活躍するSSWたち。
崎山蒼志と七尾旅人編
行ってきました!崎山蒼志と七尾旅人のクアトロ!!!
そう、あれは5月のサンプラザ、カネコアヤノのライブの帰り道。
弾き語りも良かったな~なんて思いながらぴあを眺めつつ、あ、崎山君観たい!一回くらいは観ないと!と思って検索をかけたら、な、なんと!崎山君七尾旅人とやるの?しかも今日発売?これって運命じゃん!なんて思い申し込み、時間になって早速ポチってみました!
ビジー
ビジー
ビジー
3時間つながらない。こりゃさすがにみんな観たいか、無理だよなーなんて思ってたらやっとこ申し込みだけはできました。
でも当たらないよなー、とほぼ確信していたらなんと!
当選!
まず、番号はそんなに良くなかったんですよ。で、当日。まぁ観れるだけいいよね、なんて思ってたら、さすが崎山君と七尾旅人ファン。わざわざ後ろを陣取る人も多数。なんやかんやでまん真ん中4列目で観れるという幸運。神様、僕にSSW編書かそうと思ってるなという良い展開に笑
そう、確かに最近SSWづいてるなって感じしてたんですよ
崎山君もそうだけど先のカネコアヤノ、Predawn、小山田荘平、君島大空、フジロックではジャックホワイトもかっこよかったし中村佳穂は最高だしハナレグミに至ってはコーネリアスとどっこい。もちろん崎山君も七尾旅人も最高でしたよ!
そこで配信じゃなくて生ですよ!
高まるわけですよ!!!
まずは七尾旅人から
まずは七尾旅人からなんて言っていますが最初は崎山君なんですよ。崎山君のツアーなので崎山君がトリなのはまぁ当たり前なんですが大先輩の七尾旅人をオープニングアクト扱いするような野暮じゃないのが崎山君。
七尾旅人の前に「尊敬する大先輩」としてご紹介。そして七尾旅人の入場。
美しいじゃないですか。音楽を愛する者同士の称えあい。
そして七尾旅人。崎山君に呼んでもらえてうれしかった、とのことで若いころの曲を連発。天才少年として登場した七尾旅人。自分が十代のころお兄さん、おじさんに囲まれ、負けてたまるかとやっていたそう。その当時の記憶が崎山君への思いに重なるそうで。自分をアピールするステージというより崎山君に捧げるステージ。本人も崎山君に捧げる手紙、と称していました。それがもう背筋にビシビシ来る!心ウルウルですよ。
きみはうつくしい
もともと感受性の強い人たちが集まる傾向にあったんでしょうね。この曲知らない人もたくさんいたはず。でも会場大号泣です。特に女子。嗚咽になってる子もいる。崎山君を観に来ているのに(まぁ僕のように年配者もいましたが)七尾旅人でもうおなか一杯になっている様子。でも僕たちの音楽欲は果てしない。
そう、サーカスナイトは不要だったんですよ
サーカスナイト、やりませんでした。もう徹底して音楽に浸る、ヒット曲でみんなで盛り上がる!なんてないわけですよ。音楽に没頭していく。
どんだけストイックかってわかるから一応知らない人のためにサーカスナイト貼りますね。どんんだけかってわかるから。
これやらないんだから。
ラスト?ラス前?でようやく、というかやっとこ崎山君が好きな湘南が遠くなっていくという構成。
崎山君への愛に満ちたステージで終了と思いきや、崎山君と二人のコラボ曲も最後一曲やってくれました。
崎山君が歌とギターパート考えたっていう。
これ聴いたときからね。うすうすと感じたんですよ。もうね、最高。正直オルタナティブな印象も。
そこなんですよ!書きたいの!
崎山君登場!
まずはいきなりエレキで!
しかも打ち込みの五月雨!
これ、ノイズマニアの僕にはたまらない!
そうこれなんだよ!これっていうくらいギターの破裂音の連発!
今まで誰も取り組んでこなかった破裂音のノイズギターがテンションマックスで張り詰める。緩むすきがないんですよ!
そこからアコギに持ち替え所謂例の「俺押さえ」と呼ばれる独特の和音から繰り出される崎山節はもちろん、長谷川白紙とのコラボ曲まで崎山ワールド堪能。
崎山君も売れようと今の曲中心というより集大成的な感じ?
今が旬のアーティストって最近の曲をメインにかけて新しいアルバムを売ろうって傾向あるんですが崎山君に関しては一切皆無。
というか1曲目で五月雨テクノバージョンやったから人力でもやりますって笑
14歳の時の曲2回も演るか?笑
もうやりたいことやってるだけ笑
素敵すぎます笑笑
で生で聴いて気づいたこと
俺押さえの和音は極上なのは知っていました。破裂音も正直想定内。
でもね、ルートにとらわれない和音のメロディアスさ!
これはね気づかなかった。簡単に言うと君島大空はネロディーの人なのにリズムがすごい、崎山蒼志はリズムがすごいのにメロディもすごい。
ここ。両アーティストとも観る前からはうすうす感じていたけど顕著な特性として感じられたこと。
今一番の推しの君島大空と肩を並べる凄さ!
でもね、勝ってるところ。
君島君のライブってショーだったんですよ。極上の。コーネリアスの影響ありそうって感じの。
でも崎山君はライブ。
アンコールで分かります。大きくもなく小さくもない崎山蒼志をぶつけてくる。
ロックだなって。
国ですよ!
魂の歌。
皆さん!今は個の時代ですよ!
9月には折坂悠太も観に行きます。
また羊文学やWisely Brrothers、リーガルリリー等、それぞれ塩塚モエカ、真館晴子、たかはしほのかのばんどじゃね?って思えるようなアーティスト性の高いバンドもあります。
バンドとしての融合ももちろん楽しい。しかし個の力を楽しめる時代でもありますぞ!
ぜひチェックを!!!