイ・リッチーの「snatch」は観よう観ようと思って結局観そびれている。多分今のままだと一生観よう観ようと思い続けておばあちゃんになっちゃう気がする。
ガイ・リッチーと言えば、↓のCMってガイ・リッチーが監督やってるんですね。つい最近知りました。
同じころ、HOLEのコートニー・ラブが好きだったもんで、彼女の出てる映画も観に行きました。
真面目にやってりゃ結構良い女優になった気もしますが、かえすがえすも彼女の色んなところが残念です。ほんとにねー。
「200本のたばこ」のコートニーとか可愛いんですよー。ふつうに。
で、コートニー・ラブ=ちょっと付き合ってたエドワード・ノートン=ファイト・クラブ、という流れの発想なんですけど、「ファイト・クラブ」も10年くらい前の映画ですよね。でも、多分単館上映じゃなかったですね。失礼しました。エドワード・ノートンだと、「アメリカンヒストリーX」は、どうでしたかねー。忘れちゃいました。映画館で観てないしなー。
他に、この時期流行った単館映画ってなんだろうなー。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」とか「メメント」とか「ヴァージン・スーサイズ」あたりですかねー。どれも、タイトルにかこつけるなら、「2時間かけて見つけた宝物」です。自分にとっては。
なんか上のナイキのCMの動画はっつけたら満足しちゃったので、今日はこのへんで…。続きはまた今度。
レビューでも何でもないって言う。我ながらひでーな。