vol.2 ポルトガルへの留学準備
みなさん、こんにちは!Tricolorです!
前回の投稿から日が空いてしまい、申し訳ありません。
ポルトガル渡航の準備等で忙しくしていました。
改めてになりますが、私は2023年9月からポルトガルのコインブラ大学の
文学部附属の外国人向けのポルトガル語コース(Annual Course of Portuguese Language and Culture for foreigners)に半年間留学します。
今回は、前回に引き続き留学準備について書いていきたいと思います!
もしポルトガル留学に調べた人が、このページに辿り着いた時に、このポーじをみれば全てわかる!というふうにしたいので、前回の投稿の内容と重複するところもありますし、長くなるともいますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
それではスタート!
出発までの準備の流れは以下の通りです!
①留学に関して情報収集開始
②2023年9月〜半年間(1学期間)のポルトガル語講座へ申し込み
③学費の振込
④ビザ申請の準備
⑤大使館にてビザ申請、ビザ受け取り
一つ一つ細かく見ていきます。
ですが、一つだけ。準備はとにかく余裕を持って行うこと!これにつきます!
①留学に関して情報収集
これに関しては、根気が大切です。
募集要項を英語もしくはポルトガル語で読むこと、メールを送ること、メールの返信を待つことなど、根気のいることが様々です。
特に、ポルトガルの大学からの返信はかなり遅いです。おそらくこれができないと準備は何も始まらないと思うので、留学を決意したら早めに情報収集をしたり、コンタクトをとりましょう。
かといって早すぎても、行きたい時期のコースの内容などが載っていない事が多いと思います。僕も1月ごろにリサーチを始めて、2023年9月からの留学を考えていましたが、23/24の情報はほとんど載っていませんでした。
おそらく3月〜4月ごろから情報解禁や募集が始まるイメージです。
ただ、前年度のものと大きく変わることはないと思うので、情報収集を済ませ、あとは申し込むだけ!っていう状態が理想ですね。
②2023年9月〜半年間(1学期間)のポルトガル語講座へ申し込み
募集が始まったら、大学のサイトからオンラインで申し込みをします。
私が留学するコースは大体4月ごろから申し込みができるようになっていました。
申し込み自体は、必要事項を記入していくだけなので簡単です。間違いのないように丁寧に打ち込んでいきましょう。
③学費の振込
申し込みが終わったら次は学費を振り込みます。
これは、学生ビザを申し込む時に必要になる、「受入許可証(Acceptance Letter)」を発行してもらうためにも事前の学費の振込が必要になります。
なお、一度振り込んだら返ってこないので、そこだけ注意です。
学費は海外送金が主な方法になると思います。
ですが、現在日本の銀行から海外口座への振込の対応や審査が厳しくなっているようです。
私が振込んだのは授業料930ユーロと手数料20ユーロの合計950ユーロ、日本円で約15万円くらいなのですが、一度私が主に使用している銀行に依頼しようとしたら断られてしまいました。
両親の手も借りつつ、両親が使っている銀行などにも問い合わせたのですが、やはり銀行からの海外送金は厳しそう、、、。
どうしようと困っていたところ、とある銀行が「トランスファーワイズという海外送金サイトを使用してみては?」と連絡をくれました。
このサイトをしてみたところ、すぐに送金する事ができました!送金証明書もすぎに発行でき、銀行の方には感謝しかありません。
送金証明書とパスポートのコピー、送金日など必要な事項を記載・添付して大下区へメールを送り、受入許可証の発行を依頼します。
この受入許可証が波乱を巻き起こします。私が依頼のメールを送信したのは、6月6日だったのですが、発行されたのは7月26日でした。約1ヶ月半かかりました。
これは僕も発行にそんなに時間はかからないだろうと安易な気持ちでいたのも悪かったです。何度も追いメールをしたのですが、全く応答がなく、、。
これによりビザ申請が遅れることとなり、予定していた飛行機を変更せねば行けなくなりました。
とにかく、コインブラに限らず海外の大学からのメールの返信はかなり遅いです。
みなさんもメールでやり取りする際には気を付けてくださいね。
④ビザ申請の準備
受入許可証の発行を待っている間にビザ申請の準備が必要となります。
ポルトガルに91日以上(3ヶ月以上)の滞在を希望する場合は、ビザの申請が必要になります。
私は、中期滞在査証(E6)を申請しました。
必要な書類は在日本ポルトガル大使館のHPにわかりやすいところがあるので、下に貼っておきますので、こちらを揃えるようにしてください。
https://toquio.embaixadaportugal.mne.gov.pt/images/vistos/visa-e6_info-jp.pdf
この必要書類の中で注意すべき点のみ記載します。
・パスポートのコピーに関しては、カラーが望ましいとのことでした。できる場合はカラーでコピーしていきましょう。私は、モノクロのコピーを持って行ったのですが、その場合は担当の方がその場でカラーコピーにし直してくれました。
・ポルトガルへの滞在を可能とする残高証明書については、銀行で発行してもらうものになります。英文で発行してもらう必要があるので、銀行によっては発行まで時間がかかる場合があるので注意しましょう。自分は日本円で約100万円の口座の証明書を提出しました。名義は本人のが望ましいと思いますが、私は、父の名義のものを提出しましたが、時に大使館からは何も言われませんでした。
・犯罪経歴証明書は自分の戸籍がある地域の管轄の警視庁もしくは県警で発行してもらう必要があります。これも発行まで一週間程度かかるので、早めに申請しておきましょう。発行され受け取ったら、今度は外務省でアポスティーユ証明を受ける必要があります。外務省へ出向き、郵送での受け取りを希望する場合は、返信用封筒(レターパックライトまたはプラス)と共に、発行の申し込みをしましょう。アポスティーユ証明は3営業日で発送してもらえました。
・住居に関してはUniplaceで探しました。申し込みが済んだら、パスポートのコピーを添えてUniplace Custumor Careにメールを送ると、比較的すぐ住居証明を発行してくれます。Uniplaceはビザ発行の判断材料としては、かなり信頼のある会社のようなので、ぜひUniplaceで住居を探してみてください。
細々としたものが多くあるので、集められるものは早めに集めるようにしましょう。
⑤大使館にてビザ申請、ビザ受け取り
申請に必要な書類が全て揃ったら大使館へビザ申請の予約をします。
電話での予約ではなく、オンラインでの予約になっていました。
この予約フォームには日本語はないので、要注意です。根気強く頑張りましょう。
フォームの入力には全ての書類が必要だったので、全て揃っていなくても予約はできるのかを大使館にメールをしてみたところ、こんな返信が、、
「フォーム自体の入力は可能です。ですが、8月の予約は全て埋まっています。9月の予約の解禁をお待ちください。」
このメールを見た時、本当に血の気がひきましたね。私はいつだポルトガルへ行けるんだ、、また飛行機変更しなきゃじゃん、、。と
そう絶望しているところに大使館から一通のメールが入っていました。
「ビザ申請の予約に関してお話ししたいので大使館に電話をください。」
なんだろう、フォーム間違ってたかなあ?とか思って電話してみると、なんと「8月16日の13時にキャンセルが出たので、そこで来れますか?書類は揃いますか?」とのことでした。もうすぐに行きます!揃えます!と答え、なんとかビザの申請の予約をすることに成功しました。
そして、当日、全ての書類を持って大使館へ。何事も問題なく終わりました。
大使館側もビザがいつ発行されるのかは闇の中だそうで、一週間で発行される時もあれば、2ヶ月ほどかかる時もあるそう。そういうこともあるので覚悟していくこと祈っていてくださいねと大使館の方からの言葉を受け、発行を待ちます。
ヒヤヒヤドキドキの毎日でしたが、なんと二週間後にビザが家に届きました。
これでポルトガルへ行く準備が全て整いました。
本当に運が良かった。これに尽きると思います。
あまりビザ申請の予約以降は参考にならないかもしれませんが、焦っている人や不安な人にこんなこともあるんだなと少しでも勇気づけられればいいなと思います。
長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
もしわからないことなどあれば、コメント等いただけると幸いです。
次はポルトガルでの生活編でお会いしましょう!Até já!!