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催眠誘導とコールド・リーディングの美味しい関係
催眠をやる上でコールド・リーディングのテクニックが結構使えますよって話です。
ミスター・ヒプノシスなんて称されるミルトン・エリクソンもリーディングが上手かったという逸話がありますし、催眠の技術とリーディングの技術は結構似ているんじゃないかとも考えています。これについてはブログの方でも言及しているので、気になる方はそちらも御覧ください。
で、今回はリーディングの中でも特に話術の意味でのコールド・リーディングのテクニックで催眠誘導の前に使える物について触れていきます。
催眠にコールド・リーディングを取り入れる3つのメリット
・ラポールの構築に役立つ
・被験者の期待を高める / 被験者の不安を煽る
・ユーティライゼーションへの足がかり
ラポールの構築に役立つってのは、コミュニケーションのスキルとしてコールド・リーディングのセミナーなどがあることからも分かると思います。占い師がどうやって信頼を得ているのかって話も同じで、話術的なテクニックで信頼を得られるのであればやるに越したことはありません。
態度や雰囲気と言った簡単に変えられない要素ではなく、体系化されたテクニックでラポールが構築できるのは大きなポイントだと言えます。
被験者の期待を高める / 不安を煽る、これは私が最も利用しているテクニックで詳しくは後述します。同じことをやっているのにも関わらず、被験者の期待を高めることで催眠誘導を受け入れやすくなるか、不安を感じることによってより催眠状態に自らを当てはめていくかの違いが生じます。
また、リーディングの利点は相手の状況を自然に聞き出せることが挙げられます。これは実際にリーディング(コールドでもタロットでも)をやってみればわかりますが、思った以上に相手から情報を投げかけてくることが多く、それを催眠誘導に役立てることができます。いわゆるユーティライゼーションを行うための情報を自然な流れで引き出すことができるのと同時に信頼を得られるため、効率が上がるわけです。
(noteの投稿ではどうも「効率」って言葉が良くでてきますね?)
ということで、コールド・リーディングの知識、と言わずテクニックを身につけておくと役に立つってことを実体験と併せて紹介していきます。
なお、コールド・リーディングについては以下の2冊を読んでおくことをオススメします。
まずはこちら、イアン・ローランド氏の『コールド・リーディング』。ダレン・ブラウンの推薦図書でもあります。日本で出ているコールド・リーディングに関する本や投稿、情報の殆どは元ネタを辿ると大体ここに行き着きます。
2冊目はこちら。上述の本をダウンサイジングした感じの本ですが、これはこれでまとまっているので持っておくとちょっと便利です。なお、定型文はお世辞にもそのまま使えものとは言えません。実際に使う際は自分の話し方や雰囲気に合った違和感のない形に作り直す必要があります。
より深く知りたくなった方は、眉村神也氏のセミナーに参加すると本には載ってない見極め方などがたくさん飛び出てくるので、ステップアップをしたい方は是非参加を!(セミナーの手伝いをしているので露骨なダイマをしています)
催眠で最も使えるコールド・リーディングのテクニックは…
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