催眠誘導を効率化する、たったひとつの考え方
催眠誘導の効率化に意味があるかはさておき…催眠誘導をする上で、最低限知っておいた方が良いよ、というモデルについての話です。
・催眠状態に誘導ができない
・狙った反応が起きない
この2つの問題をある程度解決することが可能となります。もちろん100%ではありませんが、知ってるか知らないかでは雲泥の差になるはずです(多分)
全ての催眠術のテクニックはこのモデルにあると言っても過言ではありません(ちょっと言い過ぎたかも?)
見かけ上、幾つかのアプローチが存在しますが、どれも最終的に通る経路が同じであるため、実質的に「ひとつの考え方」で催眠誘導は成立します。(催眠誘導が起こる生理的なメカニズムは現在でも完全な解明に至っていませんが、手法についてはかなり洗練されている印象です)
2022年現在における当モデルの問題点
ここで紹介するモデルは現在の催眠の考え方からするとやや型遅れだと言わざるを得ません。実際に催眠誘導をするに当たってはこのモデルでも問題はありませんが、理論から言えば幾つかの穴が存在します。
最近の催眠に対する考えについては以下の記事をご覧ください
繰り返しになりますが、現在の理論的に一部整合性が取れないだけで、実用上、催眠誘導をする上では当記事の考え方はまだ有用です。
モデル
では、早速解説を始め…ようかと思いましたが、先に下の図を御覧ください。
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