誘導が上手く行かない時に考えること
催眠誘導に失敗した時に考えることについて。
最初に言っておくと、どれも当たり前のことで、そんなの知ってるよ!となる可能性があります。また、私の個人的な考えであり効果があまり保証できないことにご注意ください。
そもそも何がしたいのか?
「催眠術」として現象を見せたい
「催眠」とは言わず現象を起こしたい
催眠術が期待され、その文脈で現象を起こしたいのか、或いは催眠の文脈は必須でなく催眠類似現象として起こしたいかを考える必要があります。
というのも、以前の記事でも言及していることですが、起こしたい催眠現象によっては催眠の文脈は不必要であるため、もしかすると「催眠の宣言」が誘導率を下げている可能性も考えられるからです。
観客の催眠に対するイメージが極端に悪い場合、催眠の宣言は不利に働くことがありますし、催眠をよほど期待されていない限りは、催眠であることを最初に説明しない方が何かと楽が出来ると私は考えています。
ここから先は
3,606字
この記事のみ
¥
1,000
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?