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note版『幽微』

マジックマーケット2022秋でも販売していた『不壊ふえ』のおまけであります。
(こちらも名称は適当なのでそのうち変えるかも知れません)

内容は殆ど同じなのですが、note版の方が圧倒的に文字数が多いんですよね…多分こういう前フリとか余分な話を挟みまくっているせいもありますが、それ以上にレクチャーを作る時は文字数を極力削る傾向があり、今回も過去の例と同じく半分以下にまで文字数が減っています。

手紙の冒頭で、急いでいたので文章が長くなることを許して欲しい、みたいなことを書いた過去の偉人もいますし、内容が変わらないなら文章が短い方が偉いと思っています(小説は別)

それと、noteは用途的にどうしても書き方が変わってしまうんですよね…

幽微ゆうび

現象や手技が非常に些細なもので、微かな身体の変化によって成立しいるため、「微か+幽か」で「幽微ゆうび」になっています。最初は「微」にしようと思ったんですけど、一文字だと締まりが悪かったので…

現象:

観客が保持しているカードが抜け、その際に観客は力が抜けた感触を得る。

  1. 観客にカードを持たせ、演者(or他の観客)が引っ張っても簡単に抜けないことを示す

  2. 演者が合図をするとカードが観客の手から簡単に抜けるようになる
    (観客は力が入らずにすっぽ抜けた感触を得る)

少し詳しく書くとこんな感じです。

カード以外でも簡単に破けない指先で保持できる物であれば何でも構いません。引っこ抜く際に怪我するものは論外ですが、袋入りのお絞りや割り箸の袋とかでもできます。

カードを使うのは『不壊』の前後にやるのを想定しているからです。

原案:

マジック・メンタリズム系ではありません。
稀にこの手の原理を利用しているのでは?と思うことはありますが、参考にしたのは古武術の技です。

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