ロイヤルパークホテルのほうじ茶アフタヌーンティー
まだまだ外出を大ぴらにすることは躊躇われる時勢ではありますが、誕生日が近いこともあって、東京・日本橋のロイヤルパークホテルで期間限定で行われている『ほうじ茶アフタヌーンティー』に行ってきました。
ロイヤルパークホテルは、東京の水天宮前駅直結の老舗ホテルです。アフタヌーンティー以外で何度かお世話になったことがありますが、ちょっと古めかしさを感じさせるところはあるものの、どのレストランの食事も美味しく、落ち着いた雰囲気の中で過ごすことができる良いホテルです。
そんな、ロイヤルパークホテルが、老舗ほうじ茶専門店「森乃園」とのコラボしたアフタヌーンティーを提供するということで、非常に楽しみにしながら伺いました。
アフタヌーンティーでは、通常のフリードリンクメニューにあるコーヒーまたはティーかほうじ茶をいただくことができます。
勿論、ほうじ茶が今回のメインではあるのですが、フリードリンクメニューに載っているフレーバーティーもすごくよかったです。マスクをしていても香ってくるフレーバーは、スーパーなどで購入できるフレーバーティーとは一線も二線も画します。ノンカフェインのルイボスティーがメニューに含まれているのもありがたいですね。
食事について、最初に出てきたのはスコーンです。ファッションプレスの商品情報には、プレーンとシナモンのスコーンとあったのですが、みたらし味のスコーンが出てきました。プレーンのスコーンもホロホロで非常に美味しいのですが、みたらし味のスコーンは、それに加えて、醤油のしょっぱ味がアクセントになっていて、ほうじ茶によく合いました。添え物のジャムやバターもどれもクオリティが高く、個人的には果実感のあるジューシーないちごジャムが好きでした。
スコーンを食べ終わったら、お待ちかねのプレートです。どれも非常に美味しかったのですが、全部の感想を言っていると記事がいくらでも長くなってしまうので、その中でも気に入ったものを紹介します。
まず、上記写真の中段左にある緑色のマドレーヌ。こちら、抹茶ではなく、よもぎのマドレーヌです。サイズは小さいのですが、食べてみると口いっぱいによもぎの風味が広がって、爽やかで春らしい味を感じることができました。よもぎ餅より、よもぎマドレーヌの方がいいかもと思わせてくれる一品でした。
次に、同じく中段の右にある黒いチョコレートの塊のようなもの。こちらは、ほうじ茶のテリーヌです。見た目からガトーショコラのような甘い感じを想像しますが、ほうじ茶をぎっしり濃縮したような味わいで、甘さもしつこくなく、このメニューの中で最もほうじ茶の美味しさを感じられる一品でした。
最後に紹介するのは、ピンク色の土瓶型のチョコレート菓子です。土瓶についている鯛焼きが非常に可愛らしいです。パーツごとに異なるチョコレートを使っているので様々な味を楽しむことができます。土瓶の取手は普通のチョコレート、敷物は抹茶味のチョコレート、たい焼きはキャラメル味のチョコレート、土瓶本体は最近話題のルビーチョコレートで出来ています。
どのチョコレートも甘さがくどすぎず、また土瓶の中には甘じょっぱいナッツが数個入っているので、甘い口の中をリフレッシュすることもできます。こういった配慮も嬉しいですね。
正直、最初見た時は「小さいお菓子が並んでいるだけだから余裕!」と思っていましたが、食べ進めていくと、思ったよりもボリューミーで満腹になりました。今回紹介しなかった品についても、どれもクオリティが高く美味しいものばかりだったので、お茶も食事も全部満足できたアフタヌーンティーでした。
このコラボアフタヌーンティーは6月末までやっているので、興味のある方は是非行ってみていただければと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?