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【コラム】ジョニー・マーに憧れて
私の名前はぴよむにだ。
Rickenbacker330。
それはギターというよりリッケンバッカーという楽器だ。
私はジョニー・マーに憧れて、このギターを購入した。
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ジョニー・マーは元The Smithsのギタリストで、The Smithsで活動した後さまざまなバンドでギターをプレイし、現在はソロで活動している。
彼自身がコメントを残している通り、彼のギタープレイは唯一無二のサウンドで、あらゆる楽曲に参加しても彼のギターの音だとわかる。
ジョニー・マーは現在でこそフェンダー・シグネイチャージャガーを弾いているが、このリッケンバッカー330を弾いていた時期がある。
ギブソン355やギブソンレスポールを弾いていた時期もあるが、私はこのリッケンバッカーを持ったジョニー・マーの印象が強い。
購入したがいいが、当時はバンドを組んでおらず、ソロで音楽活動をしていたので使用する機会がなかった。ギタースタンドに立てかけ眺めては、リッケンバッカーを持ってステージに立つ様子を想像する日々だった。
程なくしてひょんな縁からバンドを組むことになり、ようやくリッケンバッカーが陽の目を見ることとなった。
弾いてはみるものの、やはりギターというよりかはリッケンバッカーなのである。
ピックアップの独特なサウンドで、ヘタなエフェクターなどをかけた日には凶暴化する。
それでも、クランチサウンドは滑らかで清らかな川のような音がする。
当時ジョニー・マーに憧れてアルペジオばかり練習していたので、リッケンバッカーでもアルペジオを引き倒した。
私は大してギタープレイがうまくない(むしろヘタクソと言える)ので、宝の持ち腐れかんは否めない。
しかし、憧れとリッケンバッカーを持ってバンドでステージに立ちたいという思いだけが、私を突き動かし願いを実現させた。
やはり、私の人生において夢とは願って行動し続けることで、それとなく叶ってしまうもなのである。