ドンブラ湖畔
暫く続いた
木の生い茂る
道を抜けると
急に
水のにおいがして来た
アイウェオもそれを
嗅ぎつけたのか
突然狂ったように
はしゃぎ始めて
真っ赤な瞳は
さらに赤く
奇妙な形相を
呈している
朽ち果てた
立て看板は
読めないこともないが
ところどころ
文字は掠れて読みづらい
ドンブラ湖畔
それがこの湖の
名前らしい
◆ 戦利品 ─【畏怖】
暫く続いた
木の生い茂る
道を抜けると
急に
水のにおいがして来た
アイウェオもそれを
嗅ぎつけたのか
突然狂ったように
はしゃぎ始めて
真っ赤な瞳は
さらに赤く
奇妙な形相を
呈している
朽ち果てた
立て看板は
読めないこともないが
ところどころ
文字は掠れて読みづらい
ドンブラ湖畔
それがこの湖の
名前らしい
◆ 戦利品 ─【畏怖】